2022年に考える、日本の2050年エネルギー・資源社会への道筋-4 | 2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の日本社会とベーシックインカム

2050年の望ましい日本社会創造とその時までに実現していたい日本独自のベーシックインカム、ベーシック・ペンション等について考察・提案します。

 

自由主義・強権主義政治体制の分断化が促すエネルギー転換方法の変化

 
今回は「高まるエネルギー不安」の3回目、2022年4月24日掲載の武石礼司東京国際大学特命教授の小論です。
 
武石氏の主張は、前回の有馬氏の、初めに原発回帰ありきに基づく、エネルギー政策転換の集中に対し、原発の位置付けを主張・強調することなく、他の方法、エネルギー・ミックスの方法の変更を念頭に置いたものであるのが特徴です。
そしてタイトルで分かるように、ウクライナ侵攻が招いた政治主義・国家体制の違いによる分断加速による、ダニエル・ヤーギンの『新しい世界の資源地図』で示された「地図の色分け」に帰結します。