昨今、「NHK党は、参政党の妨害をしないで自分の仕事をしろ」という、参政党員のものと見られる書き込みを見かけるようになりました。
このことについて、一言、私からコメントします。なお私はNHK党の支持者ではなく、どちらかというと玉木雄一郎が代表を務める国民民主を緩く支持しています。
カルト宗教の脱会者が陥る境遇の特徴の一つとして、それまでその人が築いていた人間関係がカルト組織内に限局していたため、組織を出ると、すべての人間関係が断ち切られ、社会で孤立してしまうというものがあります。たいていは、かつての仲間が迫害者に変貌します。
インターネットが出てくる前は、それらカルト宗教の脱会者は、サポートグループにつながる手段もなく、一から人間関係を築き直さなくてはならず、人生のやり直しが非常に大変だったのです。
現在では、社会が成熟して、どこかに専門のサポートグループが開設されていることが多いのですが、参政党の場合、当初、この組織がカルト宗教だと考える人はほとんどいなかったため、参政党の離党者は問題を持っていくところがありませんでした。
このような状況のもと、昨年来、その受け皿になってきたのが、N党でした。実は、N党は国政政党の中で、最もコールセンターが充実しており、NHKの訪問員の問題にとどまらず、低所得者層からの相談など実際にはさまざまな問題が持ち込まれています。党首の立花孝志自体がコールセンター化しており、一般からの電話を常時受けています。
そして、問題を解決しようとすると連絡が付かなくなる神谷宗幣と違い、立花孝志の折り返しは非常にスピーディーで、対応は極めて対照的です。
参政党離党者が、問題を持ち込む先にN党を選ぶことを思いついたのは自然なことであり、次々に参政党の苦情がN党に持ち込まれることになりました。
ですから、実際にはNHK党は、参政党が自らの組織の中で解決できない難題を引き受けざるを得なくなり、他党の仕事までやっているのです。
「NHK党は、参政党の妨害をしないで自分の仕事をしろ」ではなく、
「参政党は、NHK党の妨害をしないで自分の仕事をしろ」というのが正しいのです。間違えてはいけません。
参政党が自党の問題を自分で解決できないのであれば、次の統一地方選では、N党が「参政党のお困りごと承ります」とコールセンターを設置する公約を掲げるかもしれません。そして、N党にその気があれば、選挙を待たずして専用回線を引くかもしれません。
今、参政党は、本当に、自分の組織から出る離党者の問題に対し、処理を誤らないよう、適切に扱うことが求められています。
2023.12.31 追記
2023.09.15 立花孝志の会見(12分)
