大江戸捜査網 涙の初恋武士道 後半之巻 | ベルのブログ

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観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

うちの娘

ただ今、中学1年生なんですけどね。

 

この前ぇー

なんかぁー

 

2つ上のセンパイとぉー

 

おデイトしてました。( ´・д・)エッ

 

 

 

 

まぁー

いっちょ前におめかししてさ。

 

 

靴から靴下、ボトムス、トップス、リュックまで

ひと揃えに揃えやがって。

 

 

払い?

 

出世払いとかゆって

オールあたしもちですよ!

憎いあンちきしょう!

 

 

 

 

ついこの前まで

おむつして鼻水たらしてたくせに。

ご飯食べさせてー!ゆって泣いてたくせに。

 

 

期末の英語23点のくせに。( ´・д・)エッ

 

 

 

 

スタバでおいしいの飲んだんだってさ。

パイセンと。いっちょ前に。

 

リア充めー!

青春を謳歌しやがってー。(;`皿´)グヌヌ

 

 

 

 

私が中学生の時って何してたろ?

っと

 

 

しばし考えてみたら…

 

 

 

 

 

 

…。

 

 

……。

 

 

 

………。

 

 

 

 

 

 

あっ、デブってたわ!!

まごうことなきデブだったわ。

 

 

 

男のコどころじゃなかったわ。

 

 

 

 

から揚げと古畑任三郎のことで

頭ん中いっぱいだったわ。

 

 

 

あらまー。

すごいな。あたしの青春。

 

ラブ要素ゼロじゃん。

 

ラブなんかよりもっと

ガッツリしたもんくれ!でした。

 

 

 

 

彦摩呂ってた。グルメレポーター気取ってたわ。

う~わ~!何コレぇ~!豚肉の雑技団や~!

 

 

 

 

 

はい、そんなわけで

 

 

デブってた私と同じくらい

 

リア充?なにそれ?おいしいの?

みたいな毎日を送ってた

 

 

赤貝団子兵衛のお話しの続きイキマショー。

御高祖頭巾の芽衣子かわゆ!(*゚∀゚*)ハフン!

 

 

 

42歳になるまで

チェリーを守り通してきた赤貝さんが

 

 

ひょんなことから

隠密同心の小波タンに恋しちゃって

ラヴズッキュン!になった前回。

 

 

 

 

詳しいズッキュンはコチラ。

 

 

赤貝さんは、さる大名屋敷の会計係で

金庫のカギを管理するキーマンでした。(ん?)

 

 

 

その金庫には

 

殿が工事費を着服してるっつー

証拠が載ってる二重帳簿が

隠されているハズ!!

 

と、確信した

隠密同心リーダーの小弥太。

 

 

んがっ!

 

金庫は赤貝さんの持つ鍵でしか

開けられません。

 

まさにキーマン。(ん?)

 

 

そこで熟考したリーダーは…

とある策を閃きます。

 

 

 

 

その策とは…

 

 

 

「赤貝と恋仲になってくれ!」

くノ一の小波タンにお願いします。

 

 

 

忍法☆色仕掛け

で、赤貝さんから鍵を拝借する!

って寸法でっス。押忍っ!

 

 

 

けっこームチャな作戦ですよ?リーダー。

もっと違う作戦ないの? 

 

 

 

好きピの小弥太に

無体な頼み事されて傷つく乙女ゴコロ。

 

 

 

 

「好きでもない人と恋仲なんてなれません」

「第一、赤貝サマに失礼です」

「小弥太さんは人を愛することの尊さが

分かっていらっしゃらないんですね」

 

 

 

お役目とはいえ

好きピから、そんなこと頼まれたら

やるせないやら、切ないやらだと思うよー。

 

小波タン。乙だぉ。(´;д;`)ウッ

 

 

 

 

そもそも、小波タンに

好きでもない人

とかって

 

言われちゃってる

赤貝さんも切ないしさー。もうさー。

 

 

人生ってホントうまくいかないなぁ。

 

っと

 

あたしがなんだか人生に対して

めっさ虚無感を抱いてる頃

 

 

 

 

キーマン赤貝はというと…

 

 

 

 

 

 

 

水垢離してました。Σ(゚Д゚ノ)ノ

 

 

バッシャバッシャと。頭から。

井戸端でそりゃあもう すっごい勢いで。
 

 

 

同僚たちの悪ふざけとはいえ

 

 

 

 

小波タンの生着替えを覗いたうえに

ご本人に即バレしちゃったもんだから

 

 

 

 

絶対、小波殿に嫌われた!

