竹久夢二物語 恋する 後半戦 | ベルのブログ

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観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

つい最近、SNSで



モスクワ在住の
17歳(以下マトリョー子)から



「私も芽衣子ファンです!お友達になって」
みたいなメッセージが
突然、送られてきましてね…







あまりの勢いに
ちょっと
お、おぉう…ってなってたんですけど



『どこ住んでる?名前は?年齢は?』



矢継ぎ早に質問攻め。
若さゆえのガツガツ具合。






ちょ、いったん落ち着いて!!




とりあえず



なんか怖いから用心しつつ
少しずつ質問に答えていたら



あたしが40過ぎって分かった途端







一切



連絡こなくなるってゆーね。( ´・д・)エッ











あ、なんか…







中年でごめん!!!





BBAに用はなかったんだろーなー
っと

忘れかけた頃





またも
突然メッセージ送られてきて







『奥さんいる?』って。

 

 

…。

 

 

……。

 

 

…………。







え? ヨメ??









んと……






あ!!



あたし  
オッサンだと思われてる!!!







あらー。いやだー。



あたしが常々心に飼ってる
オジサンがひょっこり顔出しちゃったかー。







けっこーねー

文章だけだと
オジサンと間違えられるんすよ。あたす。





まぁね。


半分オジサンみたいなもんだからね。
いいんすけどね。







とりあえず



おっさんたちの星を貼っとく!

行進しながら更新して行こう!よしっ!







それにしてもマトリョー子めー。



遠いアジアの片隅のオジサンに
嫁の有無を

確認してどーする気だ!!







ハッ!!!!(´゚Д゚`)



ま、まさかっ!!





国際パパ活詐欺?!







えー、怖いから
もぉーマトリョー子のメッセージに
返信すんのやめるー。





パパ活わっしょい!されたくないしー。
 ヴィトンのバックおねだりされたくないしー。
KGBに眼ぇつけられたくないしー。




そんなわけで怖いから

 

 

 

夢二の続きイクよー。

ハッ!と顔の芽衣子がかわゆすぎて

グッ!となるヨネー☆(´∀`)bグッ

 

 

 


夢二の

『つき合ってもないのに結婚しよ!』攻撃を

受けまくって

 

熱に浮かされたよーに結婚しちゃった

たまきタンですが

何かっつーとガチ喧嘩の夫婦生活。

 

 

 

毎日電流デスマッチ。

毎日大仁田。

 

 

 

 

昼→デスマッチ 夜→ラブイチャ

無限ハッスループだった前回。

 

 

 

 

前回の詳しいハッスルはコチラ。

 

 

ハッスルが過ぎて

夢二のお父ちゃまが

横からやいのやいの言ってきて

 

わずか2年でスピード離婚。( ´・д・)エッ

 

 

 

 

 

2人でドアを閉めて2人で名前消します。

尾崎さんのモミアゲうらやましいんだよな。

 

 

 

また逢う日まで!逢える時までねー!

バイビー☆

 

 

 

っと

手を振ってから3ヶ月後

 

 

 

 

なんか知らんけど

夢二がたまきの元へ電報送って

 

『富士山を一緒に登っちゃお☆』

と誘ってきます。

 

 

たまきもまだ未練があったので 

誘われるまま 

御殿場駅で待ち合わせて

登っちゃってっから。富士山。

 

 

 

 

今日は御殿場で5時!だから。

ふたりでサボタージュすっから。

 

 

離婚したけど再び恋が始まる予感☆

に、なるたまきタン。

 

 

 

富士山登る前夜。旅館で1戦交えマス。

やーやー我こそはー!つって。

 

 

 

登山前には睡眠をしっかりとれい!

山なめんな!!

 

 

 

 

闘い終えた後の朝。

 

 

登山姿のたまきをスケッチ。

あ、ちょっとかわゆい。

 

 

 

ご来光と雲海を眺めたら

満足したんだか

 

下山した後には

「これで綺麗にお別れできるね」

 と改めて別れを告げる夢二。( ・д・)エッ

 

 

ただ、ただ、夢二の

想い出センチメンタル登山だったー!

 

 

 

 

元サヤを期待していた、たまきも

 

あ、あたしコイツの

センチメンタルジャーニーに利用されたんだな。

っと悟り

 

ちゃんと別れよ!自立しよ!

