お笑い女群発生 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

疲れた。眠い。久々ガチで書くことない(笑)


従って、今回はホンットにどうでもいい記事。

前からちょっと気になっていたけど記事にするまでもないと思って書かずにいたコト。


熱烈ファンとまではいかないが、多少はCDも持っている「筋肉少女帯」というバンドがある。

男だけのバンドなのに「少女帯」

しかも「隊」ではなく「帯」である。


最初にそバンド名を聞いた時は摩訶不思議なイメージをもった。

のちにヴォーカルの大槻ケンヂがインタビューか何かでこう答えていたような記憶がある。


あるテレビ番組を見ていたら、筋肉ムキムキのボディビルダーが出ていて、その盛り上がりすぎた

体を見ていると気持ち悪くなってきて、「筋肉」というものがキライになってきた。

それでバンド名を考える際、あえて対極にある「自分のきらいなモノ」と「好きなモノ」の2つを入れた名前にしようという考えで「筋肉少女帯」という名前にしたとか。

「帯」という文字にしたことに関しては、普通の「隊」だとよくありすぎてつまらないからだとか。


ただ、この説に関して、大槻は別のトーク番組ではまた異なり理由を述べていた。

「バンド名に『少女』と入っていれば、バンドにあまり詳しくないオジイチャンたちが、やれ若い

キャピキャピした女の子たちのバンドじゃあ、っと思ってチケット買ってライブに来てくれるかも

しれないともくろんだ、と。


両方とも大槻氏本人の論ということは間違いないが、どちらが真実よりかはわからない。

まあ、後者のほうはトーク用のネタっぽくないこともないが。


ちなみに「ポルノグラフィティ」のステージにおいては、バンドを知らないオジイチャンたちが

音楽や演奏とは全く関係ないステージを想像して「うひひ」という期待でライブ会場にきて、

ショーが始まると「なんじゃこりゃ」というのがあるらしい(本人たち談)


それはそれで筋肉少女帯に関してのオトコなのにオンナなバンド名の謎は解凍できた。


だけど、10年前くらいからだろうかねえ。


男だけのメンバーなのに、女集団を匂わすようなネーミングのグループが今度はお笑いの世界で

急増してきたような気がした。


もちろん、‘世に出た順番’と‘コンビが生まれて名前が付いた順番’というものは必ずしも

一致するものではないから、どのコンビがどのコンビの名前をパクッたとかいうことはない

だろう。

こう言っておかないと、あとから世に出たほうがマネしたというようなイメージがつくから。


オレの中で一番最初に女群的な名前で出てきたコンビといえばみなさんご存じ「アンガールズ」


アンガールズはどちらかといえば好きなんだけど、今でも名前の由来はわからない。

(ウィキで調べればすぐわかるのかもしれんが、すぐウィキ情報に頼るのもなんかイヤだ)


アンガールズだけの時はまだそれほど違和感はない。

男なのに女を匂わすような変化球的なコンビ名のつけ方もあるかなあと。

ちょっと斬新だったし。


だけど、そのあと――


「ラバーガール」 「ポイズンガールバンド」 

そして、ガールからちょっと年齢が上がるけど今ならば「ウーマンラッシュアワー」


たぶん、まだ売れていないグループとかも広く探ってゆくと、まだまだ「女群」がいそうな

気がする。


このネーミング急増は、たんなる偶然か、それとも何かゲン担ぎのようなものがあるのか……


逆に女芸人で男を匂わす名前ってあまりない。

あ、ホルスタイン・モリ夫がいたか(爆)

昔、「マニッシュ」(男っぽいという意味)っていう女二人組のロックバンドはあったけど。



ホントにどうでもいい話だな。