絶対、キモジジイって思われた!

絶対、童貞クソ野郎って言いふらされる!

絶対、変態エロジジイって言われる!

 

 

 

っと

 

 

色んな考えがグルグルしちゃって

 

 






バシャコンお水かけまくってました。

「愚か者ォー!!」

「小波殿の尊い姿忘れるぞなー!」

「煩悩よ立ち去れー!」
つって

 

 

そりゃもうバッシャコン。





「小波殿のような美しい女子が
ワシのような
醜い男を好きになるハズないぞなー!」



とかって



身のほどをわきまえまくる
赤貝さんがなんか切ないじょ…(´;ω;`)ウッ




 

バックナンバー鬼リピしてる赤貝さん。

絶望って言葉がぴったりだね。

 

 

 

ひとしきりバシャコンと

お水かけ終えて

 

 

お茶を飲んでひと息ついていると…

茶卓に紙切れが。

 

 

 

 

なんじゃらほい?っと見てみると

小波タンからのお手紙でした。オッ!!(°∀° )

 

 

 なにせ42年間チェリーを

つらぬいているものだから

女子からのお手紙なんて生まれて初めてですよ。

 

 

 

こ、これが噂に聞いている

ラヴレターなるものぞな、もし!

 

みたいな感じで 

 

めちゃくちゃ胸を高鳴らせ

開いてみると…

 

 

 

 

 

アレ?気のせいカナ?

やたら文面が勇ましいような…?

え? 果たし状?!ビクゥッ∑(OωO )!!!!

 

 

 

くノ一だけど

根は純情可憐乙女の小波タンは

 

ラブレターの書き方とか知らんし。

 書くのも初めてだし。

 

 

 

ネットで、『果たし状 書き方』

で検索しちゃったのカナ?

 

 

 

 

 

 

 

やはり、着替えを見てしまったから…

殺されるのやむなし…

っと

 

覚悟を決めて

呼び出された場所へ赴く赤貝さん。

 

 

 

小波タンの姿を見つけるやいなや

 

 

 

「どうもすみませんでした!!!!!」

いきなりすっごい謝る。

 

 

 

え?ってなってる小波タンに

 

「殺意が吹き出るほどお怒りとは…」

つって

着替え覗いちゃったことを詫びます。

 

 

 

そんなことは

ちぃとも気にしてなかったので

 

っつーか

忘れてたんで

 

 

 

「ぜんぜん怒ってませんよ。フフフ」

赤貝さんのテンパってた姿思い出して

ちょっと笑う。

 

 

 

小波タンの心がちょぴっと和んだけども…

 

 

 

 

 

なんか視線を感じて

チラッと横をみると…

 

 

 

 

 

小弥太っちが物陰から

 

 

 

すっげ見てる!!ビクゥッ∑(OωO )

無言の圧すごい!やだ!もう!

 

 

 

 

赤貝をオトせ!恋仲んなれ!

ってゆーもの凄まじい念を送られ

 

 

仕方なしに

 

「赤貝サマノオ気持チ、トテモ嬉シイデス」

棒読みで伝えマス。

 

 

 

 

 

棒読み過ぎて

腹話術師ぐらい口を開かないから

 

 

 

 

「え?なんて?なんて?」

グイグイ近寄ってくる赤貝さん。

ちょ、近い近い。

 

 

 

しょーがないんで

 

 

「オ気持チ、嬉シク思イマス」

もう一度、死んだ眼ぇでつぶやきます。

 

 

 

 

「お気持ち…ハッ!ワシの気持ち?!

嬉しい?!え?OK牧場…ぞな?」

気持ちを受け入れてもらえた!

と、思って

 

一瞬、マンモスうれピー

っと

のりピー語で喜ぶ赤貝さん。

 

 

 

ほんのちょっとだけ

 

のりピーのファンクラブ入ってたんでね。 

ほんと、一瞬だけ。

いや、オタクではないです。

 

 

なので

 

今でもたまに

のりピー語出ちゃうんです。気ぃぬくと。

 

 

 

 

「あの小波殿が!このワシを!

