ピザト-クin PAPAGENO | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

正月備忘録。

3日に友人と南大沢アウトレットへ。

昼食はすぐ近くにあった「東京ミートレア」にするか「イタリアン食べ放題」に

するか迷ったが、ミートレアは混んでいて席が無かったんでイタリアンへ。


駅を中心にアウトレットの対角線上にあるイタリアンビュッフェへ。来たのは


『PAPAGENO (パパゲーノ)』

東京都八王子市南大沢2-25フォレストモール南大沢3F。詳細はココ



昭和80年代クロニクル-外観


オレのなかで「イタリア」という文化の認識はかなり薄い。

ジョジョの奇妙な冒険第5部のジョルノ・ジョヴァ-ナがいた国ということと

キン肉マンに出てくるカ二ベースが出身ということしか思い浮かばん。

だから、たまにはこういうコジャれた店もいいだろうと。

別に高級店でなくて、どちらかといえばファミレスだが。


あとはね、1人暮らしで、そのうえ料理しないと、パスタとかって喰う機会ないのよ。

ましてビザなんて、ほとんど値が張るデリバリーくらいだし。

両方ともムショーに喰いたくなる時があるのに喰う機会がない。

だからせっかくなんで、正月だからいいかなというのもあった。


その流れで今回は簡単に店の紹介と、オレのピザ論でも語っていこうかと。


木曜夜は

ピザト--ク


サラダやらデザート(ここでも意地でもスィーツとは言わないw)やらも充実してるけど

やはりメインで喰いたいのはピザ。

たしか8種類くらいあったと思った。


何回かにわけて「例の野菜」が入っていないと視覚確認出来るピザは全部試してみようと

思い、1回につき2,3枚ずつ皿にとってきた。



昭和80年代クロニクル-ピザ&パスタ

画面上のピザが「マルゲリータ」

下が「ゴルゴンゾ―ラ」といかいうやつ。


今回、マルゲリータがムショーに喰いたかった。

ラーメンとかでも若いうちは色んなモノがトッピングにドサって豪華に乗ってるやつが

好きだったりするけど、年齢重ねてくるとシンプルなモノをしっかり味わってみたくなる。

よーするに基本形を。


だからテリヤキとかカニとかの乗ってるのも美味いけど、なんとなくイタリィ食文化の基本

(か、どうかわからんが)に近いピザを喰いたくてしょうがなかった。

トッピングに葉っぱ系の緑で、ちょっと彩ってるくらいのね。


あとサラミも入っててもいいかな。サラミは人体の腕とかの切断面みたいだからヤだとか

言っておられた哲学者もいたが(笑)


うん。マルゲリータ美味い。喰ったピザの半分はマルゲリータだった。



あと、もうひとつ美味くてハマったのが、下の「ゴルゴンゾ―ラ」

パッと聞くと、MPを30Pくらい消費しそうなドラクエの呪文(でも鎧系モンスターには効かない)

みたいな名前だが、これが美味かった。「ゴルゴンゾ―ラ」とはチーズの名前だっけ。



昭和80年代クロニクル-ゴルゴンゾ―ラ

ふつうのチーズのうえに、さらに濃いチーズのトッピング。Wチーズということになるのか?

肉や魚介や野菜が入ってるわけでもないチーズづくしのピザだが、チーズのコクが強くて

美味い。数枚くった。やはりピザの基本はチーズなんだな。


ピザ生地はクリスピーだったと思う。

専門店はだいたいパン生地だろうけど、ファミレス系だとほとんどクリスピー。

こっちのほうが安いのかね。


うどんとソバだったら、太いぶんだけ、なんとなくうどんの方が得した気分になるように

スケールの小さいオレはなんとなくフックラしたパン生地のほうがお得なのかなとか

考えてしまう。クリスピーも十分うまいから全然問題ないけど。


クリスピーは「薄っぺらくて乾いてて、ちょっとヘンな方向から押されるとパリパリと

モロく崩れてゆく」ところが、まるでオレの精神みたいだ。

だから己の弱さを認めたくないゆえに潜在的にオレはパン生地のほうが比較的好き

なのかもしれぬ。


いかんいかん!たかがピザ生地の話で、こんなにセンチメンタルになってたら

陽気なイタリア人に笑われるわい。とくにジローラモとベルルスコーニとか笑いそうだ。


嗚呼、一度でいいからピザ専門店の好きなピザを1人でまるごと1枚食べてみたい…

こういう店は食べ放題仕様の大きさになってるから余裕で食えるが、デリバリーとかで

来る大きいピザを…


学生時代から、友人の部屋での3,4人のパーティーに行くと、かなりの確率で

「ピザ頼もう」という流れになった。


だいたい1人1枚ずつ好きなピザを頼んで、みんなでシェアしようという事になる。

そうすると「みんながいろんな種類を食える」という意見になるのだが、この意見が

“くせもの” なのだ。


オレは玉ねぎが喰えないので、入ってないか、もしくは入ってても避け安いピザを

選ぶのだが、他の人はほぼ「玉ねぎイン」を選ぶ。

しょがないからそこは文句言わない。逆に、オレ喰えないからと言ってしまうと

頼めるピザがほとんどなくなってしまうから申し訳ない。


結果、届いた数種類のピザをシェアすると、オレが食えるのは自分が頼んだピザのうちの

「数切れ(自分の取り分だけ)」となる・・・。あとのは喰えん。


頼む、みんな喰う量(枚数)が平等なら、オレの頼んだピザはオレだけに喰わしてくれ!

他の種類のピザはいらん、ていうか喰えん(T_T)


いつも、ピザ料金割り勘でオレだけみんなより喰ってる枚数少ないんだよな。

いや、別に金銭的な問題はいいんですけどね、なんか思想的に、少数派は我慢しろって

言われてるような気になるんすよ。ふんがふんが。←憤ってる擬音。


まあいいや、舞台と話題をパパゲーノに戻そう。


トッピングとかもそうだけど歳とって色んなモンに疲れるとだんだん甘いモノも

好きになってくる。

ちょっと前はこういう店に来ても、最後腹にデザート入れられる空き地があったら、

炭水化物をさらにブチ込むという思想だったのに。


ただ、ふだんはケーキとかも喰う機会ないし、コンビニやスーパーでもすすんでは

買わないからね。せっかくだからこのような機会で食っておかないと。



昭和80年代クロニクル-デザート

いやいやいや、甘いモンがこんなに美味いとは。


中央下の器に入ってるのは「パンナコッタ」

以前から名前だけは知っていたが、もしかしたら食べるのは初めてかもしれん。

なんとなくコケティッシュな味だわ。甘くて。


デザートもなかなかでございやした。


ふとイタリアンな気分が味わいたくなったり、ピザ・パスタが喰いたくなった時は

おススメかもしれないです。是非。


そういうえば「パンナコッタ」が流行った前か後で、「ナタデココ」というモノも爆発的に

日本で流行ったような気がしたが、最近あまり日本で見かけないな。

きっとナタデココの原産国が海の向こうで人知れず沈没して、輸入がストップしたんだろな。

合掌。