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PERU day by day改めKansai day by day

17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。

ペルーにおいて鉱業は輸出額の半分を占め、重要な産業となっている。
税収だけでなく、鉱業分派金が各地方自治体に分配され、道路工事などのインフラ、病院建設などの社会保障、教育充実など利用され、住民の生活の充実、貧困の改善に役立っている(一方で不必要なモニュメントの建設に利用されるなど無駄遣いも多い)。

アレキパは鉱業が盛んで、
毎年鉱業関係の全国会議が行われるにもかかわらず、
ティア・マリア鉱山計画には反対が強い。

5月12日に始まった全県ストライキでは死者も出た。

5月10日のアレキパでティア・マリア鉱山計画に対するアンケートが掲載されていた。
鉱山計画に関して知っているものの回答
計画に賛成 51%
計画に反対 42%

賛成の理由
雇用を創出するから 65%
アレキパ経済を活性化するから 50%
鉱業会社は税収、鉱業分配金などを生み出すから40%
鉱業に周辺村落・集落は恩恵をこうむるから 25%
近代的な鉱業は環境に限られた影響しか与えないから
海水をひくので、農業には影響しない
国が鉱業会社の運営を管理しているから

反対理由
環境汚染が避けられないから57%
農業に悪影響を与えるから 55%
国が鉱業会社を監督するとは信じられないから28%
鉱業会社が十分な税金を納めていないから18%
アレキパ県民の雇用を創出しないから 16%
鉱業会派は地域開発に恩恵を与えないから11%
周辺村落・集落に恩恵を与えないから 7%

ストライキ参加者について
開発賛成者意見
 政治的に操られている 64%
 自分たちの権利を守る正当な抗議である 15%

開発反対者意見
 政治的に操られている 19%
 自分たちの権利を守る正当な抗議である 74%

ティア・マリアの反対運動にどうして政治的指導者が参加しているのか?
次回の選挙のために顔を売りたいから 62%
金銭を求めるおどしのため 38%
鉱業に反対する思想の為1%
汚染の可能性から環境を守るため19%
外国からの投資に反対だから13%
小作人を鉱業会社から守りたいから 12%

鉱業は開発はアレキパ経済に好影響をもたらすか
大いに 44%
少し  28%
無関心 6%
ほとんどない 12%
まったくない9%   





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アレキパ県で開発が計画されているテイア・マリア鉱山の計画に反対する
イスライ郡でのストライキが3月23日に始ってからすでに50日近くになる。
道路の封鎖、学校の休校、警官隊との衝突などが起こっている。
5月12日にはアレキパ全県ストライキにまで発展している。

環境や農業の保護のための鉱山反対と表向きは言われているが、
不穏分子がコントロールしているともいわれ、
最近では反対運動を指導する人物が金銭と交換に
ストライキ動を休止しようという電話の会話を録音(盗聴?)公開された。

そんな中、反対運動者の間で使われ始めた武器が石投げ帯。
160人を超える警官隊の死傷者のうち、ほとんどがこの帯で投げられた石によるのだという。さらにこの石が空を飛ぶヘリコプターにもあたり、15cmの穴が開き、使用不能にした。
5月9日には6日に石投げにより頭蓋骨の骨折し、重態となった心不全により警官一人がなくなった。
(ストライキ参加者のうちからも石のインパクトによる死者がでている)

石投げ帯を扱うものはプーノやクスコから借り出されている。
以下の図のような形で石を投げる。



秒速10mの石速ということだが、15mを出せるものもいるという。男性で78m、女性で53mも飛ばせるという。
石投げによる傷の状態は投げられた石の形による
以上El COMERCIO 5月9日

ただ石速を3600を掛けて時速にして1000で割ってkm似なおすと、
秒速15mは時速たったの54kmになってしまう。ピッチャーの急速に比べるとお粗末過ぎる。
考え直すと時速54km以下でもヘリコプターを壊したり、人を殺せるくらいなのだから、
時速140kmのピッチャーの弾が、いや、球が死球としてあたるということは
ほんとうに大変なことなのだいうことがわかってくる。

今でも主に石投げ帯は狩猟のために使われているということだが、
これはインカ帝国以前の時代からから戦闘で使われていた武器で、
古代アンデスで頭蓋骨の手術が発展したのも
この棍棒や石投げ戦闘による頭蓋骨骨折が多かったためだという。

もし1000年後、石投げに当たって死亡したした警官の墓が発掘されたら、

「2015年の戦闘では石投げが行われていました」

という解釈がなされてしまうのだろうか?


