上掲チラシの通り、5月17日(土)17時30から、戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会主催の講演会が広島市まちづくり市民交流プラザで開催され、私が「少数与党の下でも進む憲法9条の形骸化・実質改憲 参議院選挙に向けてどのように対抗するか」というテーマで講演をします。これは別件で広島の方とメールでやりとりした時、東京で私の講演が開催されていてうらやましいと言われたので、5月に学会で広島に行くことを伝えたところ、それならということで頼まれ企画が実現したものです(学会の後に講演をするので学会にも参加できますし、主催者は交通費・宿泊費を負担しなくてすみます)。広島周辺の方でご関心のある方は、ぜひご参加下さい。

昨年2月の冬の只見線乗車が大変楽しかったので、今年は2月16日に飯山線を走る快速「十日町雪見おいこっと」に乗ってきました。掲載写真1枚目は、始発の長野駅で撮影した下り8141Dのキハ110-236+キハ110-235。15分停車する飯山駅では駅構内のからくり時計を見学し、5分停車する森宮野原駅では1945年の駅における最高積雪量7.85メートルの標柱を見ます(2枚目)。この日の車内イベントは、青木さんという方の電子サックス演奏(3枚目)。普段雪を見ないので、車内から見る雪景色、楽しめました(4枚目)。そして、86.1キロ、2時間25分の旅が終わり、十日町駅に到着。駅前では無料の地酒と豚汁が振る舞われており(5枚目)、「どんどんお代わりして」というものだから、私は日本酒を4杯、豚汁を2杯いただきました(笑。掲載写真1枚目はフィルム写真、それ以外はスマホ撮影)。

本作品は、ヒトラー(フリッツ・カール)に仕えたナチス政権の宣伝大臣だったゲッベルス(ロベルト・シュタットローバー)の1938年から1945年までを描く映画。ヨアヒム・A・ラング監督・脚本による2024年ドイツ・スロバキア映画。

 

ゲッベルスは戦争より平和を望み、ナチス政権の他の閣僚を小馬鹿にし、妻に浮気がばれると「離婚はしないが、愛人は欲しい」と平気で言うような人物なのに、ヒトラーに浮気を叱責され冷遇されると、ヒトラーの信頼を得るために職務に精を出すとは。確かに、ゲッベルスは「能力」はある人間で、大衆の扇動やユダヤ人の迫害のためなら確信的なウソをつく。日本のこの間の選挙やトランプ大統領が登場するような時代だからこそ、この映画は見るべきですね。実写も効果的に使用されています(ただし、かなり悲惨な映像も使われています)。それにしても、自死するときに6人の子どもを道連れにするとは。

 

映画公式サイト

https://www.goebbelsmovie.com/

 

 

上掲チラシの通り、5月10日(土)13時30から、新座革新墾主催の憲法講演会が新座市立畑中公民館で開催され、私が「石破政権と憲法改悪の動き~トランプ政権への従属と自民政治下でどうなるか~」というテーマで講演をします。新座周辺の方でご関心のある方は、ぜひご参加下さい。

昨日(4月12日)は、ねりま九条の会主催の「連続講座 暮らしに生きる憲法」の第4回目が石神井公園区民交流センター展示室で開催され、「社会権~生存権、教育を受ける権利、労働者の権利」というテーマで話をしました。連合が学生向けに作成している『働くみんなにスターターBOOK』(全頁カラーで43頁)を毎年連合から取り寄せ、労働者の権利の回に授業で学生に配布していますが、その余りがあるので、昨日は参加者に配付しました。この冊子、本当に便利なので。他の権利・自由も同様ですが、日本は憲法は立派なのに、憲法通りの社会になっていない。昨日のテーマだと、憲法25条がありながら保健所が減らされ、憲法26条・子どもの権利条約がありながら大学進学率の都道府県格差がかなりあり、一方的に校則が押しつけられ、憲法28条がありながら労働組合組織率がわずか16.1%。憲法通りの政治を行ってこなかった自民党が悪いのですが、自民党政権を実現させているのは主権者国民ですし、国民自身がまだまだ権利を行使していないからこの程度の国にすぎないわけで。今回のこの連続講座は終わりですが、本当に各地であらためてしっかりと憲法を学び、憲法で保障された権利・自由を行使する人が増えないと、日本は変わりません。今後の各地での基礎からの憲法学習に期待しています。

2月12日ブログに、2月11日に静岡で講演したことを書きましたが、せっかくなのでこの時は東海道本線の清水駅で降り(掲載画像1枚目)、新清水駅から静岡鉄道に乗りました。まだ乗ったことがなかったので。掲載写真2枚目は新清水駅で撮影したA3000形のクハA3508、3枚目は新静岡駅で撮影したクモハA3008。わずか11キロ、23分の乗車でしたが、初めて乗る路線はわくわくしますね(1枚目がスマホ撮影、2・3枚目がフィルム写真)。

4月3日ブログの続きで、1月12日、JR西日本城端線城端駅からバスで新高岡駅に向かい、新高岡駅から乗ったのが氷見線氷見駅行きの上り8366D快速「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)3号」(掲載写真1枚目は新高岡駅入線時で、キハ40 2027)。途中、高岡駅に24分停車し、18.3キロの距離を約1時間かけて走ります。車内には寿司職人が乗車しており(2枚目)、3号では「ほろ酔いセット」を堪能(3枚目)。景色も楽しめます(4枚目)。氷見駅からは下り8564Dの「べるもんた4号」に乗り、今度は「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」を堪能しました(5枚目)。氷見線乗車は今回で3回目、「べるもんた号」は初めてで、運行区間が短いので乗車時間も短かったのですが、楽しめました(掲載写真1枚目はフィルム写真、それ以外はスマホ撮影)。

地球での生活に失敗し、借金取りから逃げるために、他の惑星への移民計画に応募し、書類をよく読まずに何度死んでも人体プリンターによって人格や記憶も移植される複製人間になる契約を結んだミッキー(ロバート・パティンソン)が、17人目のミッキーになった時に、手違いで18人目のミッキーが誕生してしまうという話。エドワード・アシュトン原作、ポン・ジュノ監督・脚本・製作による2025年アメリカ映画。

 

ポン・ジュノ監督作品だけあって、『スノーピアサー』や『パラサイト 半地下の家族』と同様、資本主義社会における格差がテーマで、近未来を想定して作っています。ミッキーはブラック企業によって使い捨てにされ、替わりはいくらでもいる存在。その問題意識はわかりますが、映画としては・・・。

 

映画公式サイト

https://wwws.warnerbros.co.jp/mickey17/

 

上掲チラシの通り、5月9日(金)13時30から16時30分まで、元首相安倍晋三国葬差止等請求事件の第10回口頭弁論が東京地裁103号法廷で開催され、私が憲法研究者の立場で法廷に立ちます(形式的には原告本人尋問ですが、専門家証人的な形で行います。他に、纐纈厚山口大学名誉教授と川野純治元名護市議会議員も)。これに関連し、意見書も作成して提出しました。ご関心のある方は、ぜひご参加下さい(裁判傍聴は原告でなくてもできます。傍聴券が発行される場合、通常は開廷の30分前に並んだ人に優先的に傍聴券が配布されますが、詳細は4月24日決まるそうです)。

1月から毎月1回開催されてきた、ねりま九条の会主催の連続講座も12日で最終回。石神井公園区民交流センターで朝9時30分から。この回も大事な社会権です。ねりま九条の会の会員でなくても参加できますので、ご関心のある方はぜひご参加下さい。