1/100の責任とは? | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

どんな組織にも、良いところもあれば悪いところもあります。




すべてのことがパーフェクトの会社なんて、存在しないと思います。




「イヤイヤ、うちの会社は問題だらけで、良いところはひとつも

ありません。忙しいわりに給与は安いし、ヤリガイもありません。

こんな会社、早く辞めようと思っているんです。」




なんて、言っている人がいれば、それは会社だけの問題では

ないかも知れませんよ。




というのは?




類は友を呼ぶという法則から考えてみたいと思います。




所属している組織には、同じような波動(エネルギーと言っても

いいでしょう)を持った人が集まって来ています。




仮に、安い月給で働かされているという思いを持つ人を、

Aさんと例えてみます。




Aさんの潜在意識(自分では意識していないところ)には、

『どうせ自分なんて、何の才能もないし、努力もしてないから

安い月給でしか雇ってもらえないよ』




と、(気付いていないだけで)思っています。




社員の方々の問題の本質を掘り下げていくと、不思議と

組織の問題の本質と合致しているのです。




では、その問題の本質をどう解決していくか?




Aさんは、自分の潜在意識の中にある、

『どうせ自分なんて、何の才能もないし、努力もしてないから

安い月給でしか雇ってもらえないよ』




という意識を自覚し、改めていく必要があるのです。




Aさんがそうであれば、その組織の中の人は、同様に、

『どうせ自分なんて、何の才能もないし、努力もしてないから

安い月給でしか雇ってもらえないよ』




と思っています。




よって、それが組織の問題の本質になっているのです。




しかし、そんな気持ちがあることを受け入れていくことが

難しい人もいます。




であれば、まずは自覚した人から、自分の出来ることを

していけばいいのです。




組織というのは、1割が変われば、大きな影響力を持つと

言われていますから。




まずは、今いる組織には自分と波動が似た人が集まって

いるということを認識すること。




認識出来れば、誰かが悪いとか、会社が悪いとか言っても、

何も物事が進まないことがわかると思います。




他人は自分の心を映し出す鏡です。




自分が変えようという気持ちがなく、人のせいにするので

あれば、他人も一緒だと思ってください。




その組織には、同じ波動の人が集まっているのですから。




くどいようですが、自分の中にある、

『どうせ自分なんて、何の才能もないし、努力もしてないから

安い月給でしか雇ってもらえないよ』




という思いが、安月給で働かされている現実を作っていること

に気付く必要があるのです。




そして、それを変えていけばいいのです。




昨日、100人の組織なら、その問題の1/100の責任が各々に

あるというのは、こういうことです。