会社のスタッフに「生きる喜び」を伝える。
心底から理解してもらう。
究極言うと、これが「雇用主の仕事」のすべてです。
自分の行った業務で幸せになる人が出てくる。
喜んでもらえた感覚が人生最大の喜び。
ここで初めて「活きた報酬」をもらうわけです。
活きた報酬=ハッピーマネーって言う人もいますね。
人を幸せにして得られたお金です。
もちろん、カンタンではありません。
いちばん難しいところ、ボクの苦手な部分でもある。
それは「心をオニにすること」です。
厳しい部分もあるという側面。
分かりやすい例でいえば、数字が苦手でおつりを間違うとか。
数字苦手は別に商売でなくても、生活面でも人生でも損です。
ここは逃がさない。
絶対に得意に(もしくはなんとか工夫して)なってもらいます。
足し算、引き残、掛け算、割り算ですから。義務教育の範囲です。
人間関係だって一筋縄ではいきません。
優秀そうに見えてもあっという間に他責(自分以外の人のせい)にしてしまう人も多い。
「うちのスタッフが最悪です」
とても残念だけど、何度もきいたことがあるセリフです。
「他責ぐせ」が付いた人間がいい人生を送れるとは思いません。
その人のご両親だって、文句言わずに全力で育ててくれたのです。
「世の中のせい」でアナタが不幸になったとは言いません。
なんとかしてきたのです。
ここもめっちゃ厳しくこだわるべきこと。
ハラスメント?
いやいや愛情以外のなにものでもない。
ここを乗り越えてくれた人とは真の信頼関係ができます。
生涯の友人になれる。
生きる喜びを共有できる関係になるのだ。
豊かな人生を送るには、厳しさも必要。
残念だし、苦手だけどここを雇用主は克服しよう。