グランブッフェ奇譚 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

食べ放題というものは魅力的である。嫌いな人はいるのだろうか。


そして「今日はハラがパンパンになるまで喰うぞ」という人間は誰にせよ

己の胃袋や満腹中枢を痛めつける気持ちマンマンのドМなのであろう。オレにせよ。

そういや「ストマック」という英単語には「S」と「М」がいい塩梅の箇所に入ってる気もする。


曽根サンも見ても不思議に思うように、一体人間の胃袋というのは最大にしてどのくらいの

食物というのを収容できるのだろうか。

誰かに一度試してもらいたいのは、眠る前に水を2㍑~4㍑飲んでもらい、そのあと

まだ乾燥して小さくなった状態の「ふえるワカメ」をストストを口に放り込み、食道から落下させ、

数時間後、その人の胃袋の中はどうなっているのかが興味ある。


体内でワカメ大暴走の大膨張となっているのだろうか。

夜中、体の中でワカメ増大の異変に気付き苦しみながら目が覚める人や、

気付かないでそのまま朝まで寝てる人。


気づいて苦しんでいる人は、そのままワカメが膨れ続け、ワカメ破裂で爆発を起こして

そのままワカメは散乱。そのワカメがさらに増殖を続け、しまいには地球がワカメで覆われて

完全グリーンの球体に。


ゲル状のものが詰まった瓶が銀河系とするならば、地球はその中に浮遊する飾りモノの

マリモのようになるだろう。筒井康隆の小説みたいな話だ・・・


また気付かないで寝てる人は、寝てる間に体内でワカメが増え続け、それこそ耳の穴やら

鼻の穴やら体中の穴という穴から増えたワカメがウニュルウニュルと漏れてきて、それこそ

寝小便ならぬ「寝ワカメ」なる状況が発生。


朝起きた時に子供が

「おかあさぁーん!またワカメ漏らしちゃったぁ」

そしたら母親が

「もう!しょうがないコねえ…せっかくだから朝御飯のお味噌汁の中に入れて食べちゃいなさい」


なんてやりとりの風景が核家族家庭で見られる可能性もないこともあらず。

安部公房の小説みたいな話だ…

身からでたワカメとはいえ、そんなワカメは喰いたくないのう。塩分濃そうだし。


さて、まあワカメの話はまた改めて5時間くらい話すことにして

過日の出来事。


友人に誘われて

『食べ放題&ランチバイキング グランブッフェ』

というところに行ってきた。


場所は「むさし村山イオンモール」内。詳しくはココ


「食べ放題でさらにおハイソな場所なんてブルジョワジイな生活してるじゃないか」

という声を頂きそうだが、事情がある。


自分の中での予算編成で今月は通帳の中をヒッカキ棒でカスカスと掻きだしても

つかえる晩飯代は最高で千円札1枚である(泣) 財政は豊かではない。


こんな状況でもアノお方は結局、消費増税を決定するとかだから日本の今後の

経済もオレの今後の財政もさらに悪化然り。

くそう、人の傷みがわからん奴だ。

ナントカ樹里という嬢を使って「野田め!クタバ―レ」というドラマをお台場のPに企画提案

しようと思ったが、

「月9ナメとんのか!?オマエは!?101回くらい死ね!蛸助!」

とかいう鬼畜の罵詈雑言を浴びせられ半べそ掻きながら

「ボクは死にましぇーん!」

って言って反抗しそうな己の情けない姿が目に浮かぶから辞める。


さて、野田の話はまた改めて3秒くらい話すことにして

結果、そのブッフェはディナーが1700円強らしいが、1000円を超えたぶんは友人の

優しき恩恵に授かった。

本当に申し訳なく思い、感謝。 「もつべきものはATM(爆)」


そんなわけで久々のちょっと贅沢な晩餐会



昭和80年代クロニクル-buffe

カラスは光るモノを集める習性があるようだが、改めてみるとオレは「茶色いモノ」と

「炭水化物」を集める習性があるようだな…。オレの嗜好なるものはここまで偏って

いたのか。よく太らないもんだと我ながら驚く。


ドカベン香川、川藤、八重樫、おかわり君・・・という打線の組み方のような偏り具合。


でも、やはり、本格的で旨い。

自分の好きなモノを好きな配分で喰えるのは至福である。

今度いつくえるかわからんから喰いダメしておく。

店では満腹になっても、家帰ったころにはまたハラ減ってるケースが毎回。


ちょっと前までは甘いモノとかほとんど喰わなかったのだが、ここ数年、

「疲れ」と「ストレス」のせいか体が欲するようになってきた。


主食に比べると「贅沢品」というイメージがあることもあり普段家ではまず食べないし

買わないアイスクリームもせっかくの機会だから食べた。アイス喰うなんてマジで久しぶり。



昭和80年代クロニクル-スイーツ

中のシャリシャリした歯触りも良い。

久々に喰ってみたけどアイスって旨いかも。


その旨さに思わず

俺スクリーム、君スクリーム、好きさ

なんてのは夏の御冗談。御冗談。 


↑またしてもJASRACギリギリセーフ。


とろふわだか、ふわとろだかのプリンも美味なりけり。


この店はけっこうおススメである。

興味ある人は是非。

いくらか恩恵に授かって食いに行った俺がエラソーにいうのもなんだが。



嗚呼、夏は食欲が落ちるだなんて、神は嘘つきだ。


それではまた。アディオス!!




明日と、場合によっては明後日まで作者取材のためブログ休載!