昨日、3月19日は、日本会議の支部設立講演会があり、仕事の後尾道市へ出かけた。
http://nipponkaigi-onomichi.jimdo.com/
会員であるとはいうものの、普段日本会議の会合には行かない。というのも、いつも商工会議所の扱いが気になって仕方がないからだ。
日本会議の集会にはたいてい商工会議所がからんでくる。今回も、産経の報道では受付場所として「尾道商工会議所」が上がっているし、
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120316/hrs12031602030002-n1.htm
広島でも、先日の日本会議の建国記念の奉祝式典の後援は「広島商工会議所・広島県商工会連合会」となっている。福山で行われた建国を祝う会の後援も「福山商工会議所」である。
http://www.nipponkaigi.org/event/archives/3835
つまり日本会議と地元商工会議所は切っても切れない関係にあるのだが、同時に広島中国総領事館を県や市とともに一緒になって誘致しているのも商工会議所なのである。
http://hiroshima-ic.or.jp/china/shisen/souryoujikan.html
調べてもらえばわかるが、日本全国、これまで中国総領事館をすでに誘致したところ、現在誘致中のところ、すべて例外なく、県、市とともに商工会議所が一緒に名を連ねているのだ。
機会があれば、商工会議所の立場を問い質したいと常々思っている。
日本会議の集会に行けば、商工会議所の立場を厳しく問い質すだろうし、納得のいかない回答しか得られない可能性は高い。物事を明らかにしてしまうとけんかになってしまう。だから足が向かないのだ。
そうはいっても、大好きな尾道で保守が声を上げるという。昨年は呉とともに、育鵬社の教科書を採択している。
修学旅行を韓国への謝罪の機会にしてみたり、日の丸・君が代で校長が自殺したりした県立世羅高校がある世羅町に北側で隣接してるのが尾道市である。
http://blog.goo.ne.jp/think_pod/e/97718aa0649001667af7e75aa94a0f68
http://blogs.yahoo.co.jp/torotuky/55721665.html
左向きの広島県にあって、この気骨のある保守地盤を応援したくなるじゃないか。
そういうわけで、仕事を優先しつつも出席することにし、重い足を引きずるように出かけて行ったのだが・・・。電車も当人の気持ちを知っているかのように各駅でゆっくり停車する。到着してみると、すでに 20:00を過ぎ、10分しないで終会となってしまった。
しかし、このまま帰っては何しに行ったのかわからなくなってしまう。気持ちを切り替えて急遽宿をとり、翌日をフィルム・ツーリズム(いわゆる聖地巡礼)に費やすことに決めた。
今日、街を巡り、昼近くなり、本通り商店街に入って立ち尽くした。
商店街の両側から、林のごとく突き立てられている。奥の方まで続いている。林立とはまさにこういうことを言うのだ。
日の丸が数えきれない・・・
子供の頃の遠い記憶にこんな風景があったような。
ああ、そうか。これを見るためにここへ来たのだ、と思った。
幸せ探すカギ 見つけたその場所は
そう君がいる 「未来」への扉
降りそそぐ太陽 希望を照らす
神様がくれた 最高の贈りもの
ありがとう かみしめて
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4281151