ウェールズ(Wales)(ウェールズ語:Cymru カムリ)は
グレートブリテン(イングランド+スコットランド+ウェールズ)
および北アイルランド連合王国(=イギリス)を
構成する4つの国(カントリー country)の一つです
ウェールズのヘラルディック(紋章)バッジ。
守護聖人・聖デイヴィッドとウェールズを象徴する
西洋ネギ(リーキ)が描かれています。
1258年 ウェールズ公国(Princepality of Wales)が成立
1282年 イングランド王 エドワード1世に敗れ支配下に置かれ
ウェールズはイングランドの一地方となります。
ウェールズの首都カーディフ(Cardiff)にあるカーディフ城。
1世紀に造られた古代ローマ人の砦に起因。
ノルマン征服後に要塞として築かれ
19世紀に第3代ビュート侯が現在の建物を建造。
イングランドのエドワード1世は
長男エドワード2世に
プリンス・オブ・ウェールズの称号を与え
ウェールズの君主として統治させます。
これより以降、イングランド王太子は代々
プリンス・オブ・ウェールズ(ウェールズ大公)の称号を引き継ぎます。
イングランドに制服され 統治を受けることになったことで
ウェールズ人の 民族意識は強まりました
長弓(ロングボウ)隊は イングランド王の強力な戦力となりました。
ウェールズ人としてのアイデンティティは
現在でも非常に強いと言われています
18世紀に工業が発達。
石炭、銅、鉄、銀などの豊富な地下資源を産出し
イギリスの産業革命を支えた歴史があります
人気のあるスポーツは サッカーとラグビー
特にラグビーの人気は凄まじく
ウェールズ人のアイデンティティの一部となっています。
ウェールズは「歌の国」と言われ
ハープ奏者や男声聖歌隊
トム・ジョーンズなどのソロミュージシャンなどが
多く活躍していることでも知られています
ウェールズ人で有名な方は
映画『アラビアのロレンス』のモデルとして知られる軍人
トーマス・エドワード・ロレンス氏
日本人と結婚し日本に帰化した
ナチュラリストで作家のC・W・ニコル氏
ウェールズの国花 ラッパスイセン(Narcissus)
ウェールズの国歌には
祖国の土地、歴史、言語、文化を
守り続けるという情熱が現われています
映像で美しい景色も楽しめます。
では
ラグビーワールドカップで高らかに響いた国歌をどうぞ
ウェールズ 国歌「我が父祖の土地(Hen Wlad Fy Nhadau)」
日本語訳歌詞 / Japanese Translation Lyrics
我に親しき我が父祖の地よ
詩人の詩を愛した歴史ある国よ
勇敢なる戦士らは
自由のために血を捧げた
祖国よ 祖国よ
我は忠誠を誓う
海が静かなる時 大地は清らかなり
おお古の言語よ 永く在れ
祖国よ 祖国よ
我は忠誠を誓う
海が静かなる時 大地は清らかなり
おお古の言語よ 永く在れ
花さんぽ
シクラメン(Cyclamen)
名前の由来はギリシャ語のkiklos(円)を語源とし
丸い球根の姿に因みます
シクラメン全体の花言葉: 遠慮、気後れ、内気、はにかみ
花言葉 赤: 嫉妬
和名は篝火花(ガガリビバナ)。反り返った花びらの印象から
原産地は地中海沿岸
国花としている国は、イスラエル、キプロス、サンマリノ
花言葉 白: 清純
花言葉 ピンク: 憧れ、内気、はにかみ
ある日の空
力強い羽ばたきのイメージが湧きました
ウェールズの根源にある アイデンティティー(自己同一性)
自分は何者であるかという問いに対する「自己認識」が
土地に根付いた誇りとして 感じられました
揺らぐことのない誇りは 強く生きる力となります。
それは柔軟さの中にこそ
確率されるものではないかと思います
アイデンティティーを確立するための旅は
まだまだ続きます
あなたの わたしの 誇りとするものが
揺るがず柔軟に より大きくなっていきますように
今日もブログに最後までお付き合いいただき
ありがとうございました
<参照、引用させていただきました。ありがとうございます。> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA
http://tripandtour.info/cardiff-02/
https://photohito.com/photo/2673911/