四川省で繰り返される人権侵害に、沈黙を守る広島県 | 広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島から 中国総領事館 誘致に待ったをかける

広島に県、市、県議会、市議会、経済団体を挙げ、中国総領事館を誘致する計画があります。
経済にばかり走り、国家安全保障を考えない誘致計画に警鐘を鳴らします。

昨日、四川省から、日本では考えられないニュースがまた届いた。

総領事館の問題を掘り下げる前に、これを機に別の角度から四川省という地を見ておこう。反射的に広島の偽善も浮かび上がる。

まず次の動画をご覧いただきたい。

「2012年明け チベット人3人が焼身自殺」
http://www.youtube.com/watch?v=Ac9Lm_TF6rA

事件に至るまでの、長年にわたる詳細については、ウィキペディア「チベット問題」や ホームページ「ダライ・ラマ法王日本代表部事務所」に譲るが、昨年からチベット人僧侶・元僧侶による焼身自殺及び未遂が男女合わせて15人にも上っており、そのほとんどが四川省 アバ・チベット族チャン族自治州アバ県 で起きている。

年が明けたばかりの今月6日にも事件は発生、9日にはアメリカ国務院 # が中国に呼びかけを行っている。報道官のステイトメントは、多少腰が退けている印象はあるものの、短いながら意識的に厳しい語を多用し、はっきりとした非難のメッセージになっている。

対して、”友人”である広島はどうだろうか?広島県が四川省の人権侵害に言及した形跡はない。抵抗の表明として行なわれた連続焼身自殺、当局による数百名にも上る拉致・拘引、そして行方不明に対し、沈黙を守り続けてきた。

AFPBB News は、
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「自由チベット」のステファニー・ブリグデン(Stephanie Brigden)代表は、14人もの人々が焼身自殺を図ったことは外国政府に対する「痛烈な批判」であり、「国際社会は対応に失敗した」と声明で訴えた。「こうした抗議行動は、世界の指導者たちがチベットの絶望的な状況に見て見ぬふりをする限り続くだろう」
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とのコメントを掲載している。広島は、今こそ声明を出すべきなのだ。


さらに別の面からも。

昨年から焼身自殺者による抗議が連続したアバ・チベット族チャン族自治州。四川省北部に位置し、その一部はジャイアントパンダの保護区として世界自然遺産に指定されている。

かつてはチベット人の地であり、120万人と言われる殺戮の末、中国共産党が手にした土地の一つである。その土地に生息する動物を”中国の”動物と喧伝する嘘、そしてそれを利用した偽の「友好」。これがパンダ外交の正体だ。

そして今、このチベットから土地、人命もろとも略奪したパンダを利用して、日本に総領事館を建てる計画が進行中だ。


【梅原克彦】仙台市パンダレンタルに潜むもの [桜H24/1/10]
http://www.youtube.com/watch?v=fFslB1gAWhY


悲観的な話題ばかりになったので、最後に希望をひとつ。
四川省から歓迎されないものばかりが来るわけではないことを示すために。

共産党を見限り日本人になった 石 平 さん、四川省 成都 の出身だ。
「日本人の心は中国人にも届く」そうだ。四川省は愛日家の産地でもある。


# アメリカ国務省のこと。日本の外務省に相当。現在の長官はヒラリー・クリントン。これまでも世界中の人権侵害に対し報道官を通じ声明を発表してきた。中国ではしばしば「(アメリカ)国務院」と呼ぶが、中華人民共和国の「国務院」は、日本では「内閣」にあたる。