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アンデスの文化遺産を活かす: 考古学者と盗掘者の対話 (フィールドワーク選書 6)
5月2日、クスコの中心のあるキオスコ(新聞雑誌販売所)で
ローマ皇帝像が表紙のNATIONAL GEOGRAPHICを見つけて購入した。

「ローマの光と影 ネロ帝、神話的平民トラヤヌス帝、東方の征服」

なんだか、どこかで見たような気がした。

きっとweb版かfaceboookページで見たに違いない。

いや、WEB版でローマ関係のクイズに答えた記憶がある。


ペルーではNATIONAL GEOGRAPHIC誌は月の最終週に発売される。
(少なくともクスコでは)
どうやらチリで編集されているらしく、チリ向けの広告が多い。

英語版(アメリカ版)はそれより2-3週間早く届くようだが、結構高くなるので買わない。

きっと記憶にあった気がするローマのイメージは
日本版の4月にでもローマ帝国の特集でもあったのだろうと思い
調べてみると、日本版4月号は植村直己氏が表紙で日本人冒険家特集だったようだ。
内容紹介を見ても暴君ネロ帝は出てこない。


NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2015年 4月号 [雑誌]

植村直己も冒険家も、
私の買ったスペイン語版にはどこにも見られない。

探していないし、高いので購入する気はないが、US版を調べるとリンカーンが表紙。

National Geographic [US] April 2015 (単号)

しかし、私の買った4月号にはリンカーンのリの字も出てこない・・。
表紙をよーく見ると、HUBBLE IMAGE とTRAJANS COLUMNの文字が・・

スペイン語版にもハッブル望遠鏡とトラヤヌス帝の柱の記事はある(ポスターはないが・・)。それ以外はインドと地図に関する記事が載っているだけ
うーん、言語によって国によって同じ雑誌の同月号でもこんなに違ってくるんだろうか?

困りながらNATIONAL GEOGRAPHIC日本版の
バックナンバーを調べてみるとローマ皇帝の表紙は
昨年9月号にあった。

私のデジャブは半年以上も前のものが原因だったということか?

それにしても
ペルーで私がリンカーンの記事を読めるのはいつになるのだろう・・。


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新・ローマ帝国衰亡史 (岩波新書)

国立エル・ニーニョ現象が研究所Estudio Nacional del Fenómeno El Niño (Enfen)が報告書を発表、暖かい海水塊、ケルビン波の到達により、ペルー沖の水温は高く保たれたままであり、エル・ニーニョ現象の与える影響は軽度のものから中度へ程度が高くなると予想している。


同機関は規模はわからないが、この現象が年末まで続く可能性に関しては否定していない。

http://elcomercio.pe/peru/pais/intensidad-nino-paso-leve-moderada-noticia-1809967

2月から4月にかけて見られたエルニーニョ現象でホタテ外輸出が1億2000万ドル120.000.000ドルの損失をこうむっている。
海水温の変化で水揚げはペリーコからイカやアメリカオオイカ(POTA)へ移行し、魚介類の缶詰や冷凍企業に影響が及ぶであろう。
またエルニーニョの影響でペルーの北部には多雨がみられている。

パシフィコ大学の経済学者のブルーノ・セミナリオによるとまた海水温の変化により、
農業生産力は2%落ち、農産品輸出に影響が起きるとし
今年度の経済成長率は1.5%にとどまると予想しているが、
問題は同現象自体ではなく、これにかかわるもの(政策など)が
原因だとしている。


http://elcomercio.pe/economia/peru/se-perjudican-envios-conchas-abanico-fenomeno-nino-noticia-1809577
http://www.larepublica.pe/08-05-2015/la-economia-peruana-solo-creceria-15-por-los-efectos-de-el-nino



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総論 天候デリバティブ―天候リスクマネジメントのすべて (金融職人技シリーズ)


世界の天気と気候 (お天気クイズ)

太らないための工夫 ブログネタ:太らないための工夫 参加中


太らないためにというより、健康を保つためにはランニング。

でも、気分よく走りたいのにいつも気分を害するものが出てくる。

今日はレコレタ教会からクスコの街の中心に出、
サンブラスのタンダパタ通、サンブラス坂、アルマス広場、サピ通
からサピ通を再び戻って中央市場に向かうコース。

しかし、車一台がなんとか通れる狭いタンダパタ通。



建築中の家の前にどっかり置かれた土の塊。
ちなみにこの後ろを少し行くと行き止まりになるのだが、
土と行き止まりの間に車が停まっていた。
これでは出られない・・。

他人事ながら心配になりながら、
やはり他人のことはどうでもいいので、そのまま走り続けた。

サピ通の終わりで折り返してアルマス広場に戻る途中で
出くわしてしまった。



スペイン人征服者、フランシスコ・ピサロ一行がクスコに入城するときに
通ったといわれるコンキスタ通との角。
ゴミ収集車の停車位置がまずく、車の通行を阻害している。
当然私の走行も・・。
さらにゴミ袋を収集する手も遅い。

モスコソ市長!ゴミ収集の職員をちゃんと教育してください!

もしアルマス広場が車両通行禁止になったら、
このような通行を阻害するような状況は
広場の車両通行をスムーズに行わせるにはかなり問題になるのではないかと・・。

ちなみにコンキスタ通とサピ通との角に歩道の幅すべてを覆うように
ゴミが置かれているのは珍しいことでない。

そしてこれは、すべて
世界文化遺産の歴史地区内での出来事なのです!


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ラテンアメリカ 政治と社会 (ラテンアメリカ・シリーズ)