恐怖の正体との向き合い方 | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

私の中に存在する、

『特別な才能もなく、取り柄もない、些細なことが気になる器の

小さなダメ人間』という想い』




心理学の先生をしていた私にとっては、この存在を認めるわけ

にはいかなかった。




この存在をうっかり外に出してしまえば、受講生は誰も私を先生

とは認めない。




そんな観念に縛られていたことを昨日書きました。




本日は、この恐怖の正体とどう向き合っていったら良いかに

ついて書いてみたいと思います。




まず、最初に押さえておきたいことは、私のような上記観念

(特別な才能もなく、取り柄もない、些細なことが気になる器の

小さなダメ人間という想い)に近いことに囚われている人は

たくさんおられます。




当然、心理学教室にもそういう人がおられます。




その人たちの観念に気付いてしまうと、私はどうしようとしてしまうのか?




自分の中に抑圧したものを他人に見ることを、心理学用語で

シャドー(投影)と言います。




その観念が許せないのです。

受け入れることが出来なかったのです。




よって、すぐにその観念を指摘して、治そうとしてしまうのです。




自分のこと(私のこと)は棚に上げて・・・・・。




受講生は自分のことを受け入れてもらえない先生のもとから

去っていきます。




結局のところ、私の中にある観念を隠したところで、良い結果

は得られないということがわかると思います。




人は誰でも自分のことを受け入れてもらいたいものです。




人のことを受け入れるためにはどうしたらよいか?




それは、・・・・・。




誰よりも私が私のことを受け入れることが必要なのです。




『特別な才能もなく、取り柄もない、些細なことが気になる器の

小さなダメ人間』




これをそのまんま受け止めるのです。




『特別な才能もなく、取り柄もない、些細なことが気になる器の

小さなダメ人間』のままで。




目の前のことで、今できることを精一杯やる。




小さな雪玉も転がしていったら、やがて大きな雪玉になります。




まずは、小さな雪玉(特別な才能もなく、取り柄もない、些細な

ことが気になる器の小さなダメ人間)の存在を慈しみことから

新しい自分を花咲かせていくのです。