いやはや、人間、誰も明日のことが分からないもんで、2人分の1週間分の夕飯の食料を“こうなる”前にたっぷり買い揃えてしまった私は、作らないわけにはいかず、旦那も私も喉の通りの悪い晩飯を、ここのところ毎晩食っとりますです。(滝汗)
この前、レヴンワースに小旅行に行った時 、激不味のロールキャベツを食べました。でもあの酷い料理がヒントとなって、先週コック・オー・ヴァン・ブラン の付け合せにした黒い玄米ご飯の残りを、ロールキャベツにリメイクすることを思いつきました。
ロールキャベツって難しい料理ではないのだけれど、私は作りたくないのです!理由は、キャベツの葉をめくるのが超ウザイから。そこで、キャベツの代わりにスイスチャードを使い、地中海料理風に冷たいサラダのロールを作ってみることにしました。
ドルマ風スイスチャードの玄米ご飯ロール
スイスチャードって日本でも手に入るんかいな...?とネットで調べ、目からうろこが落ちやした!
ウィキペディア によると、チャードの日本語名はフダンソウ。日本の各地でそれぞれ別の通称で親しまれ食べられているではないですか!
関西にはシロナという菜っ葉があります。さっと下茹でして水分をしっかり絞り、食べ易い大きさに切って豚肉、あるいは肉の代わりに油揚げなどと一緒に、ついでに里芋なども加えてあっさり煮ると、なかなか美味しいんです。
このシロナもフダンソウだと知り、マジ、ビックリした!知らなんだ!!!
小松菜や青梗菜に似ているけれど、うちの爺さんなんかはやっぱりシロナやないとあかんと言うので、母が入院してからは、帰省する度シロナの大きな束を買い、あっさり煮を作ってジプロック5~6袋に分け、冷凍保存してやってます。
私の使ったスイスチャードはレッドチャートと言う、株の部分がビーツの葉のように赤い菜っ葉です。この葉をキャベツの代わりにロールに使い、赤い株の部分は細かく刻んでビーツの葉と一緒に炒め、昨日ご紹介のふりかけにしました。
この前旅行中に食べた、“どうやって作ったらこない不味いもんが作れるねん!”なロールキャベツの肉種には、ご飯も加わっていました。ロールキャベツは不味くて食べれなかったものの、新しい料理のアイデアは提供してくれました。
ロールキャベツ用のキャベツの葉を準備するのが超ウザイ!葉がめくれ易いちりめんキャベツ(サボイキャベツ)は嫌いだし、普通のグリーンキャベツは丸ごと茹でたりして、残ったキャベツの使い道まで考えないといけなくなる。
だから、どうしてもロールキャベツが食べたくなったら、葉のめくり易い白菜を代用するようにしていますが、これも1つ問題があり!デカ過ぎて、1つ買うと2人家族では食べきるのに往生するのです。
そこで、今回は5~6枚の葉が一塊になって売っていた、レッドチャードの葉を代用して作ってみることにしました。しかも熱々のロールではなく、ギリシャや地中海料理に登場する、葡萄の葉でご飯を包んだサラダ・ドルマ 風の冷たいロールです。
スイスチャードまたはフダンソウの葉を使って作るドルマ、これ、特に日本にお住まいの皆様に、絶対にオススメのアイデアです!
地中海に生まれるはずが、間違って日本に生まれてしまったのではないかと思うほど、ギリシャや地中海料理が死ぬほど好きな私は、ドルマも当然大好物の1つ!
日本に住んでいる頃も食べたくて、瓶詰めの葡萄の葉の塩漬けをそこら中探し回りましたが、日本ではほぼ入手不可能!結局エゲレスに里帰りした際、あちらで買って重いのに日本に持ち帰っていました。
キャベツの葉をめくるのを怠慢こいて、チャードの葉代用でドルマ風ロールを作ったら、なんと、出来上がったロールのチャードの葉の食感は、まるで葡萄の葉!キャベツの葉で作ったこともある けれど、断然チャードで作るほうがドルマらしくて旨い!
