人は競争となると勝ちたくなります。
闘争本能というやつです。
負けると悔しいです。
だから、勝つために努力しようとします。
萩野公介選手と瀬戸大也選手。
競泳にてライバルであり、しかも、とても仲が良い。
お互いを高めあっているように見え好感が持てます。
このように競争は人の能力を高め、才能を開花させていきます。
よって、自分を高めるためにも人と競争することは良いことと思います。
ただ、このように良い意味でのライバル関係になればいいのですが・・・・。
そうなっていない場合もよく見かけます。
それは、勝つことに執着してしまうこと。
もう少し詳しくいうと、勝つことでしか自分の価値を高められないと思うことです。
その場合、競争相手が敵となります。
敵ですからやっつけないといけません。
例えば、以前にこんな事件がありました。
1994年1月、フィギアスケートリレハンメル五輪の代表選考会を
兼ねた全米選手権の会場で、練習を終えた代表最有力だった
ナンシー・ケリガンが、何者かに殴打され膝を負傷し大会を欠場。
ケリガンのライバルだったトーニャ・ハーディングが優勝し、
五輪切符を手にしたのです。
しかし、この襲撃事件の犯人は、・・・・・。
ハーディングの元夫。
事件は完全には解明されていませんが、ハーディングが五輪に
出るために元夫を使ってケリガンにけがをさせたという説が有力のようです。
勝つためにライバルを蹴落とす。
ここまで酷くないとしても、このようなことは日々目にすることです。
どうしてこういうことが起こってしまうのか?
この続きは次回にて