っと

覚悟を決めます。

 

 

 

お互い「アリーヴェデルチ」言い合って

爽やかにお別れ。( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

アリーヴェデルチした後に

自立の道を求め

 

保母さんの資格を取ろうと

働きながら

学校に通い始めます。

 

 

下宿先も決まって

自活にむけて頑張っていたある日

 

 

再びたまきの前に現れる夢二。

保母さん姿をスケッチ。

 

 

 え?正気?!

 

 

 

やっぱさー 僕らさー 運命かもー

引力が僕らを引き合わせてんだよー

 

 

 

などと甘い言葉をはいて

 

 

 

籍入れないけど

 

たまきタンと同棲時代開始!( ´・д・)エッ

今日子と次郎みたいに離れられない2人。

 

 

 

 

 

その後も

 

 

 

昼は卍固めカマしたり

「元気ですかっっ!!!」

 

 

 

夜はパンケーキ作ってみたりと

ハッスルしまくり千代子な2人。

 

 

 

 

昼夜の

ハッスル祭りが功を奏したのか

初の画集を刊行する夢二。

 

 

 

 

たまきの存在は

いつも夢二の創造力を刺激します。

 

 

たまきタン描きまくって画集完成☆

画集の裏扉には

『この集を別れたる眼の大きな人に贈る』

っと

たまきへの献辞を記します。

 

 

 

 今をときめく竹久夢二の画集に

そんなん書かれたら

悪い気はしないたまきタン。

 

 

私が“竹久夢二”を育てたんだわ!

私たちは2人で1つのツインレイなのね!!

 

などと

夢二をツインレイと認識。

 

 

 

 

 一方、夢二は

 

初の画集が大ベストセラーになり

ドヤってました。ドヤさ!!!

 

 

夢二めー!

『ドヤジ』って呼んでやる!(;`皿´)qグヌヌ

 

 

ドヤりついでに

たまきと息子くんを連れて

千葉へ避暑に向かいます。

 

 

 

そこで

 

逗留してる旅館の隣んちの娘さん(19)と

フォーリンラブするドヤジ。ヽ(`Д´)ノバカー!!

 

 

 

人目を避けて娘さんと逢引。

 

 それが

 

娘さんちのお父さんにバレて

激おこパパンの図。くぉら!夢二!!

 

 

 

このままじゃ殺される!!

っと

 

危険を察知した

デキる嫁たまきタンは

 

 

お父さんの眼の前で夢二にドロップキック!

完膚なきまでにシメ倒します。

d(゚∀゚d)ナイスー!

 

 

その様を見て

なんとか溜飲を下げるお父さん。

あっぶなぁ!

 

 

 

 

 

娘さんとの仲は終わりますが…

 

 

その時の心情を

『宵待草』

と題してポエムにつづります。

 

 

 

 

そのポエムに曲がつけられ

後に大流行。

 

 

 

貼っときますね。夢二のドリーミンなポエム。

なおみの歌声に癒されちゃお。ね?

 

 

 

 

その後もちょいちょい

 

スケッチ旅行と称して

他の女子のとこへ入りびたり

家に帰らない日々を送るなど

フリーダムな所業を繰り返す夢二。

 

 

そのたび

 

 

たまきにシメられんの。せいっ!て。

もんのすごく綺麗な形の

ジャーマンスープレックス カマされんの。

 

 

8割方

ガチ喧嘩してる2人なんだけど

 

 

ひとたび作品創作に入ると 

息ぴったりのナイスバディになる2人。

 

 

 夢二の才能と

たまきの内助の功スキルを組み合わせると

絶妙な化学反応が起こり

 

 2人で手がけた作品は

飛ぶ鳥落とす勢いで売れてゆきます。

 

 

 

知名度が右肩上がりの夢二は 

 

 読売新聞社に入社して

新聞の挿絵画家として描きまくる。

 

 

そんな時

 

 

知り合いの

幸徳秋水(こうとくしゅすい)さんに頼まれ

平民新聞に

反戦風刺画を寄稿。

 

 

 

 

平民新聞は社会主義者さんたちが

作ってる新聞だし

 

秋水さんはアナーキストなので

警察に眼ぇつけられてます。

 

 

 

 

警察に眼ぇつけられちゃうから!

描くのやめて!

っと

止めるたまきタン。

 

 

 

んがっ!

