最初から思い通りにならないⅡ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

最初に就職した会社は求人広告会社。




制作的な仕事だと勝手に思っていたのが、入社したら営業だった。




営業を受け入れ、文句を言わずに一生懸命仕事をしていたら、

思わぬ異動の話しが・・・・。




新部署(人事総務)の立ち上げに伴い、私に声がかかった。




それを受け入れた結果、何が待っていたのか・・・。




そんなことを前回書きました。




人事総務に異動になってから3か月後、新入社員が20名程

入ってきたのです。




当然、新入社員研修を行います。




トレーナーは、自社の教育事業部の責任者が行う、・・・・・




はずでした。




それが、急な仕事が入ったため、その責任者が出来なくなったのです。




営業部の人たちは、お客様対応があるので皆、忙しくしております。




ということで、その代理で声がかかったのは私だったのです。




教育トレーナーなんて、やったことがありません。




やる自信なんて到底ありません。




「できません」と、言えないこともなかったのですが、

「やってみたい」とは思ったのです。




それは、なぜか?




受講者として、研修をとても楽しく受けた記憶はあったからです。




ということで、引き受けてみたら、とても楽しかったのです。




そして、不思議な体験が・・・・・。




次に何をしゃべるのか、次々と浮かんでくるのです。




まるで、何かに動かされるように。




結果的には、良い評価をいただきました。




その時に思ったこと。




研修トレーナーの仕事って、なんて面白いんだ!




教育の仕事は、私自身、勝手に天職だと思っています。




その天職に出逢えたのは、どうしてか?




それは、与えられた目の前のことを、まずは、受け入れてやって

みること。




すると、想定外のことが起こり、、それも受け入れていった

先に、本当にやりたいことが見つかるのだと思うのです。




石の上にも3年という諺(ことわざ)があります。




すべての運命を自分の思い通りに、イヤなことを避けて、

自分の天職にありつくのは、私は無理だと思っています。




運命は委ねることも大切です。




特に、最初の頃は、あまり自分の判断だけで、好き嫌いを

決めない方が良いと思うのです。