受け入れてくれたぞなー!うわぁーん」

まさかの男泣き!!!ビクゥッ∑(OωO )

 

 

 

 

 

 泣きながら、喜んだのもつかの間。

 

アレ?ワシ、小波殿に告ったっけ?

と、記憶をたぐるんだけど

 

 

どぉーしても

告白したことを思い出せなかったので

 

 

よし!もう一度

ちゃんと気持ち伝えよう!

 

 

 っと

 

 

 

 フラッシュモブで告白。

かわE 越してかわFやんけ! 

 

 

 

 

好きでもない人にフラッシュモブで

告られるだけでもキツいのに

 

 

なんかアルファベット使って

うれC 越えて うれD!

 

とかって

ちょっとアレなこと言われちゃったんで

 

 

 

 

「あ、やっぱムリかも…」

なんか色々とドン引く純情乙女。

 

 

 

全然好きじゃない人に告られても

1ミリも心が動かないし

 

 

好きなフリすんのも罪悪感に

押しつぶされそう!

 

 

 

ってなったので…

 

 

 

その場から走って逃げました。

もうね、すっっごい速さ。

 

 

ジョイナーか!っつーほどの速さ。

さすがは、くノ一だなぁ。

 

 

 

 

 

 

人気のないとこで

気持ちと息を整えてたら

 

 

 

 「小波はこのお役目から手を引け」

 いきなりステーキ!な、通告する小弥太。

 

 

ついさっきまで

 

赤貝さんと恋仲になれ!って

すっごい念を送ってきたくせに。

 

 

 

 

「ちょっとビックリしただけです。

今度からはもっとうまくやりますから」

 

っと

任務を続けさせてほしいと懇願するも…

 

 

 

「いや、お前がいると足手まといだ」

え、なんなの?そこまで言っちゃうワケ?

っと

泣きそうになる小波タン。かわいそうだじょ…。

 

 

 

小波タン

小弥太、冷たすぎだよねー!

( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー

 

 

 

 

 

小弥太めー!非情のライセンス過ぎるゾ!

仕事のために恋も夢も希望も捨てなきゃとか。

 非情すぎる!

 

 

 

いくら好きピでもイラっとしたので

ちょっと反発する小波タン。

 

 


「私にこんな苦しいお芝居をさせておいて

そんな冷たいことを急に…」

「えぇ、えぇ、小弥太さんは立派ですよ」

「お役目第一。隠密同心の鑑ですもんね」

 

 

 

嫌味のひとつも言ってやりたくなります。

そりゃそーだよ。

 

 

ムリ言ってきたくせに

急に、もういいや。みたいな感じだもんね。

 

 

いくら小波タンが心優しい女子でも

ぷんぷん丸になるっつーの。さすがに。

なめんなっつーの。

 

 

 

 

でも、こんな広々としたお外で

痴話喧嘩しちゃってたら

誰かに聞かれない?だいじょぶ?

 

 

 

って私が心配した矢先…

 

 

 

「そうか!貴様ら隠密同心か!」

殿の手下たちに身バレしていきなりピンチ。

 

 

 

ほらぁ!だから!ゆったじゃぁーん!

 

そーゆー大切なお話しは

もっと部屋のすみっコでしなよー。

 

 

 

 

めんどうなの来ちゃったなー

っと思ったら

 

 

 

「隠密同心は2人だけじゃないのだ!」

なんつってカッコよく上の方から

颯爽と現れたと思ったら

 

 

 

ズバズバズバッシュ!!っと

手下たちを斬り殺す十蔵旦那。

 

 

 

カッケー!(*゚∀゚*)イカスー!!

 

 

 

 

邪魔ものを秒で消した後は

 

 

まあまあ、仲良くしな!

みたいな感じで

小波タンに真実を告げる十蔵旦那。

 

 

 

 

「小弥太はお前の心が

これ以上傷つかないために言ったのだ」

「その気持ちは汲んでやりな」

 

 

 

小弥太が

自分のこと想ってくれてた!

 

ってゆー

 

思いもよらない真実を知り

 

 

 

え、待って。小弥太さん、かっこよ!