 

 

聞く耳を全く持たない夢二に

唇ふさがれる始末。

 

 

 

マジでなんなの!?

 

 

 

 

たまきタンが止めるのも聞かず

主義者きどり

せっせと平民社に風刺画描いてた矢先…

 

 

秋水さんたちアナーキストたちが

大逆事件でしょっぴかれ次々と処刑されます。

 

 

 

 

夢二も警察に検挙され拘束。

 

 

 

 

「たまきさん!センセー捕まりました!」

弟子の報せに「あの人死ぬかも」

と、フンワリ予感するたまき。

 

 

だから!イラスト描くのやめてって

ゆったじゃんね。

 

たまきタン!

言うこと聞かない人って

ホントやだねー。( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー

 

 

 

 

たまきが

夢二死ぬかも!って予感してる頃…

 

 

 

 

七曲署の名物刑事に

取り調べられてる夢二。

 

 

 

「平民新聞てアレか?

修羅雪姫の小説載ってるやつか!」

「お前も幸徳秋水と鹿島雪の仲間か!」

「主義者なんだろ?吐いちゃえよ」

「ところで、カツ丼食うか?ん?」

 

 

 

 

オトしの山さんの

緩急プレイに秒でオチる夢二。

 

 

 

 

 

泣きながら

 

自分は主義者でも何でもなく

ただのしがないイラストレーターです!

 

ってことを訴えて

3日後ぐらいにやっと釈放。

 

 

 

 

へろへろになりながら帰宅。

へろへろおじさんのご帰還だよー。

 

 

 

 

グッタリしてるへろへろ夢二の姿に

たまきの母性本能が覚醒。

 (`✧Д✧)キュピ-ン

 

 

思わず

 

 

1回ムギュッ!と抱きしめる。

かわいそうやらいじらいやらで胸が

キュンキュンしちゃう。

 

 

 

 

何もかもから守ってあげたくなります。

究極の”守ってあげたい”映画。

 

 

 

T-800ぐらい

守ってあげたい状態になって

 

 

夢二の身も心も労わり

お布団しいてあげながらも…

 

 

「どんな取り調べ受けたの?」

「ヤマさんは天パなの?」

「カツ丼は食べたの?」

ガンガン質問しちゃうの。

世話焼き体質だから。Tamaki‐800は。

 

 

 

夢二がたまきタンの質問にも

へろへろしてるのを

見かねた弟子の万代君が

 

 

「たまきさん…もうそのへんで…」

 

 

やんわり止めに入ると…

 

 

 

「万代君はすっこんでらっしゃい!」

「コブラツイストかけるわよ?」

 

 

叱られ押し黙る万代くん。

 

 

 

 

たまきが夢二に

数多のキレッキレの技かけてんのを

目の当たりにしてる弟子たちなんでね。

黙るしかないですよ。そりゃ。

  

 

 

弟子たちの間では秘かに

 

たまきボンバイェっ!呼ばれてマス。

「来い!オラッッ!!」

 

 

 

 

万代君が叱られたのを契機に

「じゃあ、僕たちはそろそろ…」と

 

腰を上げ始める弟子たちを

必死に止める夢二。

 

 

 

「夕ご飯食べて行きなよ!」

「なんなら泊っていきなよ!!」

 

 

みんながいなくなると怖いから。

たまきにすっごいシメられるから。

 

 

 

とりあえず

 

 

 

取り調べで

カツ丼食べられなかった夢二のために

 

出所祝いを兼ねて夕ご飯は

牛鍋をみんなで囲むぉ。えー、優しいー。
 

 

 

夕ご飯時 

夢二が無事に帰ってきた安堵からか

ちょぴーっと

お酒呑み過ぎちゃうたまきタン。

 

 

「この人を主義者と間違えるとか草ww」

「警察もどこに眼ぇつけてんのかしらね」

「税金返して欲しいわよね」

「カツ丼食べさせろってのよね」

 

 

 

すっごい夢二のこと思いやってるのに

ついつい厳しめなこと言っちゃう

ツンデレ女子なんです。

 

 

 

そんなたまきの“ツン”にまんまと

乗っちゃって

何さ!って怒り出しちゃう夢二。

 

 

 

 

「僕はもう君を描いていないんだ!」

「姿かたちは君でも中身は君じゃない!!」

 

 

 

5回くらい聞き返しても

ちょっと何言ってるかよく分かんない

ってことを言いだす始末。

 

 

 

 

「はぁ?何言ってるか分かんないんですけど」

「ベトナム語で話すのやめてもらえます?」

「絵ばっかだと日本語話せなくなるのかしら?」

「てか、30分息止めていただける?」

 

 

 

ヒャッハー☆煽り祭り

 

 

 

 

たまきの盛大な煽りに

 

 

 

泣きながらブチ切れる夢二。

「なんでそゆことゆーの!出て行く!!」

 

 

 

 

ブチ切れて唐突におさらば宣言。

和変換がハンパない!

