セッション | ベルのブログ

ベルのブログ

観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

あれは6年前~♪(喝采風)

 

 

ワタクシ

とある漫画をきっかけに

 

がっつりジャズにハマりました。

 

 

 

ジャズってかっけーなと。

 

 

 

 

 

 

その漫画とは

現在もスピリッツで連載中の

 

「BLUE GIANT」ってゆー漫画。

 

 

主人公が

世界一のジャズプレイヤーを目指す!

 

ってゆー青春漫画です。

 

機会があったらぜひ一読を☆

 

 

 

 

 

それからジャズを聴き始め

 

 

アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズの

激しいアドリブ合戦に

がぁーっつり心を奪われちゃいました。

 

 

 

 

 

血沸き肉躍る「チュニジアの夜」。ペタッ。

祭囃子のよーなアートのドラミング!

 

 

手が

千手観音のよーに見える!!

 

 

 

 

 

トランぺッターのリー・モーガンは

イケメンだしぃ~☆(ノ▽〃)キャ♪

 

 

テナーサックスのベニー・ゴルソンも

身悶えするプレイだしぃ~☆

 

 

 

 

 

そんな感じで

 

ジャズのカッコ良さとスリリング感に

どっぷりハマっちゃったのです。

 

 

 

 

 

 

アドリブってその日その場で

プレイヤーが即興で作るメロディだから

 

その時だけの生モノ。

 

 

まさに一期一会。

 

 

 

 

 

私はジャズを聴いてると

 

異種格闘技戦を

見ているよーな気分になります。

 

 

みんな

それぞれの技で戦ってる。

 

めちゃくちゃアツく激しい戦いです。

 

ちょぉースリリングな試合展開。

 

 

 

 

 

そんなアツい戦いを

いつか自分も!!!

 

と、夢見る男の子が

 

主人公の映画「セッション」。

レッツ・プレイだじょ♪

 

 

 

 

 

あらすじは

 

プロのジャズドラマーを目指す

主人公・ニーマン(マイルズ・テラー)の

努力の日々のお話し。

 

 

 

 

 

 

アメリカ最高峰の音楽学校

シェイファー音楽院に通うニーマンは

 

 

憧れのバディ・リッチのよーな

超絶技巧ドラマーを目指し

 

 

 

日夜、ドラム練習をする毎日。

毎日ドラムっきゃ叩いてない。

 

 

 

 

 

そんなある日

 

ニーマンは

フレッチャー教授(J・K・シモンズ)に

最上位クラスへと引き抜かれます。

 

 

 

 

フレッチャー先生に壁ドンされるニーマン。

先生…イロイロ光ってます。

 

 

 

 

ちなみに

 

チャーリー・パーカーとは

アルトサックスプレイヤーで

 

モダンジャズを作り上げた

ジャズ界の革命児。

 

 

 

 

チャーリー・パーカー。あだ名は“バード”。

ヨロたのでっす☆

 

 

 

 

 

 

フレッチャーに認められたら

プロへの道は確実!!

 

と、言われておるので

 

 

 

イエ──(σ≧∀≦)σ──ィ♪

壁ドンされたぁーー!

 

と、浮かれるニーマン。

 

 

 

 

 

 

ムテキング状態!!

になったニーマンは

 

 

調子こいて

前々から気になってた女子

 

ニコル(メリッサ・ブノワ)を

デイトに誘うことに成功☆

 

 

 

初おデイトはピザ屋さん。

初々しさあふれててカワユイ2人。

 

 

 

 

 

このニーマンが、野暮ったくてねぇ~

イイ感じにサエないんですわぁ~。

 

 

 

 

 

 

ジョン・キューザックと

エドワード・ノートンを

足して2で割った感じのダサさ加減。

 

 

 

母性本能くすぐり系です。

 

 

 

 

 

お相手のニコルも超かわゆい。

ナチュラル系のかわいさ。(´∀`)bグッ!

 

 

 

 

そんなリア充になりつつあった

ニーマンの日常が一変したのは…

 

 

フレッチャーバンドに加入した

練習日の初日のこと。

 

 

 

 

 

フレッチャーが

教室に入ってきた瞬間―。

 

 

生徒たち全員に戦慄が走ります。

まるで鬼軍曹が入ってきたよーな緊張感。

 

 

 

部屋全体に

ピアノ線が張り巡らされたよーな

 

ピーン!と、張りつめた空気。

 

 

 

 

 

 

最上位クラスにいる生徒たちは

 

みんな即プロじゃね?

ってほど、巧いプレイヤーです。

 

 

 

 

 

でも…

 

 

 

 

 

フレッチャーは罵倒しまくり千代子。

トロンボーン奏者を泣かして追い出す始末。

 

 

 

 

練習早々

「あ、これヤバいとこ来ちゃったな」

と感じるニーマン。

 

 

 

 

 

早速、課題曲を

ニーマンに演奏させるフレッチャー。

 

 

 

 

 

この「Whipulash」って曲が

めちゃくちゃカックイイ!!!

