本作品は、1943年に東プロイセンの夫の両親の家に疎開し、戦地にいる夫の帰りを待つローザ(エリーザ・シュロット)が、ナチス親衛隊によって近くの「狼の巣」(ヒトラー総統の大本営)に連れて行かれ、他の村の若い女性らと共にヒトラーの食事の毒見役をやらされるという話。ロッセラ・ポストリノ原作、シルヴィオ・ソルディーニ監督による2025年イタリア・ベルギー・スイス映画。

 

2012年にヒトラーの毒見役だったことを明らかにした女性が現れ、ただ証拠が少なく信憑性に欠けるという見解もあったため、ロッセラ・ポストリノ(1978年生まれと若い方なですね)がフィクションとして小説を書き上げ、映画化された作品。イタリア人作家と監督による作品ながら、ドイツ語で作られ、ヒトラーは全く登場しませんが、1944年7月のヴァルキューレ作戦(ヒトラー暗殺未遂事件)も描かれています。こういう非人道的なことがあったのかもしれないと思わせる映画で、いまだにヒトラーをテーマに映画が作られ続けることに感心します。

 

映画公式サイト

https://unpfilm.com/dokumi/

娘に誘われ、見に行ってきましたよ。娘はこれでこの映画を見るのが3回目。入場者特典第2弾の「ボンボンドロップシール」を2つ入手するため。帰宅したら、原作を読めと言われたほど、特典以前に娘は何度も見たくて行ったわけですが。私からすると、島民を危険な目にさらし続けたヒトハとフタバの行動は問題だと思ってしまうのですが(エンディングロール後の映像で、ヒトハとフタバがセイレーンと人魚から逃げ切れないことが明らかになりますが)。また、顔を描かず色を付けないモブキャラは手抜きだと思ってしまうのですが。とはいえ、原作マンガでファンになった人にとっては、声と動きが加わる感動はあるでしょうね。それにしても、日本でヒットする映画作品はアニメが多いというのも・・・。

 

映画公式サイト

https://chiikawa.toho-movie.jp/

マルチバースの侵蝕から恋人のMJ(ゼンデイヤ)や友人を守るために、全ての人の記憶からピーター・パーカー(トム・ホランド)の存在を消す魔術をかけたため、自分がスパイダーマンであることを知る人がいないニューヨークでただひたすら犯罪者から街を守る活動をしていたところ、自身の肉体に異変が生じ、さらに不可解な犯罪が頻発する中で、それらに立ち向かうという話。デスティン・ダニエル・クレットン監督による2026年アメリカ映画。

 

トム・ホランド主演のシリーズを全部見ていないので、登場人物がよくわからないところもあるのですが、X-MENシリーズのジーン・グレイも登場させることで、多数派とは異なる少数派の孤独と全面肯定のメッセージを出すとは。もちろん、スパイダーマンのような私人が犯罪の取締をすること自体問題ですが(さらに、犯罪者を勝手に殺害することで治安を守る自警団のフランク・キャッスルの存在が強烈ですが)、この映画に登場する悪人は犯罪者だけでなく行政の側ですから。この手の映画も単純な勧善懲悪ものではなくなってきているのですね。

 

映画公式サイト

https://spiderman-movie.jp/

 

小林武・渡名喜庸安編『地方自治と軍事基地~「戦争国家体制」づくりに対峙する』

自治体研究社、A5判191頁、定価:本体2200円

 

本書は、憲法の平和主義や地方自治を否定して進む「戦争国家体制」づくりについて、憲法の観点から批判的に検討し、これまで米軍・自衛隊の軍事活動に対峙してきた自治体・住民による具体的な取り組み例を紹介し、憲法理念から対案を示す本です。理論面からも実践面からも市民などに具体的な闘い方を提示しており、多くの人に読んでほしい本ですね。本書は執筆者の一人である永山茂樹東海大学元教授からいただきました。

 

自治体研究社ホームページ

https://www.jichiken.jp/book/9784868260202/

 