 

 

 

ぷりぷり怒りながら

旅支度する夢二に

 

「逃げるんですかっ!どうなんですか!」

闘魂注入するたまきボンバイェ。

 

 

 たまきに「卑怯者!!」呼ばわりされ

 腫れ上がった頬をさすりつつ

 

泣き泣き家を飛び出して

放浪の旅へ出る夢二なのでした。

 

 

 

 

 日本全国津々浦々の街並みや人々を

 写生しまくり千代子の旅。

 

 

 

「故郷?しいて言えば地球かな?」

と、スナフキンみたいなことゆって

 

 

 

放浪スケッチすること…

 

 

 

 

 

2年!! (`・Д・)エッ

 

 

 

 

有名になっても

独学のコンプレックスが

払拭できない夢二は

 

文部省美術展覧会に対抗して

そうだ!初めての個展を開いちゃお!

と、閃きます。

 

 

 

 

 

旅の地で知り合った女子たちをモデルに

描こうとしますが

 

頭の中に描く構図と

実際に描いた画との乖離に苦しみます。

 

 

 

たまきをモデルにすると

思うように描ける!そーいえば!!

 

ってことに気づく夢二。

 

 

知らんがな!!

 

 

 

 

 

たまきにだけはありのままの自分を

レリゴーできる!そーいえば!!

 

ってことにも気づく夢二。

 

 

 

続・知らんがな!!

 

 

 

 

 

ガチ喧嘩→仲直りのラブイチャ

の、後のたまきタンのスケッチ。

 

 

 

夢二がたまきタンを求めている頃…

 

 

 

自活してお子を育てあげるために

一生懸命働いてるたまき。

 

 

 

 仕立物の内職こなしまくるゼェ。

光の速さでミシン踏むんだゼェ。

 

 

 

 

もうね。夢二のことはキレイさっぱり忘れました。

夢二の全てにクソくらえよ。

 

 

 

 

母さんが 夜なべして

ミシン踏んでるとこへ物音が。

 

 

え?なにやだコワイ。

即座に女豹顔で構えるたまきタン。

 

 

 

玄関へ行ってみると…

 

やつれた顔してババンバァーン♪

な夢二が

ボケーッと突っ立てました。

 

 

 

 「今さらどの面下げて来やがったのかしら?」

 とりあえず女豹メンチ切るよね。

 

 

 

 

だって

 

2年も音信不通でしたものー!

生活費も皆無だったのですものー!

 

 

 

 

夢二が出奔した時

たまきのお腹にはベビが宿っており

 独りで出産して育てておりました。

 

 

 

そんなだもんさ

 

 

「個展のためにもう1度モデルになってくれ」

「ボクを助けてくれ!頼む!!」

って懇願されても

 

 

 

心ン中のデヴィ夫人出るよね。

個展なんて知ったこっちゃないわ。

 

 

 

「イキナリで勝手でイイ気なお話しですね」

2年も音信不通でよくもまぁ言えたもんよ。

 

 

夢二の身勝手さに

あきれ果てるたまきと私。

 

 

 

 なおも

 

「頼む!助けてくれ!たまきぃー!」

っつって

食い下がる夢二に

 

 

 

 「そんなに助けて欲しかったら

そこに土下座でもしてお見せになったら?」

もう絶対ほだされない!

って心に決めてマス。o(`・д・´)oガンバレ

 

 

 

 

いい画が描けるのなら

土下座なんていくらでもしますけどー!

スタンスの夢二。

 

 

 

 

ヨユーで土下座カマすよね。

ゲザ―(土下座が超うまい人)だもん。

 

 

 

 

結局

 

ゲザ―にほだされて

モデルになるわ元サヤにおさまるわ

の、たまきタン。んもう!

