昨日は旦那の大好物を、我が家の庭で栽培している青じそを使って作りました。


準備にちょっと手間がかかるけれど、鶏肉嫌いの私でもこれは大好きなので、作ってくれるかなぁ...?とリクエストされると、迷うことなく、いいとも!と答えてしまいます。


今回はいつものレシピを少しアレンジして作ってみたら、これがとっても香りよく、これまで作った中で群を抜いて一等美味しかったので、備忘録にレシピをブログに残しておこうと思います。


手羽紫蘇餃子 ~改訂版レシピ~

和・美・Savvy Cooking

先日、これまで見たことのない植物が、突然裏庭に生えた話をブログに書きました。(その時の記事はこちら から...)。しかし、今年の夏は植物だけじゃなく、去年、一昨年とは違い、異常発生している生き物もいるんですよ。


まず1つ目はウサギ。シアトル辺りは街中でもウサギやリスを目にするような土地。うちみたいに山の中に住んでいると、ウサギやリス、それに鹿はしょっちゅう目撃します。時にはクーガや熊を目撃したと言う怖いニュースも入ってきます。叫び


しかしそれにしても、今年はウサギの数がやたら多い!放し飼いで飼育しとるんかい!?ってほど、我が家の庭では、毎日ウサギがぴょんぴょん跳ねています。シーちゃんとベイ坊を散歩に連れて出ても、毎回ウサギと遭遇。興奮する2匹を抑えるのが大変です!


ウサギは可愛いから良い。でももう1つの生き物はキモイ!ナメクジです。


ナメクジと聞いて日本のナメクジを想像しちゃあいけませんでぇ~!この辺のナメクジは“オレゴン・スラッグ”と言い、体長が長いものだと20cm近くもある巨大ナメクジ!


この辺り雨が多いのに水はけが悪い土地。特に冬は雨が多く、芝はいっつもぐっしょりと湿っています。一昨年この家に引っ越して来た年の冬、ナメクジの大きさと数にビックリしました!


何にでも好奇心旺盛のシーちゃんとベイ坊にさえ、見向きもしてもらえない嫌われ者の巨大ナメクジ!(笑)


去年の秋、私が毎日ブローワーで枯葉の処理をし、芝を湿らせないようにしたのが良かったのか、冬になって雨の日が増え芝がぐっしょり湿っても、前年のようにナメクジを目撃することがほとんどありませんでした。


ところが、雨もほとんど降らなくなり、スプリンクラーを回して水をやっても、芝の色が褪せるほどドライなこの時季になってから、今年はナメナメクジクジナメクジクジが、庭の至る所に出没して気持ち悪くて仕方がない!


昨日なんか、裏口から家に入り、うっかり靴を外に脱ぎ捨てたまま放置していたら、私の靴の中にまで、あの巨大ヌルヌルナメクジが侵入していたんだよぉ!ドクロ


去年はナメクジの撃退に、スプレーボトルをアンモニアで満たし、見かけると即、シュッとひと噴きして“殺してました!”


アンモニアをひと噴きすると、ナメちゃん達の体はたちまち溶け始めるのだけど、ただこの撃退法には1つ問題があって、普段の姿より更に醜くキモイ溶けたナメちゃんの姿を目にしないといけないのと、それを掃除する手間がある。


で、今年は去年から義妹に勧められていた、“ビアートラップ”(ビールの罠)を採用することにしました。


植木鉢の受け皿などを準備し、それを上縁の高さが地面と同じになるように土の中に埋め、ビールを注ぎいれると、飲兵衛のナメクジ達はその匂いに釣られ器の中に入ってくる。翌日、酔っ払ったナメクジ達は器の中でくたばっています。(爆)


飲み残しのビールで良いのだけど、うちに飲み残しなんて出るはずがありませんやん!(爆)なもんで、スーパーマーケットブランドの一番安いビールを、ナメクジの罠用に買って来たのだけど、でも、これにも問題が...


