コルプス・クリスティ祭のつづきをアップしたかったけれど、
マリネラ・ノルテーニャの優勝者予想クイズで
たった一人の回答者だった
ちーさんのリクエストに答え、選考会の優勝者とその解説を・・。
選考会前夜祭のペロール・パーティでのクレージータイムで
踊り狂っていたときに、後ろから誰かが肩を叩かいてきた・・。
振り返るとそれは・・ミルビア・ニケンだった・・
挨拶を交わしただけだったけど・・
彼女の弟のダニーが他のアカデミーに教えに来ているらしいということは聞いていた・・
ちょうど彼がよく踊ることのあるパートナーのビッキーもクスコにいたので、
二人が出るかどうか気をもんでいるうちにビッキーが選考会当日午前に
リマに帰ると聞いてほっとしていた・・。ダニーは踊らないだろう・・。
いいダンサーが来るとしたらかつてトルヒージョ2位になった
アレキパのファン・バイロンかな?なんて考えていたら
なのに!ミルビアが!これは弟踊ることになるのか??
恐れていたとおりやってきたファン・バイロン、ダニー&ミルビア姉弟、さらにラウル・キネにアレキパのジェシカ
みんな先生方じゃない・・
クスコの選考会は簡単に勝てると思ってやってきた面々6組中3組のレベルの高さ・・
一回戦、控えの段階で私は予想・・
1位、ダニー&ミルビア(決勝のビデオ3番フロアー)
2位、ファン・バイロン(2番フロアー 女性の名前は知らない・・)
3位、ラウル・キネとジェシカ(1番フロアー)
そして決勝・・再び普通のカメラ(LUMIX)で撮影したビデオアップ
さて、決勝が終わった時点でパートナーはファン・バイロン優勝を予想、私はダニー組を・・。
結果は・・
ちーさんのいう3番フロアー、正解です!私も同様のジャッジをしてしまっていた・・。
雰囲気があった。スピードはなかったけれど(ミルビアがとにかく遅い・・)、シニアクラスとしての落ち着き、色気があった・・完成されたカップルという感じ・・
あと名前勝ち・・このカップルは数々のコンクールで優勝しているもの・・
ただ、ビデオを何度も見直したところ・・
音楽に合わない部分がミルビアとダニーには多かった・・。
ちーさんがPista2が雑とおっしゃいましたが、
たぶん3番フロアーが振り付けをしっかりと組んでいるという点だったのでしょう・・。
ただ厳密に見ると振り付けをしっかりとしているにもかかわらず、
音楽との一致性の点で雑なのは3バンフロアーのミルビアとダニーのほうだと気づきいた。
なにかの模範演技用にたぶん振付けをしたのか振り付けが懲りすぎ・・・。
コンクールでは通常、どの曲がかかるかはわからない。
あまりにしっかりと振り付けをしすぎると曲にあわない部分が出てくる・・
よほどカップルとして完成していない限り、とっさには対応できない・・
振り付けをするならせいぜい第一フーガのトリンフォ
(二人でハンカチを一緒に掲げ、激しく降り、スピードをあげ、その後サパテオに入る)と
第二フーガノコーディネイティッド(COORDINADO)の部分だけを組むものもいる。
それでも音楽にはまりきれない部分が出てくる・・
私自身、今回はコーディネイティッドは長すぎて音楽にはまりきらない部分があったので一回戦・準決勝とも最後もうひとつサパテオでマチェテはカットしている・
振り付けをしっかりしていても、カテリン・アドリアンセン&ホセ・テロネスとかシャロン・ピネダ&マルティン・アギラルのように曲相にしっかりとあった自然さを出せるカップルはある・・
でもダニー&ミルビアのあの振り付けは曲相に必ずしも曲相にあわせられるとはかぎらない・・
動きが直線的、マリネラで普段練習する動きにはまらないのでいざとなると音楽家か外れがちになる・・
ビデオで1:55の部分、
アクセントにあわせてミルビアが足を動かしているのに、
ダニーは一歩たりとも動いていない。
せめて直立のままでもいいからせめてかかとを浮かしてまた下ろす形で
1,2,3とからだ全体でリズムとってくれてたらなあ・・
曲はCoraje Cholo。 トルヒージョのコンクールでは
シニアクラスの決勝でよく使われる曲で誰もが踊りなれているにもかかわらず、
メロディー、アクセントと動きがあっていない部分が
3番フロアーは2番フロアーに比べると多かった・・
もし6.0満点で技術点と芸術点と分けて採点していた
昔のフィギュア・スケートのような基準なら印象点に優る
ダニー、ミルビア組が買っていたかもしれない。
でも現在のフィギュアのように厳密な採点方法なら・・
私の優勝予想はその印象点からきたもので
パートナーが違う結果を予想したのは、先生としての厳密な評価からきたものだった・・
シニアクラスだからあの腹の据わったような落ち着きのある踊りで
勝てたのだろうけれど、アノ踊りは大人クラスでは勝てない・・
コンクールによって、主催者によって、ジャッジによって、評価基準はさまざまだ・・。
同じ内容でも2番フロアーを優勝とするコンクールやジャッジはきっといるだろう・・
ただ気をつけなければいけないのは、
来年、再来年と大人クラスから体力の充実した名ダンサーがシニアに上がる・・。
かつてスピードは必要なく、落ち着きが重要視されていた
シニアクラスにももっとスピードや曲との厳密な一致性が
必要になってくるかもしれないということ・・。
それだけは十分に心がけて練習していかないと・・
後日、私のFACEBOOKにミルビアからのメッセージが届きました。
「YOUTUBEにビデオをアップしてくれてありがとう」
と・・
私の返信は・・
「あなたのあなたの弟の踊りをクスコで見られてとてもうれしかったです」
にほんブログ村
Panasonic デジタルカメラ LUMIX FX77 グラマラスピンク DMC-FX77-P