上掲チラシの通り、9月12日(土)13時30分から16時まで、埼玉県・熊谷市緑化センター2階で、熊谷空襲を忘れない市民の会主催、熊谷市・熊谷市教育委員会後援の「憲法を学び、みんなで話そう!」という企画が開催され、私が「憲法って何だろう? なぜ今、憲法なの」というテーマで講演をします。今年は埼玉での講演も多いです。熊谷周辺の方でご関心のある方は、ぜひご参加下さい。

上掲チラシの通り、9月5日(土)13時30分から15時30分まで、山梨県・甲府市南公民館大ホールで、山梨県消費者団体連絡協議会主催、山梨県保険医協会・山梨県弁護士会・山梨県司法書士会協賛の「第39回山梨消費者のつどい」が開催され、私が「今こそ憲法を学ぼう!~私たちの今と未来のために~」というテーマで講演をします。昨年・今年と山梨での講演、増えましたね。ご関心のある方は、ぜひご参加下さい。

一昨日(8月8日)で約800人分の前期末試験の採点・成績評価が終わり、昨日から私の夏休み。昨日は、家族+両親の5人で車で山梨へ。昨年は桃狩りに行っていなかったので、両親が久しぶりに行きたいと言ってきたので。中央道の渋滞が長いので、東名経由でまず道の駅すばしりで早めの昼食。私は富士湧水ポークを用いた生姜焼き定食を堪能(掲載画像1・2枚目)。

そして、今回も山梨県笛吹市の御坂農園グレープハウスへ行き、桃狩り+食べ放題(時間無制限)だと桃狩り1個で300円上乗せされるので、今回も食べ放題で。2年前は1人1200円でしたが、今年は1500円になっていました。今年は桃自体の価格が上がっていますからね。私は7個食べました(3・4枚目。今年の桃狩りは8月11日くらいまでとのことです)。

https://misakanoen.co.jp/

帰りは河口湖畔の大石公園へ。富士山に雲がかかっていて残念でしたが(5枚目)。昨日の走行距離は286キロ。久しぶりに5人で出かけることができてよかったです。

上掲チラシの通り、9月3日(木)13時45分から16時まで、埼玉県・浦和コミュニティセンター14集会室で、石垣さんに対する裁判所の暴力を許さない会主催の「『法廷警備員の暴力を許さない石垣裁判』を支援する後援会」が開催され、私が「憲法学から見た日本の司法」というテーマで講演をします。事件・裁判の内容はチラシから確認していただき、ご関心のある方は、ぜひご参加下さい(先にご案内したとおり、3日は2つの講演を行うことになります)。

紹介が遅れましたが、6月22日ブログでご案内した、私も呼びかけ人になっている九条の会ヒロシマの意見広告が8月6日の『朝日新聞』と『中国新聞』に掲載されました。上段のシンプルな文字と絵、いいですね。

http://www.9-hiroshima.org/

学生たちはもう夏休みですが、こちらはまだ前期末試験の採点・成績評価中。昨日も研究室で作業をしていたところ、親しくしている教員が研究室に来て色々とお話しすることになったのですが、日本酒と缶コーヒーをいただきました。栃木県那須烏山市にある島崎酒造の「東力士 トロピカル純米 酔夏」。ここの酒造のお酒は初めてですね。飲むのが楽しみです(結局、1時間半お話ししていました)。

毎年夏は妻と娘が妻の実家(札幌)に帰省していましたが、今年は妻が忙しく行かないことにしていたところ、娘(中2)が1人でも行きたいと言い出して、3日から昨日まで1人で北海道に行っていました。私も妻も忙しいので、飛行機だけでなく自宅・羽田空港間も1人で。私が親の反対を押し切って、小6の時に初めて1人で新幹線に乗って兵庫の祖母の家へ、中1の時は新幹線を名古屋で降りて名古屋から在来線で祖母の家へ行っていたので(中3の時は中学卒業旅行と称して九州まで1人で行きましたし)、娘が1人で行くなんて大歓迎。1人旅は本当に大事ですから。北海道でも楽しめたようです。荷物が増えるからお土産はいらないと言っておいたのですが、私が愛用しているファーム富田の石けんを買ってきてくれました。