どうせ私なんか・・・・。 | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

「どうせ私なんか~」



口に出さなかったとしても、心の中で思ってませんか?



私はよく思っていました。



何か新しいことにチャレンジしたいと思っても、

「どうせ僕には無理だし、やったことないし」



なんて、よく思っていました。



「どうせ、私なんか~」



実はこの言葉、脳の特性である『自己保存』から、来てる

んですよね。



『自己保存』とは、字のごとく、今の自分を守りたいのです。



何か新しいことをやろうとして、失敗でもしようものなら、

『自己保存』が保てなくなるのです。



今の状況が余程の事がない限り、その状況をキープしたいんです。



例えば、今、ビルの屋上にいるとします。

そのビルが火事になり、屋上まで逃げてきました。



そのビルの屋上に居れば、やがて、焼け死ぬことになります。



隣のビルまでは幅2mほど。走り幅跳びのように跳べば

なんとか届くかもしれません。



が、ビルの高さは50m。



そこに幅50cmで長さ3m、厚さ5cmの板切れがあったとします。



これを使えば、なんとか隣のビルに移れるかもしれません。



さあ、跳ぶか板を使うか?



しかし、この質問にどちらも選択しない人がいるのです。



そんな危険なことするくらいだったら、このままビルの上に居る、

という選択です。



私も、いざそういう場面になったら、そのままビルに残るかもしれません。



それくらい人間は、今の状態をキープしたいのです。



新しいチャレンジをして、うまくいかなかったら嫌だからやらない。



それを、「どうせ私なんか・・・・」と言って、自分を納得させようと

してしまうのです。



しかし、この考えが何を誘発させるか?



「どうせ自分なんか・・・」が癖づいてしまうと、影響力のある人に

流されていってしまうことが多々あります。



影響力のある人が、正義感あふれて、志の高い人で

あれば良いのですが・・・。



ヒトラー、オウム真理教、今であればイスラム国。

そして、それを陰で誘発させている存在に流されていくと・・・。



ひょっとしたら、あなたたの

「どうせ私なんか・・・・」が、自分の利権だけで動いている

人たちに力を与えている可能性があるのです。



よって、一人ひとりが自分に目覚め、『自己受容』ができれば

人類は救われるのです。