日本でも最近は、家庭菜園で外国から入ってきた珍しい野菜をお作りの方も多い。西洋フダンソウ・チャード、もしくはシロナなどの日本品種のフダンソウで、是非作ってみていただきたいです。兎に角美味しいロールでした!
<材料 ロールキャベツサイズのもの6個分>
チャードの葉...6枚
★豚ミンチ...100g
★ご飯(玄米でも白米でも)...1.5カップ(日本製のカップ)
★たまねぎ、極力細かくみじん切り...小1/2個
★にんにく、極力細かくみじん切り...1~2かけ
★干ししいたけ、戻して水気を固く絞り細かく刻む...2枚
★パセリのみじん切り...大さじ2
★全卵...1個
★塩ブラックペッパー...適宜
白ワイン...100ml
ベジタブルスープ、固形または顆粒を湯に溶いたもの...250ml
レモンの皮、摩り下ろしたもの...1/2個分
レモン汁...1/2個分
(その他)
オリーブオイル...盛り付け用
<作り方>
1.チャートの葉は株の部分を取り除き、沸騰している湯にさっと潜らせて、ざるに取り冷ましておく。
2.★の材料をボウルに入れ、手でしっかり混ぜ合わせる。
3.キッチンペーパーの上にチャードの葉を1枚ずつ広げ、もう1枚のペーパーで軽く叩いて水分を取り除く。
4.葉の中心に2の肉種の1/6を載せ、左右、手前から葉を中心に寄せ、肉種が完全に隠れるようにしながら前方に巻き包む。残りの葉についても同様にする。
5.オーブン調理可能なパイレックス容器などに、4のロールの巻き終わりが底になるように、隣同士ピッタリくっつけて並べる。ワイン、スープ、レモンの皮と汁を注ぎ入れて蓋をし、200度のオーブンで30分煮、その後160度に温度を下げて30分煮る。
前日に煮て、冷めたら冷蔵庫に入れて食べるまで冷やしておくと美味しいです。食卓にサーブする時は、オリーブオイルを少しかけて、表面を艶出ししてやります。
このサラダは副菜。メインはラムチョップを焼きました。って、またこのラムも、私お得意の“店長オススメ”賞味期限切れかけの割引肉。それでも余分な脂肪とか筋をちゃんと取り除いたら、立派なラムチョップに見えます。
オリーブオイル、塩、ブラックペッパー、それにオールスパイスを少々を混ぜて肉に絡ませ、水を張ったトレーにワイヤーラックに載せた肉をセットし、180度で20分くらい焼いてから、温度を200度に上げてさらに20分くらい焼きました。
いつもはラムと言えばミントジェリーで食べるのですが、今回はタヒニソース をつけて食べることにしました。
晩御飯が出来たけれど...って声をかけると、いつもなら普通にテーブルに着くのが、“Thank you very much!”と言って座った旦那。ラムが大好きな旦那は、ロールよりこっちの方が断然美味しかったみたい。
確かにラムは、店長オススメ肉の割引肉とは思えない質で、とても上手に柔らかく焼けていましたが、その褒め方が、“こんな柔らかいラムはこれまで食べたことない!”と、えらく大げさだった旦那。
それを聞いてね、この前兄から聞いた話を思い出しました!
