久しぶりにお取り寄せしたモンサンミッシェルのムール貝。
食べ出すと止まらないくらいおいしい
みなさんムール貝はお好きでしょうか?
実は私、あまり好きじゃなかったんです。
だしはおいしいけれど身がパサパサしてるものが多くて、そして殻が大きいくせに身が小さい!
ということで、好んで食べるものではありませんでした。
でも数年前にモンサンミッシェルのムール貝に出会って「ムール貝=そんなにおいしくないもの」という考えが変わりました。
今では、空輸される時期になるのを心待ちに。
だいたい9月から12月くらいまでが特においしいようで、その時期になると日本でもフレッシュのものが手に入ります。
今回買ったものはこちら
↓
モンサンミッシェル ムール貝 (フレッシュ)活ムール貝 A.O.P <フランス モンサンミッシェル産>【1400g】【冷蔵品】【金曜限定出荷】
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こんなかんじで届きました。
ぎっしり詰まってる
写真は1.4kgですが、700gのものもありました。
↓
モンサンミッシェル ムール貝 (フレッシュ)活ムール貝 A.O.P <フランス モンサンミッシェル産>【700g】【冷蔵品】【金曜日限定出荷】 |
真空パックになっていて、貝は仮死状態になってるそう。
ひげや砂も取り除いてあるので、お水で優しく洗うだけで使えます。
大きさはこんなかんじ。
日本で見かけるムール貝より小粒です。
大きさも味もあまりに違うのでちょっと調べてみたところ、日本でムール貝として売られているのは「ムラサキガイ」で、モンサンミッシェルのは「ヨーロッパガイ」なんだそう。
なんだ!そもそも違う種類じゃん!!と妙に納得。
ちなみにヨーロッパでも地中海側のムール貝は「ムラサキガイ」だそう。
大西洋側や北側では「ヨーロッパガイ」が流通しているようです。
日本とモンサンミッシェルのムール貝の違いがわかったところで、早速調理開始。
調理といってもものすごく簡単なのでご紹介するほどでもないのですが・・・
◆ 材料 ◆ (2人分)
・ ムール貝(モンサンミッシェル産) 500~700g
・ バター 15g程度
・ にんにく ひとかけ (エシャロットやたまねぎでもOK)
・ 白ワイン 100ml
・ イタリアンパセリ 適量
・ レモン お好みで
お鍋にバターとにんにくのみじん切りを入れて弱火にかけ、にんにくの香りを出します。(にんにくの代わりにエシャロットやたまねぎでも。)
にんにくからしゅわしゅわと泡が出るくらいの温度で優しく加熱すると、焦げないし香りもよく出ます。
この音に癒やされるのは私だけだろうか。
ここに優しく洗って表面の汚れを落としたムール貝をこれまた優しく投入。
そして白ワインを回しかけ、蓋をして中火にします。
途中でお鍋を少しゆすってあげると加熱ムラが減ります。
貝が口を開けたら出来上がり。
蓋を開けた時の香りもたまらないです。
そこにイタリアンパセリを散らしてお鍋のまま食卓へ。
簡単なのにとてもおいしい。
というか、素材がおいしいのであまり手を加えたくないかんじです。
ぷっくりとした身はミルキーで旨みたっぷり。
黙々と食べてしまいます。
そのままでも、好みでレモンを絞っても。
食べるときはフォークでも良いのですが、ムール貝の殻をトング代わりに使うのもおすすめ。
フォークだと取れにくい貝柱も取りやすいです。
旨みたっぷりのおだしはパンをつけて食べても良いしパスタにも。
茹でたパスタを加えてさっと加熱するだけでもおいしいし、生クリームを加えるのもおすすめです。(必要であれば塩も加えてください)
ちなみにこの日合わせた合わせたワインはフランス、ロワール地方のソーヴィニヨン・ブラン。
モンサンミッシェルのムール貝は濃厚でミルキーなので、少しコクのあるタイプのものをワインショップで選んでいただきました。
蒸すときに同じワインを使っているし合わないわけはない。
ワインがすすんで危険です。
シンプルだけどちょっと贅沢なひと品。
おもてなしにも良さそう。
私と同じように「ムール貝ってそんなにおいしいかなぁ?」と思っている方におすすめしたいなぁ。
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