12月1日、衆議院予算委員会で維新の会「柳瀬裕文」議員の国会答弁が
NHKで放映されました。
数少ない「コロナ対策が過剰である」立場の議員さんです。
・2類から5類にすべき→専門家の知見を聞きつつ、総合的に判断したい。
・国立大学病院の900億円の大儲け→これからも対策を続けたい
・現在のワクチンの在庫数・金額は→4億6000万回分。1兆2000億円分
・それはどうするのか?→接種を推進しつつ、期限がきたものは破棄する
・副反応救済措置は5000件、うち1000件を補償、この健康被害はどう考えるか
→接種を中止する考えはない。多くを救済する制度と実際の被害は違うという認識
・そもそも緊急時の「特例承認」だが、一度立ち止まって検証するべきではないか
→専門家の意見を踏まえて検証し続ける
・分科会に信頼がおけない。ファイザーに転職したアドバイザリーボードのメンバーがいる。
5年間ファイザーの部長をしていたものが分科会メンバーにいる
→ファイザーの転職した人はもうメンバーではない。利益相反には当たらない形で運営している
・分科会メンバーの利益相反が疑われるので、メンバーを変更すべきでは
→今の段階で変更は考えていない。
ぬかに釘をうつような答弁でしたが、まずテレビで放映されたこと。
「専門家の知見」であれば逃げ放題であること。
そうは言っても、「そろそろなんとかしないといけない」雰囲気はありました。
要するに、アドバイザリーボード。分科会。有識者会議があればどんな専制政治も可能である。
そういうことになります。
問題があぶりだされたという意味で大きいと思います。