父は母が退院することを誰よりも待ち望んでいた。大金を叩いて家の中を改装しても、母を施設に入れず家に連れて帰りたがった。母が退院し、毎日デイサービスに行き出すと、夕方帰宅時間の頃になると、何度も玄関まで出て、まだかまだかと待っていました。
帰って来たらね、“あぁ、えらかったなぁ。今日もよぉ頑張ったなぁ~!”そう言って母の腕とか、肩をさすってやりながら家の中に連れて入っていましたわ。
なのに、母の高次脳機能障害の1つに、一番身近にいる父に対して反抗的で攻撃的態度ってのがあって、父のすること1つ1つにけちはつけるし、何をしてもらっても有難いなんてこれっぽちも思わず、反抗的な態度ばかり取っていました。
とうとう父はそんな母にギヴアップ。施設に入れ、ショートステイの連続で空きが出るのを待っている状態。
先日父が入院した際、兄と私は有料老人ホームに入ることを勧めました。したら、父は有料老人ホームに入るのは構わないけれど、母と一緒なら絶対に嫌だ!!!もう二度と一緒には暮らしたくない!!!と、きっぱり断わったそうです。
来月で結婚して66年になる夫婦なんです。それを聞いた時、私は実に悲しかった。実家がとうとう崩壊してしまったと思いました。(涙)
母の反抗的な態度や言動は病気のせい。しかし、原因は何にせよ、長年夫婦でいた夫婦の一方が、もう一方からこんな風に思われるのって情けないし、自分達はそうなりなくないとその時思ったものです。
日曜以来ずっと落ち込み、笑い消え、口数も少なくなった私に、大げさな褒め言葉を言った旦那は、父が母に対して感じているように、私の中でもう旦那とはどんなことがあっても一緒には居られないと思っているのではないかと、不安抱いているからだと思うんです。
アメリカ暮らしはマジ、嫌。今すぐにでも永久帰国したい!でも、旦那と離婚してでもそうしたいのかと自分の心に問うてみると、いや、そうではない!やっぱり旦那と一緒にいる方を選択したい。
もっとも、腹立ち紛れに吐いた言葉ではなく、旦那にとって私は重荷で、楽になりとと本心思っているのであれば、私は無理にもう一度チャンスを...と望むつもりはないけれど。
日曜日から時間も経ち、少しずつですが私の傷ついたハートも癒されてきています。冷静に物事も考えられるようになりました。明日は金曜日。この週末にじっくりとお互いの気持ちを話し合おうと思っています。
ロールに話を戻すと、レモンを煮汁に加えたのには理由がるんです。
レッドチャードの赤色って、アントシアニンなのではないかと思ったからです。なら、レモン(酸)を加えることで、加熱しても色は鮮やかな赤いままなのではと期待していました。が、しかし、レッドチャードの赤色はベタレインという色素なんだって。
どうりでレモンを加えたけれど、色はちょっと濁ってしまいました。(苦笑)
ロールの中を見ていただこうと何枚か写真を撮りましたが、あまりはっきりと写ったものがなかった。これが一番ましな1枚。
黒いご飯がたっぷりでしょう!豚肉の量をグッと減らしたのです。理由は、肉が多いと煮汁に灰汁がいっぱい浮いてくるからです。ちょうどハンバーグを焼いた時、フライパンの底に一杯肉汁というか灰汁が溜まるのと同じ。
キャベツの葉をめくるのも怠慢な私は、灰汁取りも大嫌い!(汗)
ラムも旦那が絶賛する通り確かに美味しかった。でも、私はこのチャードロールがめっさ気に入りました!
1つのロールの大きさがドルマのように細くなく、普通のロールキャベツほどボリュームがあるんです。なのに、あんまり美味しすぎて3つも食べてしまいましたがな!残念ながら食欲はすっかり元通りに戻ってしまい、また太りますぅ...(滝汗)
今日はショッピングにも行った。憂さ晴らしにワイングラスやシャンペングラスを大量に買ってやった!(笑)
いつまでも何もする気がないと、少女みたいにセンチメンタルになっていられないので、朝はお洗濯もしました。旦那の汚れ物はどうするべきか悩んだ結果、やっぱ部屋の扉を開け、全部回収して一緒に洗ってあげました。
今回、たくさんの方が経験談を聞かせてくれました。夫婦を長年やっていると、うちだけに限ったことではない、どこの家庭でも同じように壁にぶつかってしまうときがあるんだね...
