目の前の問題 | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

生きていれば、問題は毎日のように起こります。




会社でも、学校でも、家族でも、街でも、自分と違う人との

関わり合いですから仕方ありません。




みんなが全く同じ価値観・考え方であれば、問題が起こる

ことはないかもしれませんが。




それら問題が、なぜ起こっているのかを正しく見ることが

出来れば、解決策はすぐに見いだせるのです。




2人の間の問題であれば、それは、お互いの問題。

もし、その問題の責任追及したとすると、

50:50(フィフティ フィフティ)です。




問題の本質を見ていますと、お互いが都合の良いように、

その煩わしい問題を起こしていることがわかります。




しかし、大概の場合は、自分には問題がなく、相手の問題

と捉えます。




すると、相手を直さない限り、この問題は解決しないと思い、

相手を変えようとしてしまうのです。




変えられたくない相手は、それに反発します。




よって、問題は解決しなくなるのです。




組織で考えても同じですね。




当然、多くの人がいればいるほど、各々の価値観・考え方が

複雑に絡み合い、解きほぐす方法さえ見えない場合もあります。




ある100名の組織があったとします。




当然のように問題があるでしょう。




各々の社員が、その問題を会社や社長や管理職のせいに

したとします。




おそらく、この問題は永遠に解決することはないと思います。




人のせいにしている限り、自分ではどうしようもないと、

言っているのと同じですから、そういう社員が多ければ

多い程、解決はしません。




では、どうしたらよいのか?




2人の間で責任追及した場合、50:50と先ほど言いました。




100名の組織であれば、ひとり一人に1/100ずつ責任があるのです。




組織の問題を不快と感じた社員が、それを人のせいにせずに、

その問題を引き起こしている1/100の責任を負う覚悟が必要です。




そういう社員が多ければ多い程、その組織は活性化していく

と思うのです。




愛社精神という言葉が死語になりつつあります。




その組織の良いところも悪いところも受け止め、1/100の責任を

自ら負える組織が出来れば理想的ですね。




まさに、組織受容。




では、そのような組織にしていくためにどうしたらよいのか?




長くなりそうですので、この続きはまた次回に。