台湾で出会った魯肉飯(ルーロー飯)。
台湾ではおふくろの味と言われるほどポピュラーなごはん。
無性に食べたくなって作ってみたら、とてもおいしくできた
おうちで作ると現地では絶対出てこない半熟卵もトッピング(固ゆで卵が苦手な私には大きなポイント)できるし、お肉もちょっと大きめに切ると満足感が高い。
すっかりお気に入りになって、何度もリピート中。
夏休みに台湾で食べておいしかった!おうちでも作ってみたい!という方がもしかしたらいらっしゃるかもしれないので、書き残しておきます。
◆ 材料(お茶碗5~6杯分くらいの量)
・ 皮付き豚バラ肉 500~600g
・ 生姜 ひとかけ
・ しいたけ 2個程度
・ 玉ねぎ 1/2個
・ 黒糖 35g
・ はちみつ 10g
・ 酒 100ml
・ しょうゆ 60ml (大さじ4)
・ オイスターソース 大さじ1強
・ 五香粉 小さじ1/3
・ 水 450~500ml
トッピング卵
・ 卵 5~6個
・ オイスターソース 大さじ1
・ しょうゆ 大さじ1
・ はちみつ 大さじ1
・ 五香粉 少々
用意するのは豚バラ肉。
できれば皮付きのものがおすすめです。
どうやら皮のコラーゲンがあると、とろっとコクのある仕上がりになるようで、現地の味に近づきます。
写真のものは600g弱。
私の好みは脂少なめのものですが、ここはお好みで。
材料を切ったところ。
↓
豚バラ肉は1cm角に。
しょうがと椎茸はみじん切りに。
たまねぎは繊維を断ちきるように薄切りに。
まず熱したフライパンに油大さじ1強(分量外)を入れてたまねぎを焼きます。
中火で揚げ焼きにするかんじで。
本場では揚げエシャロットを加えるのですが、手に入らないことが多いので苦肉の策。
エシャロットがある場合は、そちらを使った方が本場の味に近づくと思います。
飴色になったらたまねぎは取り出しておきます。
玉ねぎを炒めた後のフライパンで豚バラ肉としょうがを中火で炒めます。
豚から脂が出るので、油はひかなくても大丈夫。
フライパンは、少し深さのあるものの方が作りやすいです。
もし浅めのフライパンしかなかったり、蓋がない場合はお肉を炒めた後にお鍋に移してください。
お肉が白っぽくなるまで炒めたら、しいたけを加えます。
さっと炒めたら取っておいた玉ねぎを加え、さらに日本酒、黒糖、オイスターソース、しょうゆ、はちみつ、五香粉を加え、水を加えます。
沸騰してきたら軽くあくを取り、蓋をしてごく弱火にし、1時間煮込みます。
煮込んでいる間に卵の用意を。
お鍋でお湯を沸かし、そこにおたまを使って卵をそっと入れ、6~8分茹でます。
ゆで時間はお好みで。(いちばん上の写真のものは7分30秒茹でています。)
ビニール袋にオイスターソース、しょうゆ、はちみつ、五香粉を入れて優しく揉んで調味料がよく混ざるようにします。
殻を剥いたゆで卵をビニール袋に入れ、ゆっくりと水に沈めて空気を抜き、チャックをして冷蔵庫で寝かせます。
煮込んだお肉はこんなかんじ。
これは450mlのお水を加えて煮込んだのでけっこう煮詰まってツヤツヤに。
味もしっかりめです。
つゆだく気味がお好きな方は水を500mlに。
また、フライパンによって水分の蒸発の仕方が違うので、途中でチェックして、煮詰まりすぎていたらお水を加えてください。
当日より次の日の方が断然おいしかったので、粗熱が取れたら容器に移して冷蔵庫で一晩寝かせるのがおすすめ。
けっこう保存もきくので、作り置きにもおすすめです。
食べる直前にレンジで温めて、炊きたてのごはんに乗せ、卵(できれば食べる前に常温に)を添えれば完成。
甘辛い味付けは日本人も大好きだから、ハマる方は多いはず。
五香粉のおかげで中華な香り。というのも新鮮です。
八角の香りは苦手なの。という方は、五香粉なしでもOK。
ビールがよく合います
ちなみにこちらはつゆだくで卵のゆで時間が6分バージョン。
自分の好みを見つけると更に楽しいです。
お気に入りのお茶碗でいただくのも格別。
気になる方はぜひ。
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