いろいろ事情があってここ数日の記事内容は日にちが前後するけど
昨日の芥川賞直木賞イベントの一日前の出来事。
家についてパソコンたちあげてメール受信ボタン押したら、
筑摩書房の「太宰治賞」からメールがきてた。
そうそう、オレちょっと勘違いして、前回文学賞応募関連記事書いた時、
予選通過発表は3賞とも4,5月あたりだと書いてしまったけど、太宰治賞は受賞作発表が
5月で、一次予選結果発表は随時だったみたい。
発表は筑摩書房のホームページ上なんだけど、そこに一次予選通過者を発表しましたという
お知らせメールだった。
これは合否問わず応募者全員(アドレス所持者)にちゃんと配信してるみたいだ。
とはいっても、応募作品数はぜんぶで1149通(一人2作まで応募可能)なんで
延べ人数でいうと、応募者1000人以上ひとりひとりにお知らせメールを送信してるのか!
いろんなやりとり面において、連絡をバックれる会社が多い中で、合格者だけでなく全員に
わざわざお知らせメールを丁寧に送信する筑摩書房の姿勢にものすごく応募御礼の誠意を
感じた。
結果、 一次予選落ち。
オレの名前はそこになし
うーん、やっぱ厳しいな (^_^;)
もちろん、そう簡単に通過するなんては思っていなかったけど、もしかしたら‘通過してもおかしくない’かなとは思っていた。甘かったわ。
でも、なんかそういうしっかりと丁寧に対応してくれる賞に応募出来てよかった気もした。
しかしなあ、応募作品数は前回とほとんど変わらないのだが、一次予選通過作品数が今年は
86編か……。
去年はいちおう100作以上はあったんだけど、これは選考をスムーズにするために通過数を
少なく改定したのか、それともオレの作品を含めて水準低いのが多くてその数字になったのか?
まあ、しょうがないし、残念とは言っても、実質まだ2つ目の発表だ。当然といえば当然である。
文学賞や作家を目指して応募している他の人のサイトやブログを見ていると、10回はもちろん
20回、30回と連続して一次予選落ちしている人なんてたっくさんいる。むしろ、そっちのほうが
多い。実際に受賞の前に一次予選の段階で通過確率が2~10%だもんな。
ただ、前回も書いた通りで処女作の焼き直し(言葉良くないけど謙遜でそういっとく)含めた
3作を同時にそれぞれ別の賞に送りだしたけど、一番初めに撃墜されたのが最も時間を注ぎこみ
また枚数も消費した力作、いわば3機の中の隊長機だったというのはちとツライ。
もっとも思いをこめて、3カ月以上かかって400字詰め原稿用紙で295枚まで書きなぐったのだが
それがあっけなく初めに迎撃くらうとは。
でもまあこれが結果だ。オレの力不足と経験不足がすべて。
当然それなりに運もからむが、誰の責任でもない。下読みサンのせいにするつもりもない。
全てはオレの責任である。それは現実としてうけとめ、なにも言い訳なんかしない。
少しでも期待しててくれた読者様がいましたら、今回の結果に関して大変もうしわけございません。
氷の張った湖に穴をあけて糸を垂らしているけど、技術がなくて中々ワカサギが釣れない人も
いる。
でもオレはまだワカサギを釣れないというレベルまで達していないのだ。
釣れる釣れないの段階でなく、オレはまだ、湖面のそのぶ厚い氷の下まで穴すら貫けてない
段階なのだから、まずは穴を完全に開けて、とりあえず糸を垂らせる状態まで持ってゆきたい。
いやいや、芥川賞直木賞フェス行く前に情報入ってきてよかったよ。
楽しんでいい気分のあとに凹むよりも、先に凹んで、あとから楽しんで気分が回復したほうが
いいからね。
なんだか、そういう文学絡みの事が来る時は集中するもんで、ちょうどそのメールを開く前に
今書いていた4作目のパソコン画面上での推敲(見直し・修正)が終わったとこだった。
事実上、とりあえずの完成。あと、今度は紙に出してから再度の修正を数回して終わり。
今日出力したのだが、原稿用紙約240枚ぶんの文字数あるんで、合計83枚出力するため
プリンターの前に2時間半いたわ……。
今度は紙の状態での推敲だから、また大変だ。でも締切まで一カ月切ったからやるしかない。
地獄だ……(;一_一)
ま、自ら地獄の道を選んだのだからしょうがない。
うだうだ凹んでる時間なんてオレにはない。
さっさと次に行きます。
あと薄いとはいえ、まだ撃墜されずに‘飛行中’の2機が一応残っていて4月以降に
可能性を残しているし。
しかし、太宰の鰻パワーもさすがに発動しなかったか、今回は(笑)
正直今回はちょっと残念ではあった。
せっかくだから動画とかVTRでビデオレターみたいにオレの今の気持ちをみなさんに直接
お届けとかしたかったが、オレはまとめるのも下手だし、録画機材もなにもないから今回は
この人にオレの気持ちを代理でコメントして頂いた。
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