その壁を二人で打ち破るのか、出口を探すのか、あるいはそこから先の道のりをあっさりギヴアップしてしまうのか、それはやっぱ話し合うしかないね。面倒くさいけれど...(汗)
この前、レヴンワースに小旅行に行った時 、激不味のロールキャベツを食べました。でもあの酷い料理がヒントとなって、先週コック・オー・ヴァン・ブラン の付け合せにした黒い玄米ご飯の残りを、ロールキャベツにリメイクすることを思いつきました。
ロールキャベツって難しい料理ではないのだけれど、私は作りたくないのです!理由は、キャベツの葉をめくるのが超ウザイから。そこで、キャベツの代わりにスイスチャードを使い、地中海料理風に冷たいサラダのロールを作ってみることにしました。
ドルマ風スイスチャードの玄米ご飯ロール
スイスチャードって日本でも手に入るんかいな...?とネットで調べ、目からうろこが落ちやした!
ウィキペディア によると、チャードの日本語名はフダンソウ。日本の各地でそれぞれ別の通称で親しまれ食べられているではないですか!
関西にはシロナという菜っ葉があります。さっと下茹でして水分をしっかり絞り、食べ易い大きさに切って豚肉、あるいは肉の代わりに油揚げなどと一緒に、ついでに里芋なども加えてあっさり煮ると、なかなか美味しいんです。
このシロナもフダンソウだと知り、マジ、ビックリした!知らなんだ!!!
小松菜や青梗菜に似ているけれど、うちの爺さんなんかはやっぱりシロナやないとあかんと言うので、母が入院してからは、帰省する度シロナの大きな束を買い、あっさり煮を作ってジプロック5~6袋に分け、冷凍保存してやってます。
私の使ったスイスチャードはレッドチャートと言う、株の部分がビーツの葉のように赤い菜っ葉です。この葉をキャベツの代わりにロールに使い、赤い株の部分は細かく刻んでビーツの葉と一緒に炒め、昨日ご紹介のふりかけにしました。
この前旅行中に食べた、“どうやって作ったらこない不味いもんが作れるねん!”なロールキャベツの肉種には、ご飯も加わっていました。ロールキャベツは不味くて食べれなかったものの、新しい料理のアイデアは提供してくれました。
ロールキャベツ用のキャベツの葉を準備するのが超ウザイ!葉がめくれ易いちりめんキャベツ(サボイキャベツ)は嫌いだし、普通のグリーンキャベツは丸ごと茹でたりして、残ったキャベツの使い道まで考えないといけなくなる。
だから、どうしてもロールキャベツが食べたくなったら、葉のめくり易い白菜を代用するようにしていますが、これも1つ問題があり!デカ過ぎて、1つ買うと2人家族では食べきるのに往生するのです。
そこで、今回は5~6枚の葉が一塊になって売っていた、レッドチャードの葉を代用して作ってみることにしました。しかも熱々のロールではなく、ギリシャや地中海料理に登場する、葡萄の葉でご飯を包んだサラダ・ドルマ 風の冷たいロールです。
スイスチャードまたはフダンソウの葉を使って作るドルマ、これ、特に日本にお住まいの皆様に、絶対にオススメのアイデアです!
地中海に生まれるはずが、間違って日本に生まれてしまったのではないかと思うほど、ギリシャや地中海料理が死ぬほど好きな私は、ドルマも当然大好物の1つ!
日本に住んでいる頃も食べたくて、瓶詰めの葡萄の葉の塩漬けをそこら中探し回りましたが、日本ではほぼ入手不可能!結局エゲレスに里帰りした際、あちらで買って重いのに日本に持ち帰っていました。
キャベツの葉をめくるのを怠慢こいて、チャードの葉代用でドルマ風ロールを作ったら、なんと、出来上がったロールのチャードの葉の食感は、まるで葡萄の葉!キャベツの葉で作ったこともある けれど、断然チャードで作るほうがドルマらしくて旨い!