アルコールさえ含んでいたら、少々不味くても口をつけてしまう私が、旦那に、“そんな不味いビール、飲むなよ!”と呆れられながら、ナメクジの罠をしかえる前に飲んでしまうという問題...(滝汗)


実は昨日も、手羽餃子を作る前に家庭菜園の手入れをし、汗をたっぷりかいてくたくたに疲れたので、家に入るなり、ナメクジビールを1缶飲んじゃったのですぅ。(爆)


話は長くなりましたが、ここらで本題に戻ります。


他の肉と違って“かしわ”だけは絶対にオーガニックしか食べない私は、手羽も肉種のミンチも、いつもホールフーズで量り売りのオーガニックを買っています。しかし、手羽だけで11ドルもしたよ!叫び


肉の安いアメリカで、手羽1本が1ドル以上するってのは安くはない。でも、ホール手羽だから、切り落とした手羽元はから揚げなどに後日利用できるし、抜いた骨はスープ用のストックが取れる。

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3つの料理の材料と考えれば決して高くはないし、何よりも、“ナチュラル”などと、あいまいな単語が表示されたパッケージに入っている、ぜんぜんナチュラルに見えないノンオーガニックのかしわと違い、安心して食べれるのが嬉しい!


その骨抜きした手羽中に詰めた肉種には、うちの庭で採れた青じそを加えました。


紫蘇って加熱すると風味がいっぺんに落ちるじゃない。それを今回、肉種に中華だしの代わりにほんだしとレモン汁を加えてみたら、いつもの紫蘇餃子ほど香りが損なわれずに美味しく作れたのね。


骨抜き、肉種の作り方、詰め方、焼き方などは、こちらレシピ の通りですが、紫蘇の風味が損なわれなかった美味しい肉種の材料のみ、今後のために下記に記録しておこうと思います。


<手羽紫蘇餃子の肉種の材料 手羽10本分>

鶏ミンチ肉...150g
醤油...小さじ1
酒...小さじ1
キャベツ...外葉(大きめの葉)1枚
青じそ...大7枚(日本のスーパーで売っているものなら10枚) 
刻みねぎ...大さじ1.5
ほんだし...小さじ1(水で溶かずそのまま肉種に入れる)
レモン汁...小さじ1~1.5
片栗粉...小さじ2
白こしょう、味の素...各適宜

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昨日は副菜に、夏物風呂吹き大根を作ってみました。大根のおかずって、冷たく冷やすと結構美味しいんだよね。なら、冷たい夏物風呂吹き大根ってのがあっても、ええのじゃないか...と思って作った一品。(笑)

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味噌も作ってから冷やしたものをと思ったのですが、汁ものに味噌汁を作って食べたかったので、考えた結果、冷蔵庫を開けて真っ先に目に付いた、タヒニを使ったたれを作ってかけてみました。

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タヒニ(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1)、刻みねぎ(大さじ1)、砂糖(小さじ2)、酢(小さじ1)、細かく刻んだ生姜(少々)を混ぜ合わせたたれです。


ちなみにタヒニとは、日本の練りゴマと違い、外皮を取り除いてから練った地中海料理に用いられる練りゴマ。外皮のない分苦味がなく、ゴマより無糖のピーナッツバターに近い風味です。


お味噌汁の具はキャベツとシャロット。たまねぎの入った芳ばしい香りのお味噌汁は、ばっちゃんやかあちゃんが朝ごはんを作ってくれている間、まだかまだかと待っていた子供の頃を思い出させてくれる。シャロットにすると、それがもっと芳ばしく香ります。


ご飯は先日ご紹介したマイブレンドの雑穀ご飯。鶏皮を除くと、結構ヘルシー(?)な晩御飯か知らん...

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餃子と言えば、昔はしょうゆ、酢、ラー油と決まっていたのが、旭ポンズの味を知ってからは、うちではポンズしか使わなくなってしまいました。紫蘇餃子に旭ポンズ、これは絶対のコンビですな!


大好物の手羽餃子を1本摘んで、旭ポンズを十分につけて口に入れた旦那が、こりゃあ旨い!と絶賛。私も食べてみると、確かに紫蘇を加えた肉種で、ここまで香りを損なわずに作れたのは初めてではないかと大満足。


ミンチの量の割りに紫蘇やキャベツ、ねぎの量が多いので、口に入れた時、肉団子の様な思い食感ではなく、軽くてとても食べやすい肉種でもあります。


それにしてもナメクジって、本当、気持ち悪い!あいつらの辿ったところは、幼少の頃の私のジャケットの袖みたいに、ピカピカ光っとる!(爆)