これまで見てきたように、参政党執行部は、
1、運営党員の運営に関する議決権を繰り返し否認し、
2、党員から知る権利を奪い、
3、隠した党員数がバレることはないと、党員を舐めてかかり、
4、外部の人間を党員の決議を経ずして、招き入れ、
5、党員以上の信頼を寄せてこれに従う
という、致命的な判断を連発していました。
結党前から少なくとも8千人の水増しが疑われるという指摘に対して事務局は今もなお回答していません。党員数操作の動機の一つが、自らの団体を大きくみせるため(しかも宗教団体を見習って)であることは、事務局の回答をご覧いただいた通りです。
私が啓発班に残した、他の党員たちから支持を得た提案は、私の離党以降も顧みられることなく、一切改善の努力が払われていないことから今回の告発に至っています。私が行った提案の影響は、神谷宗幣の言い回しから「党員」が鳴りを潜め、「党員・サポーターを含め」が以前にも増して多用されるようになったことに表れていますが、実態が一層曖昧になっただけでした。
参政党のサポーターは週に一度メールが届くだけの党費無料のステージであり、党員と混ぜて扱えるような「支持者」とは言えません。「党員は良い人ばかりではない」と結党以来ずっと繰り返してきた神谷が、党員数を訊かれた時だけ、「信用ならない党員」未満のサポーターまで含めて「支持者」あるいは「党員」として言及するのは欺瞞以外の何物でもありません。
彼はこれまで一度も、日付を区切り、○月○日時点で、「運営党員○名、一般党員○名、メルマガ会員○名、サポーター○名」と発表したことはありません。彼は党員数に言及するとき、常にこれを曖昧にしています。参院選出馬会見の時の記者から党勢を問われた時の答え方に注目してみましょう。
「変動もある」「約」1万人、「党員かサポーター含めて約1万人の党員がおります」と回答しています。数にサポーターを含めることを忘れず、しかも故意に党員とサポーターの区別がつかないよう、あるいはサポーターは党員であるかのような回答をしています。そもそも日本語になっていません。皆さんは、この回答を聞いて「党員」の数がわかりましたか?
さて、疑わしい数字は選挙戦においても、他党を貶めるために具体的に使われ始めています。
2022年5月19日前後、「参政党の党員が2万7千人になり、国民民主党を超えた」との言説が、参政党の主要なメンバーにより、街頭演説やSNSで流布されました。すでに証拠を上げる必要がないほど参政党員自身が知っている周知の事実ですが、私の方でも、少なくとも、神谷宗幣、吉野敏明、赤尾由美、松田学の4名が、上記の発言をしていることを確認しています。
https://twitter.com/yoshirin100/status/1527202307016118274
ここで、吉野が不用意に「党員」と言い切ってしまっている時に、神谷だけは党員に「サポーター」を付け加えることを忘れていません。
これが本当に「参政党が国民民主を超えた」と言う事実の提出であるのか、それとも虚偽により党員を煽って参政党への支持を誘導したものなのか、考えてみましょう。
2022年2月11日に開催された国民民主党党大会で、党代表の玉木雄一郎は冒頭挨拶の中で、
「また、昨年10月時点での党員・サポーター数は5万人を超え、昨年掲げた倍増目標を達成しました。」と述べています。しかも、国民民主党のサポーターは、全員が有料会員(年間2,000円)であり、参政党と違い無料の者はいません。
https://new-kokumin.jp/support/supporter
5万人を超えてから3ヶ月以上経過してからの発表であり、その間も国民民主は党勢を拡大していたことから、2022年の5月に国民民主は、参政党が「追い抜いた」2万7千人どころか、その倍以上の党員・サポーターを抱えていた可能性さえあったのです。
この国民民主党の数字(玉木雄一郎の発言を根拠にしたもの)は2022年5月中旬時点で、誰でも容易にアクセス可能であり、善意で解釈しても調査が杜撰すぎます。
しかし実際は、わざわざ国民民主を名指ししていることから、参政党の党勢を大きく見せるため、意図的に国民民主の古いデータに依拠し、勢いに任せて虚偽の情報を垂れ流した可能性があります。繰り返しますが、比較の元になっている参政党側の「党員2万7千」が信用ならない上、その内訳は、「党員」だけなのか、それとも「党員及び党費0円のサポーターを含めて」なのか、ボードメンバーの中でも割れていたのです。
参政党支持者はこれらの数字を信じ込み、この2月後、雪崩を打って票を振込み、神谷を国会議員にしてしまいました。