日本でも最近は、家庭菜園で外国から入ってきた珍しい野菜をお作りの方も多い。西洋フダンソウ・チャード、もしくはシロナなどの日本品種のフダンソウで、是非作ってみていただきたいです。兎に角美味しいロールでした!
<材料 ロールキャベツサイズのもの6個分>
チャードの葉...6枚
★豚ミンチ...100g
★ご飯(玄米でも白米でも)...1.5カップ(日本製のカップ)
★たまねぎ、極力細かくみじん切り...小1/2個
★にんにく、極力細かくみじん切り...1~2かけ
★干ししいたけ、戻して水気を固く絞り細かく刻む...2枚
★パセリのみじん切り...大さじ2
★全卵...1個
★塩ブラックペッパー...適宜
白ワイン...100ml
ベジタブルスープ、固形または顆粒を湯に溶いたもの...250ml
レモンの皮、摩り下ろしたもの...1/2個分
レモン汁...1/2個分
(その他)
オリーブオイル...盛り付け用
<作り方>
1.チャートの葉は株の部分を取り除き、沸騰している湯にさっと潜らせて、ざるに取り冷ましておく。
2.★の材料をボウルに入れ、手でしっかり混ぜ合わせる。
3.キッチンペーパーの上にチャードの葉を1枚ずつ広げ、もう1枚のペーパーで軽く叩いて水分を取り除く。
4.葉の中心に2の肉種の1/6を載せ、左右、手前から葉を中心に寄せ、肉種が完全に隠れるようにしながら前方に巻き包む。残りの葉についても同様にする。
5.オーブン調理可能なパイレックス容器などに、4のロールの巻き終わりが底になるように、隣同士ピッタリくっつけて並べる。ワイン、スープ、レモンの皮と汁を注ぎ入れて蓋をし、200度のオーブンで30分煮、その後160度に温度を下げて30分煮る。
前日に煮て、冷めたら冷蔵庫に入れて食べるまで冷やしておくと美味しいです。食卓にサーブする時は、オリーブオイルを少しかけて、表面を艶出ししてやります。
このサラダは副菜。メインはラムチョップを焼きました。って、またこのラムも、私お得意の“店長オススメ”賞味期限切れかけの割引肉。それでも余分な脂肪とか筋をちゃんと取り除いたら、立派なラムチョップに見えます。
オリーブオイル、塩、ブラックペッパー、それにオールスパイスを少々を混ぜて肉に絡ませ、水を張ったトレーにワイヤーラックに載せた肉をセットし、180度で20分くらい焼いてから、温度を200度に上げてさらに20分くらい焼きました。
いつもはラムと言えばミントジェリーで食べるのですが、今回はタヒニソース をつけて食べることにしました。
晩御飯が出来たけれど...って声をかけると、いつもなら普通にテーブルに着くのが、“Thank you very much!”と言って座った旦那。ラムが大好きな旦那は、ロールよりこっちの方が断然美味しかったみたい。
確かにラムは、店長オススメ肉の割引肉とは思えない質で、とても上手に柔らかく焼けていましたが、その褒め方が、“こんな柔らかいラムはこれまで食べたことない!”と、えらく大げさだった旦那。
それを聞いてね、この前兄から聞いた話を思い出しました!
