居酒屋 海ぼうず本店@静岡 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

 

企画が企画だったおかげか、前回までの静岡シリーズはふだんよりも

パーンとアクセス数が跳ね上がった。

読んでいただいた皆様、ありがとうございます。

当時生まれていなかったオレがこんなことを書くのもオカシイが、オレの

記事をきっかけとして、あの事件の背景に興味を持っていただければ

幸いである。

メディアの報道だと、どうしても「鉄球」と「リンチ」のイメージしか浮き彫りに

鳴らないと思うので。

 

 

さて、今夜はシリーズ番外編。

スナックバロンにゆくまえに軽く一杯。

ゆく場所が場所だけに、そして思い切っていろいろ聞くという勢いをつけるために

酒の力を借りないといかんと考えていた。

スターウォーズ的にいえば、フォースを身につけるということ。

 

いったらいったらで呑みがメインになるだろうということもあり、

訪問前にどこかの居酒屋で静岡おでんでも腹に入れておこうというのが当初の

予定。

 

①で画像にて紹介した2カ所のおでん横丁もとても魅力的だったのだが、

ちらっと覗いてみると、どの店も早い時間から人が入っていて、さすがのオレも

このアウェイでひとりでは暖簾をくぐりづらい。

 

よって今回は初心者でも入りやすそうな大きな店にした。

 

『居酒屋 海ぼうず本店』

静岡県静岡市駿河区南町6-11海ぼうずビル3F

HPはココ

 

 

道路の向こう側から建物全体的に撮影してしまったが、「海ぼうず」は向かって

右半分。

しかし、海ぼうずビルって……(笑)

 

静岡出発前にサイトで駅周辺にある静岡おでん居酒屋を検索しておいたのだが、

入りやすそうな店舗が2つほどあり、そのうちのひとつがここだった。

 

金曜とはいえ、夕方17時前。

それでも入ったら既に多くの人で賑わっていた。

地元ではかなりの人気店のようだ。

 

ひとりだったので、カウンターの角の空席になんとか座れた。

 

まずは1杯。

生ビール 500円

お通しは店員さんが数種類運んでくるので、その中からひとつ選べる。

鶏肉のコロコロしたようなのがあったから、それを選んで口にしてみたら

肉じゃなくてナッツだった(爆)

 

 

ぷはーっ。

んまい!

4時間くらい電車に揺られて、ひとりで未踏の街をふらついてから入った酒場で呑む

酒は特別うまく感じるものである。

 

そして、静岡に来たらやはり静岡おでんを食べないと。

今まで食べたことないだけに興味もあった。

 

「静岡おでん盛り合わせ7本」 800円

 

 

これが噂の串にささったおでんか。

 

メンバーは、

ちくわ、黒はんぺん、牛すじ、大根、ソーセージ、たまご、しらたき。

具にとって不足はない。

 

ふりかける粉は自分のお好みで調整。

 

うまい。

おでんだけに、とくにパンチがあるとかではないが、酒の肴にはかなりあう。

 

最初の一杯を空けたので2杯目は

「静岡すっぱミカンサワー」 490円

 

 

すっぱいにはすっぱいが抵抗はなくふつうに呑めるすっぱさ。

 

フードも軽めなものをもう一品だけ。

 

「豆腐」 300円

 

 

おでんを同じ出汁だろうか。

浸み込んでてこれまたうまい。

 

せっかくだから、もうちょっと呑んだり食ったりしたかったのだが、呑みの本番はこれから。

ここは勢いづけに過ぎない。

 

ここでべろんべろんになってしまったら、このあとバロンにいって思考が働くなってしまう

リスクがあるんで、口惜しながら2杯2品で店をあとにした。

 

店は5時過ぎにはもうほぼ満席になっていて、あとから入ってきたグループは系列店に

案内されていた様子。

本当に人気店のようだ。

 

横丁のほうも気になるが、こちらは他所から来た単独の人間でも気軽に入れる雰囲気の

店だから、静岡に来た際はバロンとセットでまた来たい酒場だと思った。