 

 

一応、貼っときますね。ペタッ。

「むち打ち」とゆー名の曲名。

 

 

 

 

 

っが!!!

 

 

 

 

 

ニーマンが何度ドラムを叩いても

 

フレッチャー先生は

お気に召しません。

 

 

 

 

「テンポが速い!!!」

「今度は遅い!!!!」

 

 

 

「違う!クソったれ!!!!」

罵詈雑言の嵐。

 

 

 

 

挙句の果てには

 

 

 

 

 

「そいやっ!!!」と イスぶん投げの刑。

当たったら死ぬ勢い。ガク((( ;゚Д゚)))ブル

 

 

 

 

 

さらには

 

 

 

 

 

みんなの前で闘魂注入の刑。

「元気ですかっっ!!!」

 

 

 

 

 

「テンポが速いか遅いか答えろ!」

と、怒鳴り散らし

 

 

何度も、張り手をかますフレッチャー。

( #`Д´)=○)゚3゚)・∵.ガッ

 

 

 

 

 

パーソナルスペースにグイっと入って

答えを執拗に求めるフレッチャー。

 

 

 

 

あれ?

 

 

 

この距離はぁ…

エイリ…アン??

 

 

 

 

 

こいつぁ

精神的にクルね…。

 

追いつめられちゃうわー。

 

シガニーも坊主になっちゃうわー。

 

 

 

 

 

 

羞恥と屈辱で泣いちゃうニーマン。

追い打ちをかけるフレッチャー。鬼です。

 

 

 

 

 

てか

 

オカマ唇って!!!

 

 

 

どんな唇なんでしょーか?!

 

 

 

 

 

 

叶恭子さんみたいなのかな?

※イメージ画。

 

 

 

 

オカマ唇といわれて

屈辱を感じたニーマンは

 

 

さらに練習量を増やす毎日。

日々、血のにじむ努力を重ねます。

 

 

 

手から血が出ても

 

氷水で冷やして

バンドエイド重ね貼りで叩き続ける。

 

 

 

 

ついでに

練習のジャマだっつって

 

 

カワイ子ちゃんニコルとも別れちゃう。

ちょ、おまっ!バカ!考え直せっ!!
 

 

 

 

 

音楽に全てを捧げる日々。

 

 

 

プロになるって

こんなにも色々なものを捨てて

 

1つの叶えたいことに

心血注ぎ込まねばならぬものか…。

 

 

 

 

 

そんなある日の練習中。

 

 

 

 

ドラムの刻むテンポが

お気に召さず

 

ドラムのみ集中攻撃。

 

 

 

 

 

ドラムの主奏者候補は

ニーマンを入れて3人。

 

 

その3人の刻むテンポが

全部気に入らないフレッチャー。

 

 

 

 

 

「お前たち

ゲイの1人が叩けるまでやる!」

と宣言します。

 

 

 

 

 

フレッチャーの求めるテンポは

完ぺきな400♪

 

 

 

 

400て!!Σ(゜□゜;)

 

 

 

ちなみに

 

メトロノームの最速は208。

ゼンマイ式のカワイイやつ。

うちにあるのもこの子。

 

 

 

 

 

私が

速いなぁ~と感じていた

 

「シング・シング・シング」はテンポ184。

 

 

 

 

 

一応貼っときますね。

日本のベニーグッドマンこと

北村英治さん。ナイスミドル☆

 

 

 

北村さんのソロ、イカすぅ~!

∑d(゚∀゚d)イカス!!

 

 

 

ドラムソロもナイス!

(∩´∀`)∩スンバラスィ♪

 

 

 

 

このシングの倍以上

速いテンポを一定のリズムで叩けと…?

 

 

フレッチャー 鬼過ぎる!!!

 

 

 

 

 

 

主奏者候補№1・ニーマンへの罵倒。

「役立たずのユダヤのクズめ!!!」

 

 

 

 

 

主奏者候補№2・タナーへの罵倒。

「アッパーウェストのミスターゲイ」

「手コキより早く叩け!!」

 

 

 

 

主奏者候補№3・コノリーへの罵倒。

「アイルランドのイモ野郎」

「お前、妖精にそっくりだな」

 

 

 

 

 

三人それぞれへの罵詈雑言。

 

なんか妙にシックリきちゃう。

 

 

 

 

 

特にコノリーへの

 

「妖精そっくりだな」

 

に、爆笑するワタシ。

ァヒャヒャ!!(*ノ∀゚)σァヒャヒャ!!

 

 

 

確かに妖精っぽい!

 

 

 

 

 

何時間も叩かされ 死亡寸前の3人。

あぁ…妖精が死にそうダヨ?

 

 

 

 

フレッチャーの罵倒は

ものすさまじい言葉なんだけど…

 

 

だんだんクセになってきます。

 

 

だって絶妙なんだもの。

 

 

 

 

 

3人とも

手から血を吹き出しながらも

叩き続けること数時間…。

 

 

 

 

最後までフレッチャーのしごきに

喰らいついていったニーマンが

 

 

主奏者に選ばれましたぁー!

