消費税増税をめぐる情報の錯綜 | 広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島に県、市、県議会、市議会、経済団体を挙げ、中国総領事館を誘致する計画があります。
経済にばかり走り、国家安全保障を考えない誘致計画に警鐘を鳴らします。

タバコをやめられない人のジョークにこんなのがある。
「禁煙なんか簡単だ。俺なんか何度も禁煙している。」

ニュースに目を通していると、安倍総理は増税をほぼ毎日決意したり決断しているらしい。増税決定を前提に、政府内では、論点は既に景気の腰折れ対策の議論に移っているという詳細な記事が続くのだから、増税決定は間違いないに違いない。

昨日の決断をみてみよう。

まず、本日未明の朝日。
消費税、来年4月8% 安倍首相が決断、来月1日表明 法人減税に道筋
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2013年9月21日
安倍晋三首相は20日、来年4月に消費税率を現在の5%から8%に予定通り引き上げることを決断した。(以下略)
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この記事には、20日午後2時36分撮影の【「経済の好循環実現に向けた政労使会議」であいさつをする安倍晋三首相】の写真まで付けている。

しかし、同じ、昨日9月20日午後、内閣広報室の菅官房長官の会見では
平成25年9月20日(金)午後-内閣官房長官記者会見(消費税については、8'8"~13'50)
朝日の記者(「こんのです」と自己紹介しているように聞こえる)自身が、質問の冒頭(8'8")から「ほぼ各社の報道で、すでに安倍総理が決断していると・・・方針を固めたと言うことですが、私の取材力がないのか、私には事実確認できない」と前置きして、官房長官に「実際にところ、いつ総理は決断して、側近である官房長官はどのように指示というか報告を受けていますか」と質問している。

朝日は20日、官房付きの記者が「安倍総理が決断していると・・・私には事実確認できない」と質問する一方で、「安倍晋三首相は20日・・・決断した。」という記事を書いているのだ。

官房長官による直接の答えは、
「正直なところ、総理は決断してないと思います」(8'35")、
「総理ご自身からですね、もう決断したと言うことは、私は全く聞いておりません。」(9'10")、「現実的にまだ判断していない」(9'33")、
「総理はまだ具体的に、消費税どうするかってことは、決断しないってことですねえ・・・」(10'24")、
「(復興増税や法人税の実効税率に関して)みなさんが色んなことを、私、新聞報道でしか承知し(てい)ません。私ども直接そうしたことがですねえ、届いても実はおりません。」(12'35")、
総理の決断は10月の日銀短観を見てからだとのこと。

ここまで食い違うと”飛ばし”というよりも、意図的な情報操作が疑われる。