 

 

 

ちなみに肝心の個展は

ナイスバディ2人の共同作業により

大成功を収めたのでした。

 

 

 

個展大成功を機に

 またしても

夢二と同棲時代スターティン。

 

籍入れないけど。(`・Д・)エッ

 

 

 

 

幾度かの夢二の出奔で

生活費稼げる手段確保しとくの大事!

ってのを学んだたまき。

 

 

夢二デザインの

半衿、風呂敷、のれん、絵はがき

などの小間物を置く

 セレクトショップを立ち上げます。

 

 

 

『港屋』の一切を取り仕切るたまき会長。

 夢二人気で若い娘たちが連日訪れる

繁盛っぷり。

 

 

 

 

 「港屋」の2階は

画学生たちが集うサロンになってました。

 

 

 ある日

 

 

港屋でバイトしている

画学生の東条くんに誘われて

 笠井彦乃なる女学生が店に現れます。

 

 

 

 

「いらっしゃいま……し…」 

「 夢二のどストライクの顔面だわ」

 

 

彦乃をひとめ見るなり

 

 たまきの勘ばたらきが

『エマージェンシー』を告げます。

 

 

 

「センセー、笠井彦乃くんです」 

 夢二と彦乃を引き合わせやがる

東条くん。

 

 

 

ちょ、ばっ、おまっ!!

なんつー余計なことを…。

 

 

 

後で

たまき会長に呼び出される東条くん。

 

 

 

 

 「東条くんのお父サマ『大霊界』撮った人よね?」

 「東条くんも1回大霊界に逝ってみたら?」

 

 

ほらぁ!言わんこっちゃない。

余計なことするからー。

 

 

 

 

「え?それはぁ…どういう…?」

会長の眼が一切笑ってないので

戦慄が走る東条くん。

 

 

ちょっとそこに立ってらっしゃい?

っと

 

会長からキレッキレの延髄斬りをくらい

大霊界へ逝きかける東条くんでした。

 

 

 

 

 

たまきの勘働き通り

 

初めて出逢った日から

まんまとお付き合い始める夢二と彦乃。

 

 

お互いのことを

『山』と『川』って呼び合って逢瀬を重ねる。

 

 

 

 

 

山と川!!

 

 

え?隠密?!

 

 

 

 

夢二の創造力の源が

自分から彦乃へと移ろいだことを

感じるたまき会長。

 

 

 

 

夢二の作品は心底愛しているゆえ

創造力の源を守るために行動を起こします。

 

 

 

普通じゃないやり方でいかなきゃ!

 

つって

 

彦乃んちへ突撃訪問。

 

 

 

「娘さんを私の夫のお嫁さんにください」

彦乃パパにまさかの結婚の申し込み!

ビクゥッ∑(OωO )!!!!

 

 

 

 「お前さん正気かえ?」

 おったまげるパパ。

 

 

 『川』との逢瀬を終えたばかりの

『山』もちょうど帰ってきたとこで

 

 現場に居合わせました。

 「この年増、マジか?!」

 

 

たまき会長の普通じゃないやり方に

ガクブルんなる小娘。

 

早速、『川』にチクリいれます。

 

 

 
夢二の絵をステキにしたい!!ってゆー

たまきの海より深い愛情が裏目に出るの巻。
 
 

 

 

 「君は僕の絵をダメにする気かっ!」

「ダメにしたくないから

スッキリさせに行ったんじゃないですかっ!」

 

 

取っ組み合いのガチバトルに。

 

 

 

「そーゆとこだよ!ムカつくとこ!

自分の理論押しつけマン!!!」

「僕は君の奴隷じゃない!!」

 

 

はっ?お前がそれゆう?

みたいなこと言ってブチ切れジジイ。

 

 

たまき会長もそう思ったのカナ?

 

 

「奴隷はあたしじゃありませんかっっ!!!」

ヒットマンみたいな眼ぇでちゃう。

 

 

 たまきターン。

ホントそれ!だよねー。

 ( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー

 

 

たまき会長が自立しよーとすると

毎回ゲザーが現れて

土下座して邪魔するんじゃんか。

 

 

あなたの幸せは

あたしの不幸せの上に成り立っているのよ!

それをお忘れになったの?!

