
やらねばならないことがたくさんなのに、要領が悪くていっこうに進まない・・・コックしろです。
これやらなきゃ・・・と思ったそばから、これもしなきゃならなかった・・・と他のことに気を取られ、それを繰り返しているうちに何も完了せずに一日が終わる。そんな不毛な毎日を過ごしております。
これはもはや病気では?最近ちょっと不安になってきました
さてさて、そんな中、料理だけはちゃんと毎日作っておりまして(作らなきゃ生きていけない・・・という危機感のせい?)、昨日は秋を満喫できる一品を。
さんまと秋なすのミルフィーユ。
わかりづらいかもしれませんが、さんまのコンフィと焼きなすを重ねてあります。
最初はこのふたつの食材でテリーヌを作ろうかな。と思っていたのですが、簡単な方がいいや・・・と軌道修正(手抜きとも言います)。
こんなかんじになりました。
さんまもなすも今が旬。
すごくお買い得な値段で手に入るので、この一皿、かなりリーズナブルです(たしか1人分60~70円じゃないかしら)
値段の割にはちょっとオシャレな一皿ができてなんだか得した気分
辛口の白ワインと合わせると、さらにおいしくて幸せでした。
脂の乗ったジューシーなさんまと、スモーキーで、甘くとろっとしたなすがおいしい
「おいしいーーー。秋を堪能してるーーー。」と言いながら食べました。
さんまは塩焼きやお刺身も良いけど、ちょっと変わった食べ方もしたい。とおもわれたらぜひこのコンフィを。
脂の乗ったさんまにちょっと多めのオリーブオイルをかけて、100℃の低温で1時間加熱しているので、身はふっくらやわらかくジューシーです。
こんな風にグラタン皿に入れて加熱。
オレガノを使っていて、さわやかな風味も楽しめるので、実はこれだけですごくおいしい
大量に作って保存しておくのも良いかも。
これに焼きなすを合わせるのですが、これはぜひ直火であぶるのをおすすめします。
直火であぶると皮が焦げ、そのスモーキーな香りがほんのり実に移ってとてもおいしくなります。
さんまの脂とも絶妙なマッチング
私は、100円ショップでゲットした網をコンロに乗せて焼きました。(2枚で100円というお得網。ビバ100円ショップ)
油が垂れたりする食材ではないので、この方法でOK。
じっくり焼いて、熱いうちに皮をむいてあげるだけ。
(これもそのまましょうが醤油で食べてもおいしいです。)
・・・と、ひとつひとつはなんてことない簡単な作りなんですが、重ねるだけで「手がかかってます」という雰囲気が漂うから不思議。
秋のうちに、もう一回食べたい一皿になりました。
◆ 材料 (2人分)
・ さんま 1尾
・ 塩 適量
・ なす 2本
・ オリーブオイル 大さじ3程度
・ 塩 小さじ1/4程度(少し粒の大きい海水塩がおすすめ)
・ オレガノ 少々
◆ 作り方
(1) さんまは頭と内臓を取り除き、3枚におろして、中骨をピンセットで取り除き、キッチンペーパーで水分を拭き取り、表面に塩をまぶし(身の方に表面が白くなるくらいしっかり。皮の方には不要)冷蔵庫で1時間くらい置く
(2) (1)を水で洗って塩を落とし、キッチンペーパーで水分を拭き取り2等分に切って耐熱皿に並べ、塩、オレガノをまぶし、オリーブオイルをまんべんなくかけて、アルミホイルで蓋をし、100℃のオーブンで1時間焼く(余熱はなくてもOK)
(3) なすはへたをちぎって、へたの下にぐるりと切れ目を入れ、縦に4~5本切れ目を入れて(皮をむきやすくするためなので、浅くでOK)網に乗せ、強めの中火から強火で表面がしっかり焦げて全体がしんなりするまで焼き、熱いうちに皮をむく(水を用意して、手を冷やしながらむくか、フォークを使ってむく。なすは水につけない)
(4) お皿にほぐした焼きなす、さんま、を2層にして重ねる
◆ 盛りつけ
・ 色が地味なので、きれいな色のお皿か柄のあるお皿がおすすめ(ガラスもキレイ)
・ 中央になすとさんまを盛りつけ、さんまのオイルを少しかけ、バジルやイタリアンパセリなどの緑で彩りを添える
ランキングに参加しています。
携帯の方はこちらをポチっとお願いします。