聞き違いアワード | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

あかん、あかん・・・、あまりコアなネタが連続にならないようにしてるのだが

それ考えるとまた今回のネタが難しい。たまには万人が読めるネタも書かんとな。

でも大したネタがない・・・。

と、ゆーわけで今夜はたまに書くボツネタ掘り出し埋め合わせ。

「つなぎネタ」にして「すかしネタ」

(でもけっこう本腰いれた小説ネタや社会ネタより反響よかったりするのね、過去の例で)

寛容なココロで読んでください。


正月に自宅で例により発泡酒飲んで1人でクダを巻いていたのですよ。3重か4重くらいに。

正月テレビも恒例で面白くも痒くもないので、しょうがないからNHKのニュースをつけていた。

NHKもつまらんしハッキリいって受信料泥棒だと個人的にはお怒りでいらっしゃるオレだが

カネとられてる以上はいくらか視聴しておかんとモッタイナイというようなまったくもってケチくさい

「女性にモテない要素」となるような思想をプンプンプンと発散させながらニュースをなんとなく

観ていた。酒が入ってるから半ば酩酊状態で。


そん時、たしか正月休みを過ごす就活中の大学生とかに密着したコーナーとかをやってたんで

しょうかねえ。 ボォーっと音声聞いてたらこんなナレーションが耳に飛び込んできて吃驚したん

ですよ。


「寄生虫の大学生が・・・」


何ィィィーーーー!!

あのNHKもとうとう表現の暴動を起こしたかっ!

たしかに今は親元にベッタリの「パラサイト(寄生虫)」と言われる大学生や若者が

増えているが、公共放送がそんな暴言に値する表現をしていいのかと!

お前らだって国家の犬やないか!

それともなにか?親元を離れないって意味でなく、右手に「ミギィィーーッ!」って叫ぶ

生物が寄生した大学生が発見されたってことなのか??


よく聞いてみたらなんてこたぁない。

『帰省中の大学生』 だった。

ふだんからマニアックな思想やネガティブな価値観で生きてて、さらに酒が入ってると

こんなふうに思い込んで聞こえてしまうんだな。くわばらくわばら。


聞き違いって生活の中でけっこーありますなあ。


先日記事書いた「花の子ルンルン」の主題歌でも、ずっと

「アカシアの、さぁ樹を抜けて~♪」 

って歌ってるのかとずっと思ってて改めて聞いてみたら

「アカシアのアーチを抜けて~♪」 

であった。


王道なとこでは曲名わからんが音楽の授業で歌わされるクリスマスソング。

最初は

「デモッソの星の クリスマスの日~♪」

だと思い、デモッソの星って何処にあんだろと思ってたら実際の歌詞は

「でも、その星の クリスマスの日~♪」

であった。


あと、そうね・・・

まだオレが学生で実家にいた時の夏休みの頃かな。


リビングでTVみながらくつろいでいたら、母親がどこかに電話していた。

別に気にしてなかったが、電話で話してる会話が自然と聞こえてきて、ある瞬間に


「援助交際お願いしたいんですけど」


と受話器に向かって言ってるのが聞こえた!

オレは驚いてTVをみながらのアグラかいたままでブっとんだ!

部屋でくつろいでいる時にジャイアンリサイタル開催の知らせを受けたのび太のように

アグラのままで15㎝くらい上にぶっ飛んだ。


びっくらこいて良く聞いてみたら、母親は地元のスイミングスクールに夏季限定講習で

申し込もうとしてたらしく、そこの講習コースが2通りあって

本格的にビッチリ泳ぎを教える「特訓コース」

レジャー感覚で楽しみながらやる「ENJOYコース」というのがあって、

どちらのコースがいいか先方に訊かれて


「えんじょいこーす お願いしたいんですけど」


と答えていたのをオレが聞き間違えたようだった・・・。



びっくりしたなあ、もう!


おしまい。