ゴールドマサラ×ガンジス | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

マクドナルドの無料引換券の数に限りがあるから
様子みて使わないと「あ、これ喰いたい」っていうのが出た時に
もう券が切れてるってことがあるからペース配分を見ながら使っていった。

前回の「ル・グラン」とかいうのも、まあまあウマそうであったが
第一弾っていうことはこのあとも何かと出るのかと思い、そこで券を使わず温存。
「ル・グラン」は見送って、次に放たれる球を待つ。そして次が放たれた。

インドの人気メニュー『ゴールドマサラ』

これはちょっと試してみようと。
インドのマックでは人気らしい。

ところで今、このブログを読んでる皆さんの中でインドに行ったことのある人は
いらっしゃるだろうか。ちなみにオレはない。
行ったら価値観が変わるということを聞くので機会があれば是非一度『行く』というか
『体験』したいと思っているが、かなりのカルチャーショックを受けるというので
オレのような冬の水たまりの上の張った薄い氷のようなデリケートなハートの持ち主や
綺麗好きな人間には、たえるのが辛いかもしれない。あくまで想像だが。

20歳くらいの時にバイト先の後輩がインドに旅行に行ってきた。
生まれて初めての海外旅行が「インド」で、さらにいきなり「2週間」で
ほんでもってもう一人の同行者ともに海外が初めてということもあったのだろうが
帰国してから会った時、「もう2度と行きたくない!」と言っていた。

現地の人の対応や土地の空気、風習などいろんな不手際や文化の差に戸惑ったのだろう。
かなり怒っていた。

最も怒っていた事柄が
インド滞在数日目にちょっと気持ちが落ち着いてきて、家族に手紙を出そうと考え
「お元気ですか?・・・」と、普段照れくさくて言えないようなことをその土地の解放感
に委ねて書いて出したら、自分が帰国して実家に帰って数日してからその手紙が着きやがって
すげえ恥ずかしかった。と怒っていた。
それはインドのせいではないような気もしたが・・・
まあ、いろいろあったようである。

そんな後輩だがインド旅行から1年くらいたった時に、ふと俺に

「あんときはもう行きたくないって思ったんですけど、最近また行きたくなって
きたんですよね」

と言ってきた。
なんか、この時間差でムショーに再訪問したくなる症候群はインド経験者に多いようなのだ。
だから「何か」目に見えないが惹かれるものがインドという国にはあるのだろう。

その「何か」を確かめに行ってみたいとは思う。
以上「インドに行ったコトない人間がエラソーに語るインドについての論」おしまい。

で、本題の『ゴールドマサラ』
「マイルド」じゃなくて「ホット」にした。

$昭和80年代クロニクル-ゴールドマサラ


うむ。旨い。

ただ、ひとつオコトワリ。
ご存じのとおり、オレは玉ネギが喰えない(ーー;)

例によってパンを一枚ペラっとめくってみたらカレーソースの上に細かく刻んだ
玉ねぎ野郎が居座ってるのだ。案の定。

大きい玉ねぎなら、それだけツマンで除去できるが、かなりのミクロンなので
ひとつひとつはムリ。
やむを得ず、カレーソースもろともこそぎ落した。

それで問題なく喰って、それなりに旨かったのだが
カレーソースを玉ねぎもろとも除去したのでその時点で
「インド」でも「カレー」でもなんでもない・・・
たんなるチキンバーガーである…

でも、旨かった。だからいっか。

せめてカレーソースの味だけでもパンと併せてどんな味になってるか知りたかったけどな。


あと、「インド」と言えば思い出すのが長渕剛の名曲というか神曲「ガンジス」

最初、アルバムの中に入ってるこの曲を聞いた時、まだ若かったから
なんか暗くて重くて静かすぎて好きになれなかったけど、これも少し年齢を重ねてから
すごく心に突き刺さる深い名曲だなあっと思えるようになってきた。
最近はよく聞く。

激しい曲やノリの良い曲ばかりじゃなく、こういうメロディや歌詞の良さが分かって
なんかオトナになった気がした30代の夜~uh・・・・