カッコいいと思われたいために、当時、人気NO.1業種だった
広告マスコミ業界に足を踏み入れたのが30年前。
学生の勝手な思い込みで、制作的な仕事と思っていたのが、
営業だった。(同期新人10人も同じ認識でした)
そんなことを前回書きました。
では、その後のことを。
皆、騙されたいう想い【学生の勝手なイメージですが】の中、
1年後、同期は半分の5名になっていました。
私も残ったひとりでした。
残った5人と、辞めた5人。
騙されて入社した、という同じ想いからのスタートでしたが、
何が違ったのか?
例えば、私。
学生時代は、体育会ラグビー部に所属していました。
当時の体育会系は、理不尽さがまだまだ残る時代。
特に1年生2年生の時は、理不尽が当たり前田のクラッカー(古~)。
どうも、私の心は、理不尽なことがあって普通、という感覚だったのです。
よって、自分の想いが優先されることなく、すんなり、現状を
受け入れることが出来ていたようです。
そうです。
同じように騙されたという想いがあったとしても、現状を
受け入れるか受け入れないかが違ったのです。
自分が本当にやりたいことに出逢うか出逢わないかは、
この理不尽なことも含め、現状を受け入れていくかいないか
にかかっていると思うのです。
いきなり結論的なことを書きましたが、なぜそう言えるのかをもう少し。
営業という仕事を受け入れ、ともかく目の前のことを一生懸命
やっていました。
入社して4年目。
入社した当初は27名だった社員が、あっという間に100名を
超えていたのです。
そろそろ全体を統制する部署の必要性が出てきました。
ということで、人事総務という部署を創ることになったのです。
ある日、社長に言われたのが、
「人事総務の部署を創ろうと思うので、俺と一緒にやらないか!」
人事総務の仕事がどんな仕事か、全く知りません。
もっと言えば、世の中に人事総務という仕事がある、という
こと自体認識していませんでした。
しかし、不安よりも、そういう重大なポジションに選んでもらえた
というありがたさから、即、引き受けたのです。
ここでも、『受け入れる』を実践したことになりました。
すると、・・・・・。
長くなりますので、この続きはまた明日に。