メリークリスマス!世界中に愛を。
この年齢(ニア60歳)になってもサンタクロースを信じそうになった。しかも、そのサンタクロースは遠くから来るのではなくて、職場の中にいらっしゃった。ひょんなことから、ギターの話になった。彼は私より少し歳上で、とてもダンディな方だ。今年度から同僚として、私の方が年下の先輩となるわけだが、仕事にもすぐなれて、その経歴とはおもえないサービス精神ぶりを発揮されていた。そんな方が、趣味でギターを持っているという。しかも長年タンスにしまってあり、もうボロボロだと。私はブランドを聞いて、声をあげた。「見せてください!」そう、そのギターブランドは「ギルド。」彼いわく、知人のバンドマンから譲り受けたがボディはひび割れているし、ネックの脇も割れていてピックアップをとったままで、エンドピンも無い・・という。加えて、おそらく韓国製だと思う・・・のことだがとにかく一度見せましょうということになった。とある日の夕方、日も暮れた駐車場で大きなケースが出てきて中を開けることもなく、私は自宅に持ち帰った。彼は、これを私に譲るという。好きにしてよい、と。私からしたら、米国製でも韓国製でも、憧れのギルドが手に入るなら、贅沢は言わないつもりで、譲り受けた。帰宅し、大きなケースを開くと、そこには・・・・・。1985年 MADE IN USAのF50 ジャンボタイプの個体が・・。翌週、馴染みのギターショップに持ち込んだ。入院である。なにしろ35年を越える個体。確かにボディにはウェザーチェックがはいり、エンドピンがないからお尻に穴が空いている。これをプロの目で診察してもらう。ほどなくショップオーナーからメールが届いた。「個体は十分に元気だが、弦のゲージを一段弱くしてエンドピンの位置は、木で埋めるのがよい。これをストラップで抱えたら、肩を壊すよ。」という大きさ(重さ)それ以外はネックも鳴りも言うことなし。数年の間に、フレット調整はした方がよいかも知れないがいそぐ症状でもない、との診断。こうして私のもとに、米国産ギルドがやってきた。高校生の頃本当に欲しかったが高価で買えなかった。それにしても大きい。それはそうだ、日本人の体型など考えていない。しかもドレッドノートではなく、ジャンボであるからして・・・。響きも乾いた、でもきちんとサスティンのある響き。ストロークはサウンドホールから、バァン!と音が飛んでいく。アルペジオもことのほか柔らかい音がする。正直なところ、弾きにくい。しかし練習を重ねたくなるほどワクワクする。人の縁とは不思議なもの、と心から思った。#ギルド #ギター #アコギ #ジャンボ #貴重なヴィンテージ