胸のキュンキュンが止まらなくなりマス。

 

 

 

嬉しさで

ちょぴっと瞳をウルませつつも

 

 

「あたしにも隠密同心の意地があります」

改めて赤貝さんをオトしてみせることを

誓いますよ。

 

 

 

てかさ。

 

自分たちが隠密同心とかってのは

どっかお部屋ん中で言いな?

 

お外だと

誰に聞かれてるか分かんないでそ?

 

 

さっき

まんまと敵に聞かれちゃったでそ?

 

 

 

っと心配していたらば…


 

植え込みの陰で

 

 

「あんみつ…じゃなく、だんみつ…でもなく

おんみ…つ?え?小波殿が?!」

案の定、赤貝さんに聞かれてました。

 

 

ほらぁー!だからっ!!少し学習して!

 

 

 

あ、小波タンはかわゆいからいいや。

(b゚∀゜*)イーヨ!イーヨ!!

 

 

 

 

 

小弥太と十蔵旦那だよ!

 

 

淡谷センセー降臨すっぞ!

なにやってんの!!!」

言われっぞ! 

 

 

 

 

 

 

小弥太と十蔵旦那はさー

そこらへんちゃんと気ぃ配ってー。

 

 

 

 

メンズ2人の

配慮が足りなかったせいで

 

 

心がバキボキに傷つく赤貝さん。

 

 

「小波殿が気持ちを受け入れてくれたの

ヤラセだったんだー」

「小波殿がワシなんて

好きになるハズないもんなー」

 

 

 

男泣きするほど嬉しかったのにね…。

(´;ω;`)ウッ・・

 

 

 

 

隠密同心もなんつー罪作りな。

おい!責任者出せ!!

 

 

 

 

一瞬、ゴー・トゥ・ヘブン!

ってぐらい気持ちアガったぶん

 

オチる時は

いつもの倍の絶望を味わうってゆう地獄。

 

 

 

もう人間ヤダー!!!!

お花になって小波殿に愛でられたいー!

 

 

 

 

ってなった

赤貝さんの中の狂気が吹き出ます。

 

 

 

 

好きなだけワシのこと笑えばいいじゃん。

やさぐれちゃうんだから。

 

 

 

 

 

 

その結果…

 

 

 

 

 

居酒屋で

ひょっとこ踊りして民草を笑わす!

ってゆー斬新な落ち込み方をします。

 

 

 

ジョーカーがピエロになるのと

同じ感じですね。(ん?)

 

 

 

 

イイ感じに会場を笑わして温めてたら

 

 

 

 

「赤貝サマ!おやめください!!」

迎えに来た小波タンに

思いっきり叱られたー!ズガーン!!∑(゚Д゚ll)

 

 

 

 

放っておいてよ!

っとムシして踊り続けてたら

 

 

 

バシャコン!!!!!!

すっごいお水かけられる!!∑(゜д゜)ヒッ!!

 

 

「何故、そんなにご自分をイジめるのです!」

と、問われて

 

ちょっとイラッとしちゃったのカナ?

 

 

 

なにさ!誰のせいよ!っと

グッと拳を握りしめちゃう。

 

 

わー!赤貝さん!落ち着いて!!

 

っと

 

私がハラハラしてたら…

 

 

 

小波タンのかわゆい泣きべそ顔みて

(゚Д゚)ハッ!!!!てなる赤貝さん。

 

 

 

 

そんな泣きべそになるほど

本気で自分を心配してくれてる

 

ってゆー

小波タンの気持ちを感じ取った赤貝さんは

 

 

 

隠密同心たちが探索している

殿の工事費横領事件を明るみに出そう!

そうしよう!

 

っと決意。

 

 

 

金庫から二重帳簿を持ち出して

小波タンたちへ渡そうとします。

 

 

 

 

しかぁーし!

 

 

 

 

用心深く狡猾な殿は罠をしかけていて

 

帳簿を持ち出そうとした途端

ガシャコン!!!

っと

金庫に閉じ込められる仕掛けに!

(;`皿´)グヌヌ!!

 

 

 

 

そんなわけで

まんまと閉じ込められた赤貝さんぞな。

 

 

 

 

万事休す!っと思った矢先…

 

 

 

 

 

「赤貝サマ!!!」つって

ナイスタイミングで助けに来る小波タン。

(*゚∀゚*)イイヨー!!

