CQ通信05号を読みました。
西中村さんが過去に実際にしたコピーライターの仕事について、次のような5項目でまとめています。

・仕事を取るまでの営業手法、
・営業の現場でのクロージング、
・仕事中に感じたこと
・私が結局いくら稼いだか
・お金以外に何を得たのか?


「営業という言葉を聞くとちょっとげんなりしてしまうんです」

そんな、うま年生まれの草食系な自分でもまあまあ抵抗感なく読めましたが、もちろん抵抗感はありました。

「俺には無理だよ・・・」

「西中村さんは外見も華やか(見たことないけど)で、生まれつき営業向きなんだよどうせ」

「その点、俺は外見もしょぼいし、トークもたどたどしいし、経営者に気に入られるわけがないよ」

「コピーライターと言っても、結局外見とかトーク力などの外向きの才能がなければやっていけないんだろ」

「俺なんて絶対コンサル契約なんて取れないよ」


で、この全てが真実として、コピーライターとしてどうやってそういったハンディキャップを乗り越えるか。

それがコピーライターとしての腕の見せ所だ。

才能がないと思うなら、ないって認めてしまった方がすっきりしますね。

それで、

「自分ならどうやるか?」

をコピーライティングの視点でいろいろ考える。

と、そんな後ろ向き+前向きな姿勢が必要だな~と感じました。
石井慧が柔道の米国(アメリカ)代表を本気で目指すらしい。


「結局何がしたいんだ?」


という言葉がほとんどの人の頭の中を駆け巡っていると思う。

何より石井自身の頭の中で。


ただ、理解はできる。

石井が何をしたいのかは、ほぼ分かる。

彼はセレブリティになりたいだけなのだ。

でも残念ながらそれは失敗する。


コピーライターとかネットビジネスに興味を持っている人のほとんども石井と同じで、コピーが書きたいとかネットビジネスがやりたいわけではなく、セレブリティになりたいだけだったりする。

「人から尊敬や注目を集めたい、話題の人でいたい」

ということの手段としての総合格闘技転向だったり柔道の米国代表だったりコピーライター。

でも、残念ながらそういう“意図”というのは人に伝わるもので、

人から尊敬や注目を集めたいと思っている人を、

その意図通りに尊敬してあげようとか注目してあげようというボランティア精神にあふれた人は少ないわけです。

人から操作されるのってすげームカつきますからね。

「お前を注目するかどうかはこっちで決めるから」

「勉強しろ勉強しろって言われれば言われるほど勉強したくなくなるんだよ」


まあ、そう言いながら石井のことをブログに書いたりして注目しちゃっているわけですが。
「あいつらは寝るためにここに来てんの?」

「いや、あいつらは目覚めるためにここに来ているんだよ」


映画インセプションの中でのやり取りだ。


お金を払って真昼間から仮眠室みたいなところでゴロゴロ寝ている人達を見て、


「昼間から大層な身分だな」

「何てダメな人達だ」

「羨ましい」

「せっかくの人生なのにもったいない」


・・・とか思うのが普通の場面で、

「あいつらは寝るためにわざわざここに来てるの?アホくさ」

というセリフがあり、

その答えとして、

「いやいや、あいつらは寝るためにここに来ているんじゃなくて、起きるために来ている、目覚めにきているんだよ。分かってねーなお前は本当に」

というセリフがあるわけです。

う~ん、寝るために起きているのかな自分も。

生きるために食べているのか、食べるために生きているのか。

生きるために人に認められたいのか、人に認められるために生きているのか。


「人生において重要なのは生きることだ」

 byゲーテ