デイサービス本番開始当日後編〜
第五幕:プロフェッショナル参戦
前編で般若と化した母に「二度と来るな!」と一喝された私。
さすがに家族では手に負えないということで、プロの皆様の出番となりました。
デイサービスの介護士さん:「お母様宅に伺い一度お誘いをしてみますね」
私:「お願いします...(心の声:頼んだぞプロ!)」
第六幕:潜入捜査開始
介護士さんのお迎え時間に合わせ、再び母宅へ。
もちろん母には気づかれない場所で待機。まるでスパイ映画の主人公気分。
母宅付近に近づくと...
あれ?もう誰か来てる?
聞き覚えのある声が二つ。母とケアマネージャーさんの会話が聞こえる。
ケアマネージャーさん、フットワーク軽すぎ!
感動しながら、母宅から見えない死角で盗み聞きモードに突入。
第七幕:ケアマネージャーさんの神対応
ケアマネージャーさんは様々な話題を提供しながら、母の話にじっくり耳を傾けている。
そして絶妙なタイミングで「デイサービス、どうですか?」的な誘い文句を織り交ぜてくださる。
さすがプロ!この話術!
私なら3秒で「行かない?あっそ!」と言ってしまうところを、こんなにも丁寧に...。
第八幕:デイサービス介護士さん登場
そこへデイサービスのお迎えが到着。
介護士さんに初日の書類を手渡しながら、現状報告。
「今ケアマネージャーさんとのやり取りでもゴネています。宜しくお願い致します」
我ながら簡潔で的確な状況説明(笑)
第九幕:プロ vs 頑固な母の一騎打ち
介護士さんが母宅へ向かう。
体調不良を訴える母に対し、介護士さんは神対応を連発。
「デイに看護師さんも来てるから診てもらえますよ〜」
「ここで一人でいるより安心ですよ〜」
「来たら楽しいし安心ですよ〜」
あらゆる角度からの攻略法!
しかし母は最後までドアチェーンを外さず、「行けない行かない」の一点張り。
母の頑固度、プロをも上回る
第十幕:プロの撤退と的確な分析
介護士さんとケアマネージャーさんも無理強いはせず撤退。
その後、ケアマネージャーさんから電話が。
「これはおそらく次回も行きませんね」
即座の的確な分析!
「デイサービスにしばらく利用休止を伝えた方が良いと思います」
「娘さんは今後お母様から連絡があるまで一切自分からは連絡しない方が良いです」
「お母様が困って助けを求めてくるまでは連絡はしないを徹底してください」
第十一幕:プロの洞察力に脱帽
「母の銀行関係、生活必需品、食品の買い出しも、母からお願いされるまで一切やめてみましょう!」
見抜いてるな、さすがプロ!
私の心の声が漏れそうになる。
確かに母は若い頃から私を家族内のスケープゴートとして扱ってきた。他の姉妹には見せない顔で、私にだけ母の気分次第でクセミソ暴言を吐き続け殴る蹴るを繰り返していた。
「こいつはそういう役回りだから良い」という母の固定観念。
メンタルケアカウンセラーの視点で分析してみても、まさにその通り。
第十二幕:本音トーク
私としては、できることはしてあげているだけ。
でも7年前の母が住んでいた東京の家の立ち退きの際、「助けて」と言った口から「もうこんなところにいたくない!東京に帰る!アンタの顔は二度と見たくない!」という暴言。
認知症とはいえ、母の本来の人間性にガッカリする気持ちは隠せない。
本音を言えば「東京に帰ってくれるの!やったぁー!」です(笑)
エピローグ:人生は自分のもの
とはいえ、まだらボケになろうが、完璧にボケようが、
母の人生は母のもの、私の人生は私のもの。
今の母の状態を観察し、このままでは認知症が悪化すると思って、私ができることはやっている。
それに乗るかそるかは母次第。
さて、母からのSOSコールは来るのか?
それとも本当に「東京に帰る」宣言を実行するのか?
(イケイケどんどん絶賛応援しますwww)
次回「母の笑える介護日記〜放置作戦編〜」にご期待ください!
※今回学んだこと:プロの皆様の洞察力と対応力は本当にすごい。そして時には「何もしない」という選択肢も必要。母の人生、母が決める。私はただの脇役です(笑)