 

 

 

 

しかぁーし!

 

 

 

 

檻が頑丈すぎて

小波タンの力では開けることが出来ません。

 

 

もぉー!小弥太と十蔵旦那ぁー!

手伝ってぇー!!

 

 

 

お兄さん2人は殿の手下たちと

闘ってて取り込みナウだったので…

 

 

助けられず!クッ!!!

 

 

 

 

「この帳簿には

工事費横領の事実が載ってるぞな!」

命を捨てる覚悟を決めた赤貝さんは

帳簿を小波タンに託します。

 

 

 

 

 

事件を明るみにする代わりに

お家取り潰しにならないようにして欲しい!

 

 

ってことを伝えマス。

 

 

 

 

藩がなくなったら勤めてるみんなが

路頭に迷うぞな!

ってのを心配してる赤貝さん。

 

漢だぜぇ!

 

 

 

 

赤貝さんの断固たる決意を感じ取り

帳簿を受け取りうなずく小波タン。

 

 

 

「赤貝サマのご意志、しかと受け継ぎます」

ってのを目顔で伝え

 

 

後ろ髪引かれる思いで

その場を後にします。

 

 

 

 

小波タンが去ったすぐ後、現れる殿たち。

 

 

 

 

 赤貝さんを庭の木に括りつけ

ビシバシとむち打ちの刑に処します。

女王様とお呼び!!!ヽ(*`□´*)ノ

 

 

 

 

散々ムチで百叩きしたかと思ったら

 

 

「誰に帳簿渡した?ん?言ってみ?」

「おぬしも童貞のままで死ねのは

さぞや心残りであろう?」

 

 

 

言葉巧みに

赤貝さんを懐柔しようとするも…

 突っぱねられます。

 

 

 

「ワシは今、ある1人の女に恋しております」

「死ぬほど惚れこんでおるのです」

「その女を守るために死ぬのなら本望」

「これほど幸せなことはないぞな」

 

 

 

 

え、待って。赤貝さん。

 

なんか、なんか!泣きそう。

なに?その漢気あふれるお言葉。

(*´Д`*)キュンキュン!!

 

 

 

 

赤貝さんを放ってはおけずに

助けに戻ってきた小波タンも

その言葉きいてキュン!て。

 

 

 

私と小波タンが赤貝さんの言葉に

キュンキュンしてる横で

 

 

 

「非モテのクセに生意気言うな!」

 「自分に酔ってんじゃねー」

 

 などと

性悪ジジイ、盛大にあおるの巻。

 

 

 なんなんだ!ジジイ!

(#゚Д゚)プンスコ!

 

 

 それでも赤貝さんが屈しないと知ると

 

「ならば、望み通り死ねぇい!」

刃を向けて赤鼻をそぎ落とそうとした刹那…

 

 

 

ちぇすとぉー!!!

 

 

って

掛け声とともに、殿から刀を奪い

 

 

 

「赤貝サマを犬死させるわけにはまいりません!」

ちょぉーカッコよく助けに入る小波タン。

(*゚∀゚)bイカス!!

 

 

 

 

バッタバッタと敵を斬り倒す!!!

ハイパーな殺陣でちょぉーイカしてんの。

 

 

赤貝さんは全くの戦力外なんで

小波タンひとりで大奮闘。

 

 

 

んがっ!!

 

 

いかんせん多勢に無勢。

 

 

 

 

ジーワジーワと追い詰められ

敵に取り囲まれる事態に!キャァー!!∑(ll゚Д゚ノ)ノ

 

 

 

ジーワジーワと2人を追い詰め

 

 

 

「ぬははは!貴様らもこれまでだ!」

なかなかイラっとする顔でご満悦な殿。

 

 

 

 

敵が小波タンと赤貝さんに

襲いくるその刹那…

 

 

 

 

「お待たせ―」「遅れてめんごー」

合コンに遅れて来た女かよ!!

ってタイミングで颯爽と現れる2人。

 

 

 

んもう!

いっちばんおいしいとこをかっさらってく!

 

 

 

 

 

何はともあれ

隠密サンバルカンがやっと揃ったので

 

 

 

ちょぉーイカすテーマ曲スターティン♪

ガッシガシと敵を倒していく3人。

 

 

 

 

そーこーしてるうちに

 

 

なんか知らんけど赤貝さんまで参戦して

ラスボスと相まみえる事態に!!