(b・ω・d)イェァ♪

 

 

 

 

っが!!!

 

 

 

 

大切な大会当日。

 

 

 

会場へ急ぐニーマンは

自動車事故で大けがを負います。

 

 

 

おしんのよーに

運命の波に翻弄されるニーマン。

 

 

 

鬼軍曹フレッチャーは

 

主奏者をニーマンから

妖精コノリーへと交代します。

 

 

 

 

それに納得できないニーマンは

 

妖精を押しのけて演奏。

でもウマく叩けない。そらそーだ。

 

 

 

血まみれだもの!

手もケガしちゃってるもの!!

 

 

 

 

鬼軍曹から

 

「お前は終わりだ!!!」

と、死刑宣告。

 

 

 

 

さすがにブチ切れて

フレッチャーに殴り掛かるニーマン。

 

 

 

舞台から引きずり降ろされ

退学処分の憂き目にあいます。

 

 

 

ドラマーへの夢をあきらめ

抜け殻のよーな毎日を送るニーマン。

 

 

 

 

そんなある日―。

 

 

 

とあるジャズバーで

 

フレッチャーと再会します。

音楽学校をクビになってた鬼軍曹。

 

 

 

クビになった理由は…

 

 

鬼のよーな指導を

学校側へ誰かに密告されたから。

 

 

 

実は

密告したのはニーマン。

 

 

 

 

フレッチャーの鬼指導で

昔の教え子が鬱病を患い自殺。

 

 

「2度とそんなことが起こらないように

匿名でいいから証言してほしい!」

 

と、自殺した生徒の弁護士から

頼まれたからでした。

 

 

 

 

すっかり丸くなったフレッチャーは

 

自分の指揮するバンドで

ドラムとして参加して

音楽祭に出て欲しい!

 

と、ニーマンにお願いします。

 

 

 

 

ジャイアンのよーな暴君が!

お願い事をするなんて!!!

 

と、バンド入りを快諾するニーマン。

 

 

 

 

カーネギーホールで開催される

JVC音楽祭。

 

 

 

この音楽祭には

スカウトマンも多く来場していて

 

 

目に留まれば

ブルーノートとの契約も夢じゃない!!

 

ってほど大舞台です。

 

 

 

 

 

 

一度は諦めたプロへの道が

開くかも!!!と

 

やる気!元気!いわき!になるニーマン。

井脇ノブ子が体中みなぎります。

 

 

 

 

 

そんな井脇の元へ

 

「お前が密告したな!俺をなめんなよ」

バレてたー!ギクッ!!∑(゚Д゚ノ)ノ

 

 

 

 

 

暴君ハバネロ復活です。

これ辛くておいしーよねー。

 

 

 

 

 

いざ本番が始まると…

 

 

なんと事前に知らされてた曲とは

全く別の曲が始まります。

 

 

 

 

ニーマンにだけ

別の曲を伝えていたフレッチャー。

 

 

これは

フレッチャーの復讐だったのです。

 

 

 

 

なんて

 

大人げない!!(ノД`;)ウソダロ…

 

 

 

 

もちろんウマく演奏できず

大勢の前で醜態をさらすニーマン。

 

 

 

 

失意のまま舞台を降りるも…

 

 

 

 

もう一度舞台へ戻り

 

ドラムの前に座ります。

フレッチャーを無視して激しく叩き始める。

 

 

 

さぁ!

 

リベンジタイム

ニーマンのターン突入♪

 

キタ━━━d(゚∀゚)b━━━!!

 

 

 

 

ニーマンのリードで始まる「キャラバン」。

震えるほどカックイイ!!!!

 

 

 

 

ニーマンのドラムソロ。鳥肌モノです。

魂をドラムに注ぎ込む超絶プレイ。

 

 

 

 

怒りも憎しみも

音へと昇華した瞬間―。

 

 

 

フレッチャーと私たちは

究極の“セッション”を目の当たりにして

 

カタルシスを得るのでした。

 

 

 

兎に角

 

ラストの「キャラバン」は震えます。

カッコ良すぎて。

 

 

 

 

ついでに

 

 

ニーマンが愛して止まない

 

バディ・リッチの「キャラバン」もペタリ。

スピード感にあふれ

正確なリズムを刻む超絶技巧。

 

 

それを長時間

楽しそうに演奏する超絶プレイヤー。

 

 

 

 

 

もぉね。アレです。

 

 

 

この人は

 

ジャズ界の古今亭志ん朝です。

スピード感もキレもハンパないっ!!

 

 

 

 

 

志ん朝シショー貼っときますね。

啖呵のキレにシビれます。(*´∀`*)チュキ

 

 

 

 

あれ?

 

何の話だっけ??

 

 

 

フレッチャーが

 

目も鼻もない 血も涙もない

の っぺらぼうの丸太ん棒!

 

って、お話しだっけ?

 

 

 

 

 

それにしても

プロフェッショナルへの道は

 

いずこもイバラの道なのですね…。

 

 

 

 

もぉ

『やる気!元気!いわき!』

で、乗り切るしかないわ。