 

たまき心の叫び。

 

 

 

 たまきタンを泣かした挙句に

 「泣く女」ってタイトルつけて

スケッチしてるしね。

 

ドSめー!(;`皿´)グヌヌ

 

 

 

 

 ヒットマンみたいな眼ぇしながら

脳内に鳴り響くあいみょん。

 

 

 

ビビった夢二は

彦乃と駆け落ちヤッホーして

京都で同棲時代を送ります。

 

 

いい加減ちゃんとしよ!

っと

 

たまきを京都へ呼び出します。 

「僕はもう(君に)土下座しないよ」

 

 

今まで散々甘えてきたたまきタンへ

まさかのゲザー卒業宣言。

 

 

 

 その言葉を聞くやいなや

 浅草のかっぱ橋で仕入れた刃物を

取り出してっと。

 

 

 

 加賀藩士の娘であるたまきタン。

 

散々尽くした後でボロ雑巾のよーに

捨てられるくらいなら… 

 

 

 

「あなたを殺してあたしも死にます!」

お武家の意地を見せるんだぉ。

 

 

ちょ、まっ!ちょ、まっ!!

テンパる夢二。

 

 

ここから

 

長年もつれ合い絡み合った

因縁の夫婦対決が幕を開けました。

 

 

まずは

 

得意の延髄斬りで先制攻撃するたまき。

キマったかに見えたのですが…

 

 

たまきの足をつかむと

 

 

ジャイアントスイングをカマす夢二。

思いっきりグルグル回す!!

 

 

かぁーらぁーのぉー

 

 

四の字固めで足を絞めあげる!

「折れ!折れ!コノヤロウ!!」

苦悶の表情ながらも煽るたまき。

 

 

なんとかロープまで逃げて場外へ。

 

 

 

再びリングへ上がり 

 

小僧なめんなよ!!と、ばかりに

ジャーマンスープレックスホールド!

 

 

まさに

 

肉体がレクイエム 攻撃がゴスペルだ

戦い模様がバラードだ!!!

 

 

 

両者とも

 

 

アルゼンチンバックブリーカー!!

掟破りの逆さそり固め!!!

 

 

などの 

技と技をぶつけ合い

壮絶な死闘を繰り広げますが…

 

 

60分フルタイムドローで試合終了。

 

 

 

よくやったとばかりにドラゴン夢二の腰へ

ベルトを巻いてあげるアントニオたまき。

 

 

これが永きにわたる

夢二とたまきの旅の終わりでした。

 

 

これ以降

 

 

2人は

2度と会うことはありませんでした。

 

 

 

 

『港屋』を閉め新しい道をゆくたまき。

闘魂よ永遠なれ。また、新しい旅が始まる―。

 

 

 

 その道を ゆけばどうなるものか

危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せば その一足が道となり

その一足が道となる

迷わず行けよ 行けばわかるさ

 

 

猪木師匠の言葉が

たまきの耳朶を打ちます。

 

 

 

貼っときますね。2人の歌。

宿命という渦に巻き込まれた

ツインレイカッポー。

 

 

 

 

夢二は

一緒に暮らしていた彦乃が結核で急逝。

 

 

夢二もその後

結核を患い信州の冨士見療養所で永眠。

 

 

その半年後―。

 

 

 

夢二がお世話になりました。

っと

たまきタンが療養所を訪れ

 

しばらくの間 

雑役婦として無償で働きます。

(´;ω;`)ウッ…

 

 

 

たまきと夢二が出逢わなければ

“竹久夢二”は誕生しなかったんでしょうね。

 

 

2人で創りあげた夢二式美人画の世界。

愛だの恋だのを超越した関係の2人。

 

もー、絶対ツインレイじゃぁーん!

 と、あたしが確信したとこで

 

 

 

終わりー!

 

 

 

 

熱すぎるたまきと夢二の闘いに

なんか情熱大陸を観終えたよーな充足感が…。

 

 

 

 

 

エンディングに

 

ちょぉーイカすギターVer.貼っときますね。

ロックなエトピリカ。 (*゚∀゚)bイカスー!!!

 

 

 

 

昼ドラみたいなドロドロのドラマが

繰り広げられるかと思ったら

 

まさかの

ツインレイのお話しでした。

 

 

 

試練に次ぐ試練で波乱万丈の関係。

 

 

ツインレイは甘くないなぁ。

と、思うなどして

 

 

また次回☆

マタネ―――(`・∀・´)ノシ―――!!