徳島中華そば中にし | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

ふう、久しぶりに仕入れたラーメンネタ。

先日の連休に男3人で立川へ行って、アレアレアのラーメンスクエアへ立ち寄った。


ラーメンスクエアも、近隣のラーメンたま館も入っているテナントの入れ替え季節で

多少入れ替わっていた。


アレアレア内に店を構えている7店舗のうち、どれにしようか迷い選んだのが

「徳島中華そば中にし」

詳しくはココ



昭和80年代クロニクル-中にし店舗

先代の反対を押し切っての出店とのことで六カ月限定の営業だとか。


以前、蒲田にある「上弦の月」というラーメン屋に入った時に、店内の張り紙にて、

今までに色んな企画会社から、ラーメンミュージアムへの出店とかを要望されたけど

この店はこの場所一店で力を入れるので、そういう施設への出店や二号店の開店は

しませんと書いてあったのを見たことがある。

そのこだわりがはスゴイと感心したもんだ。

大勝軒みたく勢力拡大し過ぎて値崩れしてきたり、味が低下してきてしまう店がある反面

今でもそういうこだわりがある店は少なくない。


正直言うと、いつだったか忘れたが初めて徳島ラーメンというものを見た時はあまり

興味がなかった。

あの鍋っぽい雰囲気のトッピングはオレの嗜好とはちょっと違っていた。


しばらく興味ない時季が続いたが、あまり東京で見かけないし、偶然や付き合いでも

食べる機会がないだけに、その反動でいつの間にか逆に興味がわいてきたことに気付く。


さらにちょっと前に深夜の旅番組で、タレントが旅先の本場で食べてる映像みてたら

ヤケにうまそーに見えたのだ。


そんな流れもあり、アレアレアの中でせっかくだから食ってみたいという思いが友人と

一致していざ、乗り込む。



この店の嬉しいところは、トッピングが獲り放題。


高菜、 ザーサイ、 辛子味噌、 ゴマ、 紅生姜、 きくらげ、 おろしにんにく揚げにんにく

などなど。

店の人に言えば、卵黄ももらえるとか。


昭和80年代クロニクル-中にし惣菜

ラーメンが来る前にとりあえずよそってくるw


ちなみにメニューは680円からで、680円の中でも「中華そば」「もやしそば」「ねぎそば」の

3種類から選べる。


「ねぎそば・たまご入り」 680円をオーダー。



昭和80年代クロニクル-中にしねぎそば

値段にしてはビジュアルもボリュームもトッピングも豪華絢爛である。

こりゃあ、食べる前から楽しみだわい。



濃厚豚骨醤油スープは予想上回る濃度でコッテリしていて、細いにもよく絡む。

こんなにコッテリだとは思わなかった。白いご飯が欲しくなるが、基本メニューにないらしいw


徳島ラーメンは肉がチャーシューと言う概念がないと聞いていた気がしたが、このバラ肉

いうのもなかなか美味い。


麺とスープの基本の味をある程度確認したら、タマゴをシェイクし、器の中にまんめんに

拡散させる。


これはヤバい……


もちろんいい意味で。



中毒注意報発令。



コッテリスープと言えば、以前初めていった「天下一品」もこってりしていて美味かったのだが

ひとつだけ言うとすれば、大規模チェーン店というわりには、ちょっと値段が高くて量も少ない

かなと感じた。


「中にし」のコスパは文句ない。


徳島ラーメンがこんなに美味かったなんて。


ファーストインプレッションで決めつけてはいけないということを思い知らされた後に残る

なんとも心地良い敗北感。完敗。