昨日はボジョレー・ヌーボの解禁日でしたね。
今年は結局3本のヌーボーを用意したコックしろです。
私がいつも買うのは、自然派のヌーボ
農薬を使わずにぶどうを育て、ぶどうの味が充分に引き出されたワインは、体にも良く、とてもおいしい。
この2本(↓)は、毎年買うもの。
去年の写真 と変わり映えしないですが・・・(笑)
フレデリック・コサール氏は、私の一番好きな造り手と以前
ご紹介しましたが、この方のワイン、とてもおいしいのです
フィリップ・パカレ氏もとてもナチュラルなワインを作る方。
自然派ワイン好きなら知らない人はいない!というくらい有名です。
そういえば、以前友人にプレゼントされた のもこの方のワインだったな。
そして、もう1本は、今年初めてヌーボに挑戦された新井順子さんのヌーボ
。(一応リンク張りましたが、在庫1本他ではもう見つからないかも)
現在はフランスでワインの醸造家として活躍されている日本人の女性。
私のワインの先生でもあります。(去年のテイスティング教室&懇親会の記事 に写真も載せてます)
新井さんの初めてのヌーボということで、絶対飲もうと思っていたんですよね。
・・・ということで、昨日はこのワインを。
紫がかったルビー色。(思ったより色が濃かった)
フルーティで、なめらかな口当たり、ヌーボと思えないくらいのボリュームもあります。
ひと言で言うと、キュートなワイン
力強さもあるけど、繊細で、一口ごとに表情が変わります。(とってもおいしい)
今日飲むと、また印象が変わるんじゃないかな・・・と期待しています
そういえば、ボジョレー地区のワインの8割以上は、ヌーボになるんだとか。
ボジョレー地区にもモルゴンとかムーランナヴァンとか、よい畑があって、熟成を楽しめる良いワインが出来るのに、なんだかもったいない気がします
ヌーボの方が簡単に作れて、売りやすいんだそう。
ちょっと粗雑でもヌーボと名がつけば売れる・・・そんな現状が、ボジョレー全体のワインの質を下げているのかも。
そしてそのために、ボジョレーは薄っぺらいと言われてしまう悪循環・・・。
そう思うとなんだか複雑です
手をかけて、とてもおいしいワインを作っている造り手やそのワインたちが、もっと認められるようになるといいな。・・・それが私の秘かな願いです。
今日紹介したものの他にもとても素敵な造り手のおいしいヌーボがたくさんあります。
みなさんが素敵なヌーボに出会えますように
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