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私がカラオケのオフ会等で最初に喉慣らしに海援隊の「新しい人へ」(3年B組金八先生の第五シリーズの主題歌)をよく歌うのですが(その歌が海援隊の歌の中でも一番好きなので)、その度に、ジャニーズの風間俊介氏が演じた「兼末健次郎」の小悪党面を思い浮かべてしまいます(笑)。

あの第五シリーズは、初っ端から、担任教師に対して生徒が徒党を組んで傷害罪の共同正犯をやってしまうという衝撃的な作品だったこともあって、個人的には今でも印象に残っています(第二シリーズの方がもっとバイオレンスで過激だったようですが)。

その第五シリーズの第16話で、桑原朋宏氏が演じた「森山慶貴」君が開栄高校に落ちた腹いせに、母親と職員室に押し掛けて開示された自分の内申書にケチをつけていたシーンがありましたが(興味がある方はyoutube等でご覧になってください)、今回はそのことについて書きたいと思います。

上記のシーンを実際に観て思ったのは、
【森山君なぁ、開栄高校が第一志望でずっとそこを狙ってたのなら、その高校が内申書も入学者選抜資料の対象にすることも認識・予見できたんじゃないの? そうだとしたら尚更、普段の履修教科もそれなりに満遍なくきちんとこなして、学校における生活態度を自分できちんと律しなよ。その場面で学校・先生に文句をたれるのは筋違いもいいところだよな。そういう体たらくだと、一種の「受験バカ」になっちゃうよ】
というのが率直なところで、思わず眉をひそめざるをえませんでしたね。

一生懸命に取り組んだにもかかわらず芳しい評価が得られなかった科目があるのは仕方がないと思いますよ。大概の人間は得手・不得手や相性の良し悪しがありますし。
ただ、森山君の場合には、当人や親御さんの態度や、先生方の言い分等を総合的に勘案する限りでは、あまり同情はできないですね。そんなに総合的にバランスのとれた学校生活・授業態度をとっていたようには思われませんでしたし。
特にそういう点では、同シリーズの最終回における数学の授業で、彼が正立方体を多面的に見られなかったのは、ある意味「当然」といえるかと。

そういうわけで、特に学生の皆さん、それぞれ得意・不得意はあるにしても、履修科目に対してはそれなりにきちんと取り組んだ方がいいですよ。成績自体はあくまでも「結果論」にすぎません。
より重要なのは、
【自分がその科目の履修を通じて何を学んだか・得られたか】
です。


ちなみに、
私の出身高校の入試は、面接はあくまでも形式的・名目的・儀礼的な形態にすぎず、入試当日に実施された五教科の筆記試験の合計点を上から順に並べて定員数の順位で切るという、ほぼ機械的なものでした(さすがにボーダーラインの点数付近の受験生に関しては、内申書も参考資料にしていたようですが)。
そういうこともあって、お恥ずかしいことに、私は美術に関してはいくら頑張ってもほとんど「3」で「5」をとったことは全くなかったのですが(元々ぶきっちょで美術的芸術的センスはあまりないタチなので)、入試に関しては支障・悪影響は全くありませんでしたね。

ただ、残念なことに、私の出身高校の入試の採点に際しては、「落ちろ~落ちろ~」というような感じで、厳しめに採点してあえて悪意的に点数を削っていた節までありました。
今思えば、
【そういう形式・運用で入学者の選抜方法を実施しているようでは、タチの悪い私立探偵やマスメディア関係者やストーカーみたいな悪意的な人間や、悪い意味での発達障害・アスペルガー症候群・ADHD・サイコパスみたいな悪意的な人間も、入学者の中に相応に含まれてしまうのは、ある意味「当たり前」かもしれないな】
といわざるをえません(3年B組金八先生の第五シリーズで例えるならば、「兼末健次郎」を多少稚拙にしたような感じ<教員その他特定の大人の前ではそれなりに良い顔をして上手く立ち回っているが、それ以外では底意地が悪くて幼稚・悪質な言動もガンガンしているような、ある意味ズル賢くて妙にセコいタイプ>の奴もずいぶん多かったです)。
しかも、校則はあってないようなもので、まともに生活指導もしないようなところでしたし、教員の中にも悪意的で底意地の悪い人間もそれなりにいましたのでね。
そういうこともあって、私は教員の前でも良い顔はしてなかったことも少なからずありましたし、兼末健次郎みたいなタイプの奴に対してはかなり虫酸が走るタチですし、彼みたいなタイプよりも第二シリーズの「加藤優」やスクールウォーズの「大木大介」みたいなタイプの方が余程マシに見えてしまいます。

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