台湾二日目は台北市内、朝一番に故宮博物院。
地下鉄士林(シーリン)の駅で降りる訳ですが、この淡水線の駅 大阪の御堂筋線にそっくり
線路脇のレールから電気を引く(サードレールと言います)ので架線が無いから天井が高く
ホームの両端から階段で降りる風景は御堂筋線なんば駅そっくり。
やがて電車は地上に出て高架の上を走るのでますます御堂筋線、
その地上駅士林駅で降りてバスに乗り換えると・・・、出ました 日本人には許せない状況
並んでいた列があっと言う間に崩れてバスの入り口前に殺到する(苦笑)、
私たちは入口に近い場所に並んでいたため割と初めの方に乗れましたが・・・、
後から乗って来た数人、料金払っていたか? (^_^;)
故宮博物院は必ず行ってみたかったところです、書・絵画・青銅器・玉と そりゃ~あ素晴らしい物沢山、
まずは故宮博物院近くのマンション、外壁が趣あります。
書や絵画、青銅器は色々と見る機会も多いのですが、今回見たかったのは「玉(ぎょく)」
中でも「翠玉白菜」
Wikipediaより
音声ガイドの受け売りですが、色は均一でないし不純物で変色した部分があると言う原石を
これ程美しい工芸品に仕立てています。
途中から色の変わっている原石を白菜の葉と茎に見立てる、しかも芸の細かい事に
葉の部分に不純物が入っている、これを霜に当たって変色した風に表現。
茎の部分も微妙に茶色く変色した部分があります。そこにキリギリスとイナゴが彫り込まれている。
も~無茶苦茶写実的です。
故宮博物院で驚いたのは「フラッシュ撮影禁止」、だから皆パシャパシャ写真撮りまくってる、
大学で「学芸員課程」を取っている息子はこれらの状況に呆れかえっていました。
それじゃあと言う訳で私がiPhoneで撮った一点。
やはり玉ですが、この緻密さは驚きました、
工作機械の研磨機の部品と言っても通用するような精密さ さすが皇帝の所持品です。
故宮博物院へ行く途中、地上に出た地下鉄の車窓から気になるものがありました「廃墟の遊園地」、
山下達郎の「メーリー・ゴー・ラウンド」の世界のようで趣があります、途中下車。
「こんな所まず日本人来ないぞ」と息子と二人して撮影会、私は途中の寺院が気に入った。
それと、その途中の道路に縦列駐車している車、こんな所どうやって入れてどうやって出すの?
空港からのタクシーと言いこれらの神業的縦列駐車と言い・・・、
私国際免許取って台湾で運転する気無い、運転は日本国内だけで十分(アウトバーンは・・・)。
国立中正記念堂へ。・・・とその前に台北市の台所「市場」を覗いてみる。
ついでにその周辺も
このブライダルショップ、周囲の感じといい味出してます。
国立中正記念堂の外回廊にはホルンを吹く人もいたりして
で「国立中正記念堂」はただひたすらに「デカい」
衛兵さんもカッチリしてるし
も~ このサイズの圧倒感はちょっと体験した事が無いです、
中華民国の国土は日本の九州と同じ位、中央に高い山があるのでホント九州に似ています。
この狭い国家にこの圧倒感、中国本土はどれ程のスケールなんでしょうか。
そしてもう一度士林に戻って夜市へ、良い絵になる千手観音様
台北市は日本人観光客も多いので英語・日本語が通じるので全く不安ナシ
台北と周辺で絞っても「台北101」は180分待ちで断念、故宮博物院も象牙工芸品が一点も無かった。
これらが見れなかったのは残念なんですが・・・、
台湾・・・居心地良い(臭豆腐はNG、パクチーは大丈夫)。
また行ってみたいですね、今度は台北と台中。