出てきました。
8月に衛藤発言を翻訳しましたが、
(8月15日は無理だから秋の例大祭に行きたいところだが、それも難しい。だから「普段から(何もない時に)お参りしとったほうが良い・・・時期を選ぶとすればもう少し時期を考えて」)
この発言内容の実現に向けた話が、産経の阿比留さんから出てきました。この記事は信憑性が高く、後日、続報が出ますよ。
個人的な見解ですが、秋季例大祭では参拝せず、早ければ、年内、たとえば、総理就任一年を区切りとして年末参拝があるかもしれません。
では、阿比留さんの記事を。
安倍首相、「参拝は決めている」 靖国に真榊奉納、時期見極め
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・・・首相は周囲に「どこかのタイミングで参拝することは決めている」と述べているほか、例大祭は20日まで続く。首相は例大祭期間中も含め、慎重に参拝時期を探っているとみられる。
「安倍さんは必ず靖国に行く。例大祭の期間外も許容範囲だろう」
首相側近は17日、こう語った。
(後略)
(阿比留瑠比)
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本来、靖国には8月15日にも例大祭にも軽やかに行ってもらいたいものですが、次善の策として行かないよりは、ましです。
なので、安倍総理を援護射撃します。
総理周辺から流れてくる靖国参拝の情報は、8月上旬も今も変わっておらず「8月15日にも例大祭にも行かないが、それ以外の時に行きたい」です。
靖国を巡って保守の論客から、
「参院選で勝つまでがまんだから行かなくても良い(春の例大祭)」
「8月15日に行かないことは支那、韓国に対する攻めになっている」
などの発言がまことしやかに流布され、バカな保守層がこれを鵜呑みにして、安倍の不参拝を一斉にスルーしました。
8月初旬に、衛藤晟一補佐官は「8月15日の重要度は低い」と言い、青山繁晴に至っては「安倍首相は靖国神社というものをよく知っているから8月15日に参拝することを考えたことさえない」とまで言い切って不見識を振りまき(8月15日の参拝を考えたことがない者が、代理人を送って玉串料を奉納することはない)、秋季例大祭での参拝の期待をいやがおうにも高めてしまいました。
秋の例大祭に安倍が行かないという報道が流れると、これまで不参拝を肯定してきた同じ者たちが今度は「秋の例大祭に行かない時はもう安倍はダメだ」と叫んでいる、というのが現在、見られている状況です。
実際には、参院選でねじれが解消するまで参拝を我慢していた訳でも、8月15日に行かないことが「攻め」になっていたわけでも、8月15日から秋の例大祭の間に変節した訳でもありません。
「痛恨の極み」発言も「前回の任期中、一度も靖国参拝できなかった」ことについて語られたものです。年内に参拝すると約束したこともありませんでした。
自分の脳内で勝手な線引きをしないことです。
たしかに安倍は へたれ だし、※経済政策上は新自由主義であり、保守の期待を裏切ってはいるのですが、せっかく出てきた「可能性のある」総理大臣を、みんなで叩いて葬ってしまっては元も子もありません。
ここは、無秩序に叩きまくるのではなく、民意を届けることによって「やらせる」というのが上策ではないでしょうか?
とにかく、まず、一回、靖国神社参拝を実現させましょう。
そして、安倍が参拝した時には、国中で大騒ぎして、日本人の民意を大陸と半島に知らしめ、今後の靖国への道を付けるのです。
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10.24 追記
※ 経済政策上は新自由主義であり
上念司が、安倍の経済政策は「新自由主義」ではないという立場の典型的な説明を行っている。「『新自由主義』という言葉の誤用を指摘し、安倍が筋金入りの新自由主義者とはどれほど差があるのか」説明したと述べている。最近同様の主張を時々見かける。
【メディアの嘘を見抜け】「新自由主義」の誤用、安倍と白川はこんなに違う[桜H25/10/23]
ただし、動画のコメント欄には、上念の説明を否定するものが多い。
参考まで。