ぎょうざの満洲攻略戦 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

うう……しくじった。


月末、とある温泉のとある宿に一泊ひとり旅でゆこうと思っていたのだけれど、

梅雨明けの予想がでるタイミングをみて、できりだけギリギリで予約いれようとしていたんだが

先日空室状況の更新確認したら、狙っていた日の狙っていたプランだけ急に満室に

なってしまっていた。無念。


そんな遠くいうちに温泉記事をお届けする予定だったけど、ちょっとだけ先送りに。



さて本題。


少し前に用事があって久々に聖蹟桜ヶ丘に自転車でいってきたのだが、ちょっと訪問して

いなかったうちに新しい店とかがたくさんできていた。


その時、偶然にもあるお店が聖蹟桜ヶ丘にも出店しているのを目にして驚いた。

それは『ぎょうざの満洲』


名前はいろんなところで聞くけど、残念ながら近所にはなかったお店である。


最初に発見した時は別用事があったので立ち寄れなかったのだが、気になったので

後日土曜日に改めて訪問してみた。



『ぎょうざの満洲 聖蹟桜ヶ丘店』

HPはココ



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上の画像は食べ終えて出た際に撮影したモノなので右側入口付近に人がうつっていないが

訪問時はまだお昼ちょっとまえだったにもかかわらず、店内から外までギョウ列が発生。


店内でも順番待ちが数組いて、そこから外までゾロゾロ。

やはり有名店にして人気店らしい。


順番が巡ってきたら店員さんが案内してくれるというので、とりあえず数分間ならんで

待った。


店内まできたら、満洲入国手続きはもうすぐに思えた。



man2

あまりパチパチ撮れなかったが店内はわりと広め。

テーブルとカウンター。


オレは中央のカウンターに案内された。

カウンターといっても、真ん中に仕切りを作って互いに顔を見えないようにした長卓のような

カウンターである。


隣りの席との間隔が狭めなので、このカウンターはオレはちょっと苦手かもしれない。

しかも先客としてすぐ右側に座って瓶ビール飲みながらラーメン食べていた男性が

なんとなくいやな感じだ。


やくざとかそういうことではない。

なんといっていいかわからないけど、「飲食店においてはすぐ近くに座ってモノを食べたくないようなタイプ」といえば伝わるだろうか?


上下ぼろぼろヨレヨレの服を着ていたから、最初はガテン系の人が食事休憩していると思ったのだが、改めてみるとそうじゃなく、ただ異様に汚い私服……

そして、ほぼ麺を食べ終えてスープしか残っていない丼を両手で持って、「ズズズズ……」と、

ものすごく汚らしい音を立てながら、数回に分けてスープをすすっている。

挙動もあやしい。



なんかオレがひとりでどっか店に入ったりすると、こういう人の隣りに案内されることが多い。

あるいは、オレが先にその場所にいたら、あとからヘンなのが入ってきてオレの隣に座ったり。


作家の原田宗典がエッセイで「自分には変な人をよく引き寄せるなにかがある。電車のなかで

座っていても、変な人間が乗ってきてなぜかわからないけど自分の隣によく座る」と書いていたが、それについてオレはもンのすごく共感した。


今、通勤に利用している電車も毎回決まった時間にホームにすべりこんでくる車両に乗っているのだが、オレが乗った駅の次の駅で、推定50歳くらいの変なというか、頭くるオジサンが乗り込んでくるのだ。

そして、なぜかそのオジサンはかなりの確率でオレの隣に座る。


体全体からオレをも凌ぐ負のオーラを放っており、死んだ魚のような目をしてシートに座る。

座ったら、ポケットからスマホを出し、それを膝の上においたリュックの上にのせて画面をテレビ

にして黙ってみている。


そこまでならば別に誰に迷惑掛けているわけでもないので構わない。

だが、問題はそこからだ。



そのオジサン(オレのなかではもうジジイと呼びたい!)は降りる駅につくまでの約20分間

ずっとスマホのテレビ画面を凝視したままなのだが、目を画面にやったまま、いつも片手の

指で鼻くそをほじりだすのだ。マジで毎日。


隣りやすぐ近くでそれをやられるだけでもものすごく不快なのに、さらなる問題はそこからである。


ひじって鼻くそがついたその人差し指を胸の高さまであげて、そこで親指と思いきり

スリスリとこすり合わせては、指についた鼻くそを周囲にまき散らすようにして落としているのだ。

これをすぐ隣りでやられた時の気分を察していただけるだろうか。


だから最近はあえて車両をひとつずらしたりしている。


以前、その人が車両に乗ってきた際、オレの隣には座らなかったのだがその時隣に座られた若者が顔をみた瞬間、怒ったような顔で向かいの席に移ったから、もう有名な常習犯なんだな、

きっと。



話が思いきりズレたが、今回のテーマは「鼻くそオジサン」ではないし、そんな内容を記事に混ぜて紹介したら、ぎょうざの満州サンからも、イメージが悪くなるからやめろ!といったクレームを

ウケそうなので軌道修正して満州へ戻る舵をとろう。


とにかく思っていた以上にぎょうざが安い。



焼餃子が6コで210円(税抜き)




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ライス、スープ、お新香がついたセットも定食にしても360円と税。


ダブル餃子定食というのもあり、そちらは餃子12コで510円と税。


気軽にぎょうざ気分の時はありがたい価格設定である。



今回は初訪問ということもあり、腹は減っていたが6コとライスのセットにした。



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ぎょうざ一粒が思っていたよりも大きくて驚いた。


そして画像では確認できないかもしれないが、なんとハネつきではないか。

6コ全体をキチっとまでした四角形で囲んだような、多少わざとらしいハネではあるが(笑)



うん、美味い。

ずば抜けて美味いというわけではないが、コスパを考えるとお見事で流行るのも頷ける。


中盤ではぎょうざをライスにパイルダー・オン。



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ぎょうざファンとしてはかなりいい店だから、また行きたいとは思うんけれど

家から自転車で20分くらいかかるのがネックだ。


もっと近所に出店してほしい。