がんばれー!

 

 

 

慣れない刀をもって

一生懸命がんばるんだけど

 

 

いかんせんソロバン王子なんでね。

赤貝さん。

 

 

やっとう(剣術)の方はからっきし。

 

 

 

うっかり刀を取り落としちゃって

はわわ!なるし。

 

 

っとそこへ

 

 

 

「赤貝サマ!!!!!」つって

自分の刀を投げる小波タン!ナイスゥー!

 

 

 

その刀をバシィーン!と、受け取り

 

 

 

おりゃー!!っと渾身の力を込めて

見事ラスボスを打ち倒す!っしゃ!

 

 

 

このワシが?!斬り殺した?マジで?

って自分でも信じられなくて

 

 

 

 

「わぁー!!小波どのぉー!!!!」

うれしさのあまり小波タンに走り寄っちゃうの。

テケテケーって。

 

 

 

赤貝さん、ちょっとかわゆいゾ!

 

 

 

小波タンもかわゆいと思ったのカナ?

 

走り寄られて

はにかんだ感じでうれしそうデス。

 

 

フラッシュモブで告られて

ドン引きしてた時とは大違い。

 

 

 

「赤貝サマ…!」つぶやきながら

「おめでとうございます!お疲れさまデス」

っを

目顔で伝える。

 

 

なんかね。視線の優しみが違うから。

ドン引きしてた時と。

 

 

慈悲があふれたまなざしだから。

 

 

 

 

赤貝さんと小波タンの視線が

一瞬、絡み合うから。

レーザービームみたいにさ。

 

 

 

 

こ、こりは!!小波タン…もしや?!

 

赤貝さんのこと

軽く好きになりかけてるんじゃ?!

 

っと

 

私がワクドキ☆になったら…

 

 

 

 

「隠密同心に長居は無用。いくよ!」

って感じで肩をポム!ってする十蔵旦那。

クッ!!

 

 

 

そだった!

隠密同心は

恋も夢も希望も捨てなきゃだった。

 

キイハンターみたいでツラタン!(´・ω・`)

 

 

 

その後

 

 

内藤御前と暴れん坊将軍の口添えで

お家取り潰しを免れた松山藩。

 

 

そんなわけで

 

 

故郷の松山へ戻ることになった赤貝さん。

 

 

 

隠密同心みんなでお見送りだじょ。

「赤貝の旦那のお陰で事件解決だぜぇ

ありがとよ!」

 

 

リーダー小弥太のお礼の言葉を

スルッとスルーして

 

 

 

「小波殿。ワシのことを笑って欲しいぞな」

とかってムチャ言い出す赤貝さん。

 

 

 

「できません」

と、キッパリ断る小波タンですが

 

 

 

そうしてくれたら小波殿のこと

ちゃんと忘れられるから!

って言われ

 

 

ムリに笑おうとする小波タン。

んでも、お別れが悲しいのでうまく笑えず。

 

 

 

それでも、小波タンの心意気に満足した

赤貝さんは

 

「ありがとうぞな!」っとお礼を言って

涙を流しながら笑顔で故郷へと向かいます。

 

 

 

 

 

帰る道すがらiPodのチータを鬼リピ。

爽やかに「ありがとう」言いながら。

 

 

 

 

去って行く赤貝さんの後ろ姿を見つめながら

そっと涙を流す純情可憐乙女な小波タン。

 

 

 

赤貝さんの幸せをちょぉー祈ってマス。

優しい乙女だから。

ほんの一瞬、好きになりかけたし。

 

 

 

 

故郷へ戻った赤貝さんは

その後

 

小波タンとの想い出を胸に抱きながら

生涯、童て…ゲフンゲフン!

独身をつらぬいたそうな。

 

 

 

 

 

赤貝さんと小波タンの

スーパープラトニック純愛に

 

 

ブラボー!おぉ…ブラボー!つって

スタンディングオベーションどころか

宙に浮く私。

 

 

 

 

ちょぉー切なくてアオハルちっくなお話し

な感じで

 

本日は読み終わりでございます。

m(*u_u*)m ペコリ