無限の住人の沙村広明の新作です。

ジャンルで言えばコメディなのでしょうか?

SFでもあります。

かなりネタがオタクというかサブカルというか、無茶苦茶です。

でも、そこがおもしろい。

本当にストーリーはあってなきがが如しで、その場の思いつきみたいなところも結構あるんじゃないかと思うんですよ。

何でも食べるヒヨスによって、いろんなものが食われてマッシュアップされて、ゲロられて再生される人間とか動物とかはすごくグロくもあるんだけど、ユーモラスでもあり、いろいろな楽屋落ち的なネタが満載で飽きさせない。

ノリで作られてるって感じがする。

でも、そこがいい。というか好き。

オススメです。

シャーロックホームズを見てきました。従来のシャーロックホームズ像と異なる新解釈、みたいなのがかなり言われてますね。特にホームズとワトソンの関係がケイっぽい感じで描かれてるということで、原作者遺族が怒ったり、みたいな話もあったり。個人的にはちゃんとホームズを読んだことがないので、従来のホームズ像との違い、ということに関しては、正直あまりよくわからないのですが…。イメージとしては宮崎駿のやつくらいなものなんですよね。

今回は個人的にはガイリッチーが監督というところが一番の興味で、独特のカット割りとかスタイリッシュな映像が持ち味の監督が、シャーロックホームズという素材をどう料理するか、というところなのですが、映像や世界観はかなりいい感じだったと思います。ただ、物語はもうちょっと簡単な話にした方がよかったのではないか、という気がしました。モリアーティ教授って、ホームズのライバル的な存在でなくてはならない存在なのでしょうが、今回はモリアーティ教授の絡みがちょっと無理やりな感じがしました。ヒットした時の続編への伏線にしようとしてるとは思うのですが、とりあえずいらないですね。そうすればもっとスッキリした物語になって、気持ちよく見れるような気がします。また物語が複雑になっているので、物語が動き出すのも結構時間がかかっていたのも、なんとかしたかったです。別に退屈したわけではないのですが。

まあ、基本的には楽しめたのですが、もうちょっとシェイプしたら、もっとよくなった作品だと思います。

五十嵐大介の最新作です。

クライマックスを迎えた『海獣の子供』の完結もまだしてないのに最新作が発売されました。

五十嵐大介は『海獣の子供』では、いろいろな神話や伝説的なものが下敷きになって、独自の解釈から物語を紡いでいます。最新作の『SARU』でもそういった手法で描かれています。しかも今回その下敷きになっているものの1つに『西遊記』があり、SARU=孫悟空という仕掛けにやたら興奮してしまいます。良くできた映画のように物語の伏線が張られていって、物語が広がっていく感覚。今、発売されているのが上巻となっているので、恐らくは次巻で完結すると思うのですが、上巻ではすごく面白いです。早く、次巻が読みたいです。

ゴリラズの新作が出ました。

昨年にはブラーの活動が再開しライブを行い、そして、今年はゴリラズがアルバムをリリースしました。

前作ではi-podのCMソングとかになっても盛り上がりましたが、もう作らないとか言ってたのだけれど、ちゃんと作ってくれましたね。今回もコレがラストアルバムとかって話もありますが、どうなんでしょうね?

今回のは一番コンセプトアルバムっぽいというか、ストーリーがちゃんとあるのが構成で伝わってくる。

しかも一番ポップだと思います。個人的には一番好きです。

でも、ゴリラズはデーモンのブラー以外のサイドプロジェクトでは一番いいですよね。モンキーとかも全然よくなかったし。

見てきました。
本当は昨日見るつもりだったんだけど、行ったらずっと満席状態。
ムカついたので意地で今日、早起きして観に行きました。

ネタバレするのもあれなのですが、基本、TV版を見てないと話についていけません。オレも見たはずだけど忘れてるところとかあったし。もしこれから観に行く人がいるなら、チェックしてった方がいいですよ。

観た感想というのが、今さらなのですが「ああ、新手の「うる星やつら」か」ということでした。

というか、よくよく設定とか考えてみるともっと早くに気づいててもよさそうなものなんだけど。

もっと言えば、ハルヒの話自体が、基本「ビューティフルドリーマー」で成り立ってるんですよね。

今まで、そんなに考えてなかったことなので気づきませんでしたが、ハルヒの望む世界が具現化するってのは「ビューティフルドリーマー」におけるラムの設定と同じじゃん。

ハルヒが起こす騒動も、文化祭前夜の賑わいであると考えると、納得がいくんですよ。

なるほど、それで舞台が高校なわけね。

もちろん「エンドレスエイト」のときに、ああ、これは「ビューティフルドリーマー」がやりたいんだ、とか思ったんですけど、物語全体が「ビューティフルドリーマー」だとは考えてなかったなあ。

キョンのモノローグを中心とする説明くさい演出方法とかも、実に押井守じゃないですか。

この映画版は、そういう意味では総括されてる感じがします。


ということで登場人物をうる星やつらに例えてみると、キョンは諸星あたる。

古泉はメガネ、もちろんラムはハルヒなわけですが、みくるはしのぶかな?

そして、長門は、夢邪鬼。

そう考えるとしっくりきませんか?


なのでハルヒの消失はビューティフルドリーマー見てから観に行くとよりわかりやすいのかも、とか思ったり。

どうでしょう?