薄煕来の腹心 亡命失敗か? | 広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島に県、市、県議会、市議会、経済団体を挙げ、中国総領事館を誘致する計画があります。
経済にばかり走り、国家安全保障を考えない誘致計画に警鐘を鳴らします。

産経、今朝の記事。
動向に注目したい。以下、全て産経から。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120209/chn12020907400002-n1.htm
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米領事館訪問、亡命準備か 中国重慶市の副市長 公安局長職解任
2012.2.9 07:39 [中国]
 米国務省のヌランド報道官は8日の記者会見で、中国重慶市の王立軍副市長が6日、四川省成都の米総領事館を訪れて館員と面会したことを明らかにした。亡命準備との見方も出ているが、報道官は訪問目的について「答えられない」とした。

 報道官は、王氏が面会後に「自分の意志で総領事館を出た」と述べ、その後の王氏の状況は不明としている。

 王氏は重慶市トップの薄煕来共産党同市委員会書記の腹心で、同市公安局長として暴力団一掃キャンペーンに取り組んでいたが、今月初めに公安局長職を解任された。重慶市は、王氏が体調不良のため休暇を取得中と発表している。(共同)

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これに先立ち、昨夜の記事。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120208/chn12020818290004-n1.htm
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中国重慶市トップの腹心、謎の休養
2012.2.8 18:28 [中国]
 中国中南部の重慶市は8日、同市の王立軍副市長(52)が「休暇を取り治療を受けている」と発表し、大きな波紋を広げている。中国では幹部の病気休養を公式発表するのは異例で、事実上失脚した可能性もある。王副市長は同市の薄煕来書記の側近として知られており、失脚が事実とすれば、秋の党大会で最高指導部入りを目指す薄書記の政治生命にも影響を与えそうだ。

 王副市長は昨年まで、同市公安局長として黒社会(暴力団)一掃キャンペーンを主導し、メディアで英雄扱いを受けたが、今月2日に兼任していた公安局長を突然解任された。

 英BBC(電子版)などによれば、王副市長は7日夜、四川省成都の米総領事館に駆け込み、保護を求めたが拒否され、その後、中国当局に拘束されたとの情報がある。北京の米大使館関係者は「ノーコメント」としている。(北京 矢板明夫)

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今月3日には、次のようなタッチの記事だった。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120203/chn12020320280008-n1.htm
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暴力団一掃の公安局長交代 昇進見込み?重慶市トップの腹心
2012.2.3 20:27
 中国重慶市のトップ、薄煕来共産党同市委員会書記の腹心で、同書記の指示を受けて暴力団一掃キャンペーンに取り組んだ王立軍副市長兼公安局長について、同市は、局長を解任し教育科学や環境保護などを担当する副市長にする人事を決定した。3日付の中国各紙が伝えた。

 暴力団一掃キャンペーンは市民の高い支持を得たほか、全国各地にも動きが拡大。薄氏は秋の共産党大会での最高指導部入りも取り沙汰される。王氏の局長解任については暴力団摘発の功労者である王氏の将来の昇進を見込み、副市長に専念させるのが目的との見方が出ている。

 2007年に商務相から重慶市トップに転出した薄氏は、08年に遼寧省錦州市公安局長を務めていた王氏を抜てき。王氏は暴力団一掃の指揮をとり、暴力団の後ろ盾となっていた多数の公安幹部や公務員も摘発した。(共同)

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BBCの記事はこちら
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-16940146