POISON | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。



もう10数年前の20代半ばの頃だが、
ひとつ年下の、とある女性(彼女ではない)とデートしたことがあった。
互いに仕事が終わったあとに待ち合わせて、2人とも帰りやすい駅に場所を移そうという
ことになり、吉祥寺に行って居酒屋入って盛り上がってたら終電なくなったんで、
2人で朝までカラオケ行った。

蛇足だが、翌日このことを同性の同僚に話したら、「なんで終電なくなったあとカラオケ提案するんだ!
男としてバカか!お前は!」とバカを何度も言われた。
余生50年分くらいの「バカ」を……。

それでカラオケ行ったのだがなんせ人数ふたりで、始発まで時間潰さないといけないもんだから
強制的に歌い放題である。てか喉がつぶれるほど歌わないと時間がたたない。

最初のほうは好きな曲を歌っていたのだが、1,2時間たってくると好きな歌や得意な歌が
だんだん無くなってくる。
そこでオレは好きな歌。歌いたい歌から、とくに好きというわけでもないけど歌える歌もしくは
デフォルメの歌い方で笑いを誘える歌へシフトチェンジすることにした。

「ものまね」と言ってしまうと、どれだけ本人そっくりに歌えるかというニュアンスになって
しまうから、あえて大袈裟に特徴を強調して笑いをとる方向のデフォルメという表現をさせて頂く。
(コロッケみたいな感じね)

その時に反町を歌ったのだが、その女性は反町が好きだったみたいで、画面に「反町隆史」と出たら喜んでくれた。
そしてイントロが流れて、当時それ以前からネタにはしてはいたが、オレが反町の歌をソリマチっぽく歌い出すと、もっと喜んでくれた。

後日また2人で逢って、その時のことを思い出しながら話した時に
「カラオケ行った時に、ケンが反町のマネしてくれたじゃん」
と言ってきた。

「マネしてたじゃん」ではなく「マネ‘してくれた’じゃん」 というこの言い回し……

オレはその言い方がとても嬉しかったのと同時に、なんとなくその女性に怖さを感じて
背中に冷たいモノが流れた。

もし純粋な感情だとしたら、それはこんなに嬉しいものはないが、そうでなければ
「このオンナ、オトコを虜(とりこ)にする相当な術をもっているんじゃないか……」と。

その一言のおかげで、反町の歌を聴くと今でも、あの言葉の奥にある真意を知りたくなる。

その他の時でも、別の女性と会う約束してた(コレも10数年前)に待ち合わせの2時間前くらいに
家を出ようとしたら、そのコからメールが来て、時間を1時間ずらしてほしいという内容だった。
しょうがないから何かして時間潰そうと思ったけど、おもいつかなくてとりあえずテレビつけたらドラマの「GTO」の再放送がやってたから、それ見て時間つぶした記憶がある。

そんなこんなで本当に数少ないオレの女性絡みエピソードの中でも、どこかしらにソリマチの
エピソードがからんでいるのは何かの因果か?

ホントに数少ない女性関連エピソードだから、こんななモンは自慢でもノロケでもなんでもないが、いつも暗くてネガティブなネタばかりかいてるから、たまには読者サンもこういう浮いた話を求めてるんじゃないかと思って、ちょっと記事にからめてみただけ(-_-)


しっかし、この「POISON」……


(あ、記事タイと音楽テーマだけ見て、布袋の曲のほうかって思った人ゴメンなさい。
「――言いたいことも言えないこんな世の中は」までタイトルに入れると長くなるから
短くしてしまった。


歌自体はハッキリ言って失礼ながらそんな上手くないし、詩の内容も本人が書いただけに
ちょっとツメが甘い。前回、「中二病」という記事を書いたけど、一歩間違えたら
そこに当てはまるくらいになってしまう詩のメッセージソングかも。
だけど、それが逆に印象深くなるのか、脳ミソにこびりつき、シャンプーとかしてる
時にたまに口ずさんでしまう。

直訳すると、
「いいたいこともいえないこんな世の中は……毒!!」だもんな。その堂々さはスゴイ(笑)

でも、これからカラオケ行った時にオハコを全部絞り出してネタが尽きてきたら
歌っちゃいそうだ。

当時ドラマの「GTO」も一応数回見ては見た。マガジンの原作が好きだったから。
ドラマの方に関しては否定も肯定もするつもりもない。

原作とは完全に「別モノ」だというふうにとらえたから。


あ、記事の最初に出てきたほうの女性だけど、彼女ではないって書いたから誤解する人が
いるかもしれないのでハッキリ言っておきます。
テレビ局勤務のフツウの女性で、別に特殊な人ではありませんのであしからず。

テレビ局で働いているフツウの女性だけど、たまたま夜だけお酒を提供する店でバイトしてて
その時は、たまたまそこで知り合っただけなんで、別にキャバ嬢でも何でもないです(爆)

(というオチがついたけど、これだけは本当の事として言わせてくれ!それは別に同伴とか
営業的なつきあいじゃないうえに、向こうからプライベートで逢おうと誘ってくれたんだ!
いやマジで!後日別の人間が本人談を聞いたところ、オレに対し「下心を感じなかったから
自分のほうからから誘ったのよ」ということだと。ちょっと下世話な話になったが大昔の
若気のいたりの出来事なんで軽蔑せずに大目にみてくれっ!今はもうキャバ行かないしね)


そんな流れでソリマチの歌には何かしら思い出がある。
最近はもうあまり行かないけど、これからカラオケ行った時があったら、たまにまたソリマチを
歌っちゃうかもなあ。

♪言いたいことも言えないこんな世の中だけど~ ポイズン!!
飼ってるドーベルマンの管理だけはしっかりしてくれとだけは言わせてもらうぜ! 
Oh~Oh~♪

なんのこっちゃ。


※意味わかんない人は「反町 ドーベルマン」で検索シテネ