シンプルにテールスープ。
コトコト煮込むとお肉は柔らかくてダシもおいしい。
先日スーパーに行ったら、お買い得な牛テールを発見(なんと半額!)。
すごい勢いでかごに入れたコックしろです。
ということで、3日に渡って牛テールを堪能。
写真を撮っておいたので、書き残しておきます。
牛テールって骨付きで料理するのや食べるのがめんどくさそうに見えますが、そんなこと全然ない。
煮込むだけ(つまりほったらかし)でとてもおいしくていろいろ楽しめるので、激しくおすすめ。
まず、熱したフライパンで表面を焼きます。
お湯にさっと入れた後、水に取ってしばらく血抜きをするという方法もありますが、表面を焼いちゃうほうが簡単なので、私はいつもこの方法。
お湯の後にお水に浸ける方が澄んだおダシが取れるので、この辺りはお好みで。
焼いたお肉をお鍋に移し、お水とローリエを入れて中火にかけ、沸騰してきたらアクを取り、ごく弱火にして蓋をして2時間くらいコトコトと。
2時間半後の姿。(火にかけてるのを忘れるので、タイマーは必須)
↓
澄んだスープが良い場合は煮込む時間をもっと短くしてもOK。
この状態になればお肉が骨から簡単に外れるので、私は2時間くらい煮込むことが多いです。
時間があれば、火を止めた後このまま一晩置いておくと今の時期は脂が表面に固まります。
脂を取り除くとよりさっぱりしたおダシに。
1枚目の写真のテールスープは、別のお鍋に骨から外したお肉とテールのおダシを入れて火にかけ、ネギを加えて塩やお醤油で味を整えただけです。
ネギは加熱すると甘くなるので、私はネギを加えてから数分煮込みますが、ここも好みで。
シンプルなのにとてもおいしい。
黒胡椒をかけるのもおすすめ。
このおダシでだし茶漬けもおいしそう。
いろいろ楽しめます。
残りのお肉を使ってもうひとつ。
テールシチュー。
こちらもお肉は骨から外して、にんじんや玉ねぎ、きのこなど好みの野菜を加えて20分ほど煮込みます。(入れる野菜によって時間は調節してください)
デミグラスソースとお塩で味付けしたら出来上がり。(市販のシチューの素でも作れます。)
柔らかお肉がおいしい!
赤ワインと合わせると至福のごはんです。
そしてこちらはお肉を外した骨。
↓
これも捨てずにもうひと働きしてもらいます。
お鍋にお水とこの骨を入れ、蓋をして弱火でコトコト煮込むとこんなスープが。
白濁した牛骨スープ。
骨の旨みが出ています。
これを使って自家製ラーメンを。
具がちょっと寂しいですが・・・ある日のお昼ごはん。
牛骨スープだけでもおいしいけど、魚介系のだし(かつおとか昆布とかあごだしとか)を半分加えるのがけっこう好き。
味付けはお塩やお醤油で。
骨のおダシなので旨みは濃いけど脂もなくてさっぱり。
最後まで飲み干せちゃうスープです。
牛テールもここまで使い倒されると本望かもしれない。
いろいろ楽しめたな。おいしかったな
また見つけたらきっとかごに入れてしまうと思います。私。
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