父は母が退院することを誰よりも待ち望んでいた。大金を叩いて家の中を改装しても、母を施設に入れず家に連れて帰りたがった。母が退院し、毎日デイサービスに行き出すと、夕方帰宅時間の頃になると、何度も玄関まで出て、まだかまだかと待っていました。
帰って来たらね、“あぁ、えらかったなぁ。今日もよぉ頑張ったなぁ~!”そう言って母の腕とか、肩をさすってやりながら家の中に連れて入っていましたわ。
なのに、母の高次脳機能障害の1つに、一番身近にいる父に対して反抗的で攻撃的態度ってのがあって、父のすること1つ1つにけちはつけるし、何をしてもらっても有難いなんてこれっぽちも思わず、反抗的な態度ばかり取っていました。
とうとう父はそんな母にギヴアップ。施設に入れ、ショートステイの連続で空きが出るのを待っている状態。
先日父が入院した際、兄と私は有料老人ホームに入ることを勧めました。したら、父は有料老人ホームに入るのは構わないけれど、母と一緒なら絶対に嫌だ!!!もう二度と一緒には暮らしたくない!!!と、きっぱり断わったそうです。
来月で結婚して66年になる夫婦なんです。それを聞いた時、私は実に悲しかった。実家がとうとう崩壊してしまったと思いました。(涙)
母の反抗的な態度や言動は病気のせい。しかし、原因は何にせよ、長年夫婦でいた夫婦の一方が、もう一方からこんな風に思われるのって情けないし、自分達はそうなりなくないとその時思ったものです。
日曜以来ずっと落ち込み、笑い消え、口数も少なくなった私に、大げさな褒め言葉を言った旦那は、父が母に対して感じているように、私の中でもう旦那とはどんなことがあっても一緒には居られないと思っているのではないかと、不安抱いているからだと思うんです。
アメリカ暮らしはマジ、嫌。今すぐにでも永久帰国したい!でも、旦那と離婚してでもそうしたいのかと自分の心に問うてみると、いや、そうではない!やっぱり旦那と一緒にいる方を選択したい。
もっとも、腹立ち紛れに吐いた言葉ではなく、旦那にとって私は重荷で、楽になりとと本心思っているのであれば、私は無理にもう一度チャンスを...と望むつもりはないけれど。
日曜日から時間も経ち、少しずつですが私の傷ついたハートも癒されてきています。冷静に物事も考えられるようになりました。明日は金曜日。この週末にじっくりとお互いの気持ちを話し合おうと思っています。
ロールに話を戻すと、レモンを煮汁に加えたのには理由がるんです。
レッドチャードの赤色って、アントシアニンなのではないかと思ったからです。なら、レモン(酸)を加えることで、加熱しても色は鮮やかな赤いままなのではと期待していました。が、しかし、レッドチャードの赤色はベタレインという色素なんだって。
どうりでレモンを加えたけれど、色はちょっと濁ってしまいました。(苦笑)
ロールの中を見ていただこうと何枚か写真を撮りましたが、あまりはっきりと写ったものがなかった。これが一番ましな1枚。
黒いご飯がたっぷりでしょう!豚肉の量をグッと減らしたのです。理由は、肉が多いと煮汁に灰汁がいっぱい浮いてくるからです。ちょうどハンバーグを焼いた時、フライパンの底に一杯肉汁というか灰汁が溜まるのと同じ。
キャベツの葉をめくるのも怠慢な私は、灰汁取りも大嫌い!(汗)
ラムも旦那が絶賛する通り確かに美味しかった。でも、私はこのチャードロールがめっさ気に入りました!
1つのロールの大きさがドルマのように細くなく、普通のロールキャベツほどボリュームがあるんです。なのに、あんまり美味しすぎて3つも食べてしまいましたがな!残念ながら食欲はすっかり元通りに戻ってしまい、また太りますぅ...(滝汗)
今日はショッピングにも行った。憂さ晴らしにワイングラスやシャンペングラスを大量に買ってやった!(笑)
いつまでも何もする気がないと、少女みたいにセンチメンタルになっていられないので、朝はお洗濯もしました。旦那の汚れ物はどうするべきか悩んだ結果、やっぱ部屋の扉を開け、全部回収して一緒に洗ってあげました。
今回、たくさんの方が経験談を聞かせてくれました。夫婦を長年やっていると、うちだけに限ったことではない、どこの家庭でも同じように壁にぶつかってしまうときがあるんだね...
その壁を二人で打ち破るのか、出口を探すのか、あるいはそこから先の道のりをあっさりギヴアップしてしまうのか、それはやっぱ話し合うしかないね。面倒くさいけれど...(汗)