営業とは、モノを売る仕事。
しかし、売ること=(人からお金を)奪う、という意識が罪悪感を生む。
罪悪感があっては、モノが売れないのでごまかす必要がある。
それがすごいストレスとなり心身に大きなストレスとなる。
そんなことを前回書きました。
今は、どう思っているか?
モノを売るのは好きです。面白いです。
どうして、変われたのか?
それは、・・・・。
売ろうとすることをやめた。
えっ、売ろうとするのをやめて売れるの?
はい、その方が売れます。
相手の方が必要と思われる情報提供を行い選んでいただく、
という意識に変われたからだと思います。
その情報に対し価値を感じてくださったら売れるのです。
考えるのは、売るためのノウハウやテクニックではありません。
その人が本当に必要としていることが何かをキャッチすること。
そのために自分が何ができるか。
そして、そのための知識を身につけておくということです。
売るとは、相手を説得して自分の想いをわかってもらおうとすること。
このように勘違いすると、相手の話しを聴いているようで聴いていません。
しかも、自分の数字を稼ぐためになってしまうと尚更です。
目的は自分の想いをわからせようとするわけですから、意識は
常に自分に向いています。
こうなると『奪う』という意識になり、知らぬうちに罪悪感が蓄積され、
心身に悪影響を与えるか、大きな事故や事件を引き起こす、
なんてことが起こるのです。
『奪う』のではなく、『選んでいただく』
その意識が、心身とも健康となり、しかも、お客様に良いものを提供できるのです。