ミスを敢えてさせる | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

IRB世界ラグビーフットボール協会(サッカーでいうFIFA)が

世界ランキングを発表しているのですが、日本は現在11位。




一時9位まで順位を上げていました。




サッカーが46位というのに比べれば、この順位は凄いのです。




日本は今までどうだったか?




アジアでは断トツの1位なのですが、ヨーロッパやオセアニア

のチームにはコテンパンにやられていました。




W杯での通算成績は1勝21敗2分け。




95年には、17-145という大会史上最多失点で敗れる

こともあったくらいです。




それが、ある人が監督になったことで、飛躍的に世界ランクを

上げ、今では11位。




2019年にラグビーワールドカップが日本で開催されるので、

それまでには、グループリーグを突破(ベスト8)するくらいには

なってもらいたいと思います。




そのある人とは?




エディ・ジョーンズ氏。




2011年12月に日本代表のヘッドコーチ(HC)に就任し、

日本ラグビーの技術向上に貢献されてきたのです。




その評価として、外務大臣表彰を受けたのです。




エディ・ジョン―ズ氏の指導は、とても理にかなっていますし、

より実践に近い練習をするためのアイデアマンです。




例えば、雨のあと、アメフトのボールを使って練習するのです。




アメフトのボールは、ラグビーのボールより、滑りやすく

ミスをするケースが増えます。




ラグビーはボールを落とすとノックオンという反則となります。




攻撃中にボールを落とすと、防御態勢が出来ていないため、

相手のチャンスとなり、危機的状況になることも少なくないのです。




よって、それまでの日本の練習はミスをしないようにするものでした。




しかし、エディ氏は敢えてミスをする状況を作り出す練習をするのです。




試合は練習と比較して、相手のプレッシャー強烈です。




ということは、ミスをしない練習をしても、試合ではミスが出るのです。




であれば、ミスをしない練習はしても意味がないことがわかります。




試合で大事なのは、ミスをした後をどのようにカバーするか。




それを練習中から考えさせるのが狙いなのです。




これは、企業や学校教育にも活かせますよね。




ミスをしないようにすることよりも、ミスから学ぶことの方が実際は

役に立つと思うのです。




そのあたりを書いてますと長くなりますので、また次回に。