本日付、中国新聞が伝えた。
'13/10/18
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四川省見本市に広島県出展へ
中国・四川省で23~27日にある中国有数の国際見本市「中国西部国際博覧会」に、広島県が博覧会事務局の要請を受け、県内企業12社とともに出展することが17日、分かった。昨年は沖縄県・尖閣諸島をめぐって日中関係が悪化、中国側から開幕前日に出展中止を求める通告があり、出展をやめた経緯がある。
参加企業はマツダをはじめ、衣料品や調味料を製造、販売する12社。うち6社は昨年も出展するはずだった。省都・成都市の国際コンベンションセンターにブースを構え、自社の商品や技術をPRする。
県は昨年9月の博覧会に12社と出展を計画したが、沖縄県・尖閣諸島の国有化をめぐる反日デモが現地で発生。博覧会事務局が開幕前日になって「安全を保障できない」と参加の見送りを通告。日本を事実上締め出し、県は出展を断念した。
ただ、その際に事務局から「関係が改善していたら、来年は参加してほしい」との投げ掛けもあった。日中関係は冷え込みが続く中、県の担当者がことし5月に同省を再訪した際、正式に参加要請を受けたという。
県は11月に上海市である見本市にも13社と出展を予定する。県海外ビジネス課は「外交とビジネスは別問題。巨大市場を取り込み、県内企業の進出や販路拡大につなげたい」としている。
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カントリーリスクを学ばない人たち。外交とビジネスが別問題か、経験によって学ぶしかない。県海外ビジネス課は斡旋をしても責任は取ってくれない。
県は、2013年7月18日に広島県ブース出展企業募集の案内をホームページに掲載していた。
「中国西部国際博覧会」県内出展企業募集のお知らせ
昨年の中止の経緯は、こちら
第13回中